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Kinect向けのプログラム作成を可能にする「Kinect for Windows」の商用版が,2012年の早い段階に公開予定。すでに,世界中の企業から引き合いが
これは,Xbox Liveの公式広報ブログである「Major Nelson」の,10月31日付のエントリーに記載されたもので,すでにトヨタや北米の大手出版社であるHoughton Mifflin Harcourt,大手広告代理店のRazorfishなど,世界の200社以上がパイロットプログラムに参加しているという。今後,このパイロットプラグラムにおいてKinectの持つさまざまな可能性が探られていく予定だ。
Xbox 360向けに作られたKinectは,音声とジェスチャーでゲームを操作するというまったく新しいコンセプトの入力デバイスで,プレイヤーの位置や動きだけでなく,表情や声まで認識するという,考えてみれば,かなりすごいセンサーだ。2011年3月には,北米で800万台以上のセールスを記録しており,「発売後60日で最も売れた家電製品」としてギネスワールドレコードに掲載されているとか。
エントリーによれば,β版の公開で,新しい発想によるKinect向けのアプリケーションが数多く生まれ,応用の幅が広がったという。これをMicrosoftは「Kinect Effect」(Kinect効果)と呼んでいるが,商用版の登場で,今後さらにKinect効果が広がっていくと記事は予想している。
2010年11月にワールドワイドで発売されたKinectは,もうすぐ発売から2年目に突入することになる。住環境の違いや,低年齢層向けのタイトルが多いことから,日本での普及は今一つという雰囲気だが,今後,思わぬところでKinectセンサーを見かけるようになるのだろうか。お手軽に買えたり使えたりするものなら,私も(あるいは,わが社も)という人も多いかも知れないので,続報を待ちたい。
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