スチャダラパーのBOSEさんによるトークショーも開催された「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」試遊体験イベントの模様をレポート

　ソニー・コンピュータエンタテインメントは2009年10月10日～12日の期間，ヨドバシカメラ マルチメディア秋葉原の1階エントランスにて，PlayStation 3用ソフト，「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」の試遊体験イベントを開催した。
　10月11日には，ニコニコ生放送での実況プレイ配信やテレビCMなど，本作のプロモーションに起用されている人気ヒップホップユニット，スチャダラパーのBOSEさんを招いたトークショーも行われた。

試遊コーナーも盛況。トークショーの後，順番待ちの列に加わる人が多く見られた

関連記事：［TGS 2009］PS3史上屈指の名作になるか？ 「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」プレイレポート

関連記事：「アンチャーテッド」ニコ動でスチャダラパーBOSEさんが実況プレイ

「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」公式サイト

本能が冷や汗をかき，BOSEさんが腋汗をかく？

アキバに出現した“秘宝館”でのトークショー

スチャダラパーのBOSEさん

　当日は休日ということもあって，ヨドバシカメラ周辺は非常に賑わっており，1階エントランスで奇妙な存在感を放つ「秋葉原秘宝館」に，人々は興味津々の様子だった。

　トークショーは，ニコニコ生放送で配信された実況プレイの映像をモニタで上映しつつ進行。BOSEさんは，まず本作をプレイした感想について「家ではいつも20インチのアナログテレビでゲームをやっているのですが，ハイビジョンでやってみると絵がとにかく凄かったです」と語り，またアンチャーテッドの主人公について「血だらけでも頑張るという，自分とは一番遠いキャラクターですね。僕はもっぱら家でコントローラーを握るタイプです」とコメントしていた。


　映像が市街戦のシーンに差し掛かったところで，「「クラッシュ・バンディクー」みたいに色々なところに登れるのが面白かったですね」と，プレイを振り返ったBOSEさん。本当にプライベートで色々なゲームをプレイしているであろうことがうかがえるコメントだったが，実際に本作は「クラッシュ・バンディクー」を制作したスタッフが手がけているとのことだ。
　次に銃撃戦のシーンでは，盾を持った強敵について「正面から撃っても倒せないんですよね。回り込んだり，手榴弾を使わないと。でも，倒したらそいつの盾を奪えるというのが良かったです。無敵なんじゃないかと！」と語ったBOSEさん。奪った盾を装備しての戦闘シーンは配信時のユーザーの反応も良かったらしく，BOSEさんもかなりお気に入りの様子だった。


　また，ニコニコ生放送では試遊バージョンにない「走行中の列車の上で戦うシーン」を流したとのことで，その感想について「走っている列車の上に乗っていると，信号機とか障害物が来るじゃないですか。アレに当たって死ぬのが一番嫌ですね（笑）」と語った。さらに，「“本能が冷や汗をかく”というキャッチコピーになっていますが，僕は腋汗をかきました」とコメントし，会場の笑いを誘っていた。
　
　ちなみに秘宝館の周りには，探検隊のコスチュームに身を包んだスタッフのお姉さん達がいたのだが，BOSEさんはそのことについて「かわいらしいですよね。探検の格好には昔から憧れがありまして，僕らもライブで着たりしました。まぁドリフですよね！　歩いているとワニに股をパカッと噛まれるという（笑）。そういう格好ですよね」と延べ，一部の年代の方々をウンウンと頷かせていた。


　そして最後に，BOSEさんが「まさにキャッチコピーどおり本能が冷や汗をかき，あと腋汗が出ます。ゲームも色々進化しましたが，そのなかでも本作は絵やムービーが素晴らしいですね。ここまでできるのかと衝撃を受けました。ぜひみなさん予約してください」とメッセージを述べ，トークショーを締めくくった。

ゲームに登場する様々な“秘宝”も展示されていた