Kinect for Windowsが日本語音声入力に対応。最新バージョンの1.5は，2012年5月末に公開予定

　Microsoftは北米時間の2012年3月26日，Kinect for Windowsの公式ブログをアップデートし，最新情報を公開した。Kinect for WindowsチームのジェネラルマネージャーであるCraig Eisler氏の書き込みによると，公開が予定されているKinect for Windows SDK（ソフトウェア開発キット）の最新版「1.5」は，新たにフランス語，スペイン語，イタリア語，そして日本語の音声入力に対応することになるとのこと。
　さらに，各地域に対応したランゲージパックも用意され，例えば同じ英語でも，イギリス英語，アイルランド英語，そしてニュージーランド英語など，地域ごとに使い分けられるという。

　現在開発中のバージョン1.5では，プレイヤーが座った状態で頭と首，腕などの動きを個別にキャプチャできるなど，さまざまな新機能が実装される予定だ。

　これまでにも，日本語が使えるKinect専用ゲームは数多く発売されているが，PC向けのSDKが対応してくれたことにより，ソフトウェア開発の可能性はさらに広がるだろう。バージョン1.5のリリースは2012年5月末が予定されている。詳しくは，公式ブログを参照してほしい。

Kinect for Windows Blog「What's Ahead: A Sneak Peek」