日本語版で北朝鮮軍と戦えるとは！　スパイク，度肝を抜く背景設定の話題作「Homefront」の日本語版をPS3/Xbox 360に向けて2011年春に発売

　スパイクは本日，欧米で2011年3月に発売予定のFPS「Homefront」の日本語版を，PlayStation 3およびXbox 360に向けて，2011年春に発売すると発表した。価格は未定で，CEROレーティングはD（17歳以上対象）。

　“北朝鮮がアメリカに侵攻する”という度肝を抜く背景設定が話題のFPS「Homefront」。ゲームでは，占領下の悲惨なアメリカが描かれ，プレイヤーはアメリカ側で活動するレジスタンスの1人として，北朝鮮軍に挑むことになる。ちなみに，この不気味な作品のシナリオを担当するのは，「地獄の黙示録」の脚本で知られるジョン・ミリアス氏。氏のシナリオが，最新技術によって描き出される崩壊した世界に高いリアリティを与えているという。

「Homefront」公式サイト

　現実世界でも東アジア情勢の緊張が高まっているだけに，“北朝鮮vs.アメリカ”という構図には，日本人として少し複雑な心境になるという人もいるだろう。その一方で，「いや，普通に超面白そう」と思っている人も多いはず。歴史のifと割り切れば（というかifなんだけど），これほど興味をそそられるモチーフはそう多くないのではないだろうか。

　そんな話題作が，なんと音声・テキスト共にローカライズされた日本語版で遊べてしまうという。しかも欧米での発売からそれほど待たされることのない，“春”というスケジュールだからたまらない。
　すでに「こちら」にオープンしている公式サイトでは，実写映像を交えて“ガチ感”を強めたシリアスタッチのプロモーション映像をチェックできる。背景設定だけでなく，最大32人でのマルチプレイや架空のハイテク兵器の登場など，FPS作品として見るべき点ももちろん多いので，気になる人はぜひ注目しておいてほしい。

■商品概要

タイトル名：HOMEFRONT
対応機種：PlayStation 3 / Xbox 360
ジャンル：First-Person-Shooter
発売日：2011年春発売予定
希望小売価格：未定
プレイ人数：オフライン：1人/オンライン2〜32人
年齢別レーティング（CERO）：D
ローカライズ：音声、テキスト共に日本語
開発元：THQ(KaosStudios)

■大朝鮮連邦の侵略により無残に荒廃したアメリカ――。

卓越したカリスマ性と権力を持った指導者の出現により、圧倒的な軍事力でアジア各国を併合した大朝鮮連邦。一方10年以上に渡る経済の悪化が続くアメリカは、遂に軍をアジアから撤退。そして2027年、朝鮮人民軍（KPA）によって打ち上げられた新型衛星からのEMP（電磁パルス）攻撃により、アメリカ全土の電気通信コミュニケーション網は遮断。ライフラインを破壊され脆弱となったアメリカは大朝鮮連邦による占領状態に陥っていた…。
本作において、プレイヤーはレジスタンスの一員となり、アメリカを占領している朝鮮人民軍に挑むこととなる。


過激な舞台設定と重厚なストーリー、そして激しい闘いを描くFPSゲームの新機軸が日本上陸。その衝撃的な内容は、北米での発表以来、国内でもNHKのドキュメンタリーやニュースバラエティ番組で取り上げられるなど、大きな話題となっている。その挑戦的で緻密な世界観と確かなクオリティが体験できるのは、もうすぐだ。

★SINGLE PLAYER

侵攻されたアメリカ本土を舞台に、プレイヤーの感情を激しく揺さぶる重厚なストーリーとドラマ性に主眼を置いたシングルモード。
朝鮮人民軍（KPA）に拘束された主人公を乗せた護送車が、突然の襲撃に遭遇。襲撃は“ある計画”を進めるレジスタンスによるものだった。この運命的な出会いを通じ、主人公はレジスタンスとともに大朝鮮連邦と戦うことになるのだが…。

最大32人が対戦可能!!広大な戦場を生き抜け!!

★MULTIPLAYER


マルチプレイでは、同時に2〜32人が対戦可能。広大なマルチプレイマップを戦場に、他に類を見ぬ大人数による緊張感溢れる戦いが繰り広げられる。
本作の特徴として、プレイ中に獲得できるBPというポイントを使うことで、「ドローン」と呼ばれる遠隔操作可能な兵器や装甲車や戦車、ヘリといった搭乗兵器を戦闘中に購入可能。これにより戦いの序盤は兵士で戦闘をおこない、BPが貯まってきた中盤ではドローンや戦車が出現、最終的にはヘリが飛び交う大規模戦闘に発展するというように、戦況と戦いの規模が次第に変化していくぞ。戦況を判断しつつ武器の選択や立ち回りを戦略的に行い、勝利を手中に収めるのだ！

豊富な武器と搭乗兵器を駆使し戦略的に戦え!!

★WEAPON＆VEHICLES


本作には多数の実在の兵器が登場（舞台設定が2027年なので架空の兵器も存在）。銃火器にはスコープなどのアタッチメントを装着することもできる。またヘリコプターや戦車などの搭乗兵器も登場し、プレイヤーは乗り込み操作が可能。豊富な武器と搭乗兵器を駆使することで、戦略的な戦いを行うことができるのだ。

「Homefront」公式サイト