［E3 2010］「Castlevania」や「METAL GEAR」ほか，大小入り乱れて多くの作品が展示されていたKONAMIブースで見かけたちょっと粋なゲーム

　先日開催されたE3カンファレンスで，「METAL GEAR SOLID RISING」（PC / PS3 / X360）や「Silent Hill」を始めとした数々のタイトルの新情報を発表/公開したKONAMI。South Hallに構えた大きなブース内では，カンファレンスでファンを沸かせたそれらのタイトルの出展こそなかったものの,
「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」や「Castlevania 〜Lords of Shadow〜」（PS3 / Xbox 360）などを中心に，自社および傘下のハドソンのタイトルを展示していた。


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　ちなみにブース内は，ハイエンドなゲームからXbox Live Arcade用のゲームまで，大小入り乱れた状態でプレイアブルで展示されていたのだが，なかでも個人的に「面白い」と感じたのは，「Hard Corps: Uprising」（PS3 / X360）というXbox Live ArcadeおよびPlayStation Network用のタイトルだ。

「Hard Corps: Uprising」

　本作は，昔ながらのベルトスクロールをベースとした2Dアクションゲームで，最大2人での協力プレイが可能なアーケードゲームライクな作品。銃を撃ちながらステージを進んでいき，節目節目でボス戦をこなしていく。2Dベースながらも3D的な演出が施された，いわゆる“2.5D”的なグラフィックスもなかなかで，昔ながらのベルトアクションが好きだという人には，要チェックなタイトルだといえよう。

　まだ開発中という本作ではあったが，展示されてたバージョンですでに過不足なく遊ぶことができる状態。リリースは2010年中を予定しているとのことだったが，もしかすると，案外早いタイミングで遊べるようになるのかもしれない。ちなみにデベロッパは，「BLAZBLUE」（PS3 / X360）など数々の2D対戦格闘ゲームを手がけているARC System Works。うーん，なるほど！

「Lost In Shadow」

　KONAMIブースの中でも来場者の注目度が高かったのが，この「Lost In Shadow」。影をテーマとしたユニークな発想や，その独特の要素を存分に活かしたギミックはもちろん，幻想的な雰囲気が特徴的なタイトルだ。日本では，「影の塔」の名前で2010年7月22日に発売予定。

「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」

　日米共にすでに発売されている「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」。国内では，現時点で70万本を超えるヒットを記録している本作だが，比較的PSP市場が厳しい北米やヨーロッパでどう評価されるのか。ちなみに海外メディアの評価をまとめたmetacritic.comでは，100点満点中87点と貫禄の高評価。またプレイヤーサイドでも評判はかなり良いようで，さすがはメタルギアといったところ。

「Castlevania 〜Lords of Shadow〜」

　「悪魔城ドラキュラ」（欧米では「Castlevania」）シリーズの最新作。すでに「こちら」にプレイレポートが掲載されているが，今回のKONAMIブースでは一番大きな扱いとなっていた。開発元はスペインに拠点を構えるMercurySteamで，小島プロダクションがそのバックアップを行うという形だ。写真は朝方のものなので人が少なく見えるが，KONAMIブースでは一番の注目作となっており，ブースの周囲には常に来場者が群がっていたのが印象的。

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「CASTLEVANIA HARMONY OF DESPAIR」（Xbox 360）