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LEFT 4 DEAD 2 日本語版
  • ズー
  • Valve
  • 発売日:2009/11/19
  • 価格:7329円(税込)
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印刷2009/12/28 11:37

攻略

Left 4 dead 2 連載 / 第3回:沼地で連チャン大当たりのゾンビ大フィーバー

ガリガリババァと顔色の悪い奴ら
第3波:沼地で連チャン大当たりのゾンビ大フィーバー

 男として生まれたからには,死ぬまでに一度でいいから,若い女の子達にキャーキャー言われながら,もみくちゃにされてみたい。世の男達の大半は,そう思っているに違いない。それも年がら年中はイヤだから,こっちが望む時間だけそうしてほしいとか,勝手なことを思ってるはずだ。
 そんな叶うはずもない願望を満たしてくれるのが,この「LEFT 4 DEAD 2」(以下,L4D2)である。もうアウーアウーいわれながら,もみくちゃにされちゃってデヘヘヘ,よせやい。まぁ若い女の子じゃなくてゾンビなんですけどね。
 というわけで今回は三つめのキャンペーン「スワンプ・フィーバー」を見ていこう。

 

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スワンプ・フィーバー(Swamp Fever)

 

 なんとか念願のヘリに救助された4人の生存者達。これでもう安心かと思いきや,あろうことかヘリのパイロットが感染していたのだ。こりゃもうどうにもならん,てことで,ニックがパイロットを撃ち殺したのだが,不時着したのはどことも分からない沼地だった。どうやって不時着したのかは,決して触れてはならん部分である。

 

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Chapter 1 木材工場
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 「なんでパイロットを撃ち殺したんだニック!」と憤るエリスに,「一旦ゾンビになったら,いい仕事なんて出来るわけないよな?」と,いつもどおり冷静に語るニック。そりゃゾンビの操縦に期待するのもアレなので,ニックの言い分はもっともである。

 とりあえず列車の貨車からのスタートとなる。準備ができたら,まずは目の前にあるガソリンスタンドへ。アメリカのガソリンスタンドってビール売ってるんだな〜と感心しながら通過し,通りを進んでいこう。
 この通りにある雑貨屋のジュークボックスでは,実際に音楽を聴ける。運が良ければ(?)みんな大好き“The Midnight Riders”の曲も聴けるかもしれない。

 

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 その先にはフェリーの渡し船がある。対岸に行くにはフェリーに乗っていく必要があるようだが,フェリーを手繰り寄せるウインチのスイッチを入れると,その音に反応してクレッシェンド・イベントが発生する。

 

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 対岸に着いたら,あとは木でできた桟橋を辿っていけばいい。途中で分かれ道があるが,アイテムがある場合が多いので右に行ったほうがいいだろう。もちろんどちらに行っても,すぐに合流するので問題はない。

 さらに沼地をしばらく進んで陸地に上がれば,下水の排水パイプの中に避難所を発見できるだろう。

 

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Chapter 2 沼地
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 ここからはいよいよ本格的な沼地となり,このキャンペーン特有の通常感染者「マッドマン」(Mudman)が登場する。泥にまみれた姿をしており,犬走りで迫ってくるのですぐ見分けはつくのだが,こいつに殴られると顔に泥がついてしまい,しばらく視界が削がれてしまう。

 このチャプターでは,桟橋がないので少しばかり迷いやすい。ブッシュのせいで視界は悪いが,方角をしっかり見極めながら先に進んでいきたい。

 

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 しばらく進むと墜落した飛行機があり,行く手を遮っている。主翼部分の非常ハッチを開けると先に進めるのだが,これはもちろんクレッシェンド・イベント。ハッチのレバーを引くとドアが吹っ飛び,警報が鳴る。これに反応してゾンビの大群がやってくるのだ。

 その先は水に浸かったまま進まなければならない場面もあるのだが,ここで注意したいのはウイッチだ。なんせ座って泣いているので,体が水面に出ていないのである。このあたりで彼女の泣き声がしたら,充分に注意して進むしかない。

 

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 岸に上がると,明かりがついていて,電気があることに気付く。誰か生存者はいないかと叫ぶが,ここで生存者ではなく避難所を発見することになるだろう。

 

Chapter 3 貧民街
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 ここは沼地の貧民層が暮らす,ちょっとした集落だったようだ。4人が見たのは大量の村民の死体ばかりで,残念ながらここにも生存者はいないようだ。避難所を出てすぐの広場は進む方向が分かりづらいが,ここから先は基本的に,明かりがある方向に進めば間違いない。

 

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 しばらく進むと遊歩道のような桟橋があるが,このあたりからは外灯を頼りに進んでいくといい。遊歩道が終わって,桟橋を辿っていくと,沼の住民達が生活していたであろう小屋が立ち並ぶ集落がある。ここの行き止まりになった小屋から次の小屋に行くには,跳ね橋を下げる必要がある。レバーを引くと橋がゆっくりと下がってきて,きしみ音に反応してラッシュが発生する。

 

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 あとは小屋を通ったり,屋根を通ったりしながら進み,陸地に上がってしばらく進むと,避難所となっている小屋を発見できる。このチャプターはわりと短めだ。

 

Chapter 4 プランテーション
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 避難所を出て,沼地を抜けると,先ほどの貧民街よりは裕福そうな集落になる。この集落を道沿いに進み,集落の外れにある道沿いの,大きなトラクターがあるあたりから左に入ってみよう。そこには広い庭があるのだが,その先に大きな屋敷が目に入るだろう。この屋敷は玄関からは入れないので,玄関横にある工事用足場のハシゴで,2階から内部に侵入しよう。

 

 ここから裏庭に出ると見事な庭園が広がっているが……ここがこれから始まる惨劇の舞台となる。まずは屋敷や庭園に置かれたアイテム類で準備を整え,庭園の裏門に設置されている無線機を操作しよう。バージルという男が応答し,懐かしい生身の人間の声に歓喜して,助けに行くからと現在地を聞いてくる。ここでもう一度無線機を操作すれば現在地をバージルに伝えられるのだが,それと同時にすさまじいラッシュが発生する。

 

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 ちなみに屋敷の2階には固定されたマシンガンが設置されている。迫りくる感染者どもを一掃するのに使用するのも一つの選択肢ではあるが,掃射できる範囲がさほど広くない,連射を続けるとオーバーヒートしてしばらく使えなくなってしまうなどの理由から,マシンガンは期待するほど使い勝手が良くない。使うなら仲間と十分に戦術を打ち合わせておこう。

 

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 さて,ボートが救助に来てくれるまでのあいだ,なんとか持ち堪えなければならないが,ここではタンクが複数同時に現れたり,倒してもすぐに次のタンクが登場したりなど,非常に厳しいものがある。まともに相手していてもキリがないので,ボートが到着したらアドレナリンを注射して感染者を振り切り,一気にボートに乗って脱出しよう!
 陸路,空路ときて,お次は水路での脱出だが,果たして……?

 

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L4D2のゲームモード

 

協力プレイ
キャンペーン(Campaign)
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 ほかのプレイヤーとの協力(Co-op)により,AIが操る感染者群と戦い,キャンペーンごとに設定された最終目的を果たす。ほぼすべてのL4D2プレイヤーが一番長くプレイするであろう,最も基本的なゲームモードで,本作のゲーム性を端的に実感できるはずだ。プレイヤーは生存者4人をそれぞれ操作し,人数が足りない部分はAIが操作する。途中参加の場合は,ゲーム中でもAI生存者がプレイヤーに置き換わる。難度はEasy,Normal,Advanced,Expertの4段階だ。

 

リアリズム(Realism)
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 基本的な部分はキャンペーンとまったく同じだが,よりハードなプレイがお好みの御仁向けのモードだ。感染者がヘッドショットしないとなかなか倒れない,プレイヤー名が表示されない,生存者のシルエットが表示されない,アイテムも近よらないとシルエットが表示されないなど,本作の現実を超えた親切要素が利かなくなる。リアリティの追求というよりも,むしろマゾヒスティックなプレイモードだ。通常のキャンペーンと同じく難度の設定が可能だが,リアリズムモードの難度“Expert”なんて,もう狂気の沙汰である。ちなみにこのモードでは,ウイッチに殴られると即死する。

 

シングルプレイヤー(Single-Player)
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 Campaignがほかのプレイヤーとの協力プレイなのに対し,Single-Playerは文字どおり一人で遊ぶモード。ほかの生存者をAIが担当する以外は,Campaignとまったく同じと考えていい。他人に気兼ねなく自由なプレイを楽しめる半面,AI生存者は前作と比較してもかなり「使えない」仕様になっている。筆者はほかのプレイヤー名が写るのを避けるため,連載記事用のスクリーンショットを撮るときは基本的にこのモードの難度“Normal”でプレイするのだが,より難度が高い後半のキャンペーンに進むにつれ,そろそろAIの仲間達の面倒を見るのには限界を感じている。

 

サバイバル(Survival)
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 ほかの生存者と助け合って,チームがどれだけ長く生き延びられるかを計測するモードだ。4人のうち最後の1人が死亡した時点で終了となり,その時点のタイムに応じてメダルが授与される。ちなみにメダルは4分でブロンズメダル,7分でシルバーメダル,10分でゴールドメダルとなっている。
 このモードは,いったんスタートすれば果てしないラッシュが待っている。4人の連携はCo-op以上に重要で,一人でも勝手な行動をすれば,すぐに全滅の憂き目に逢う。ふんだんに用意されているアイテム類をいかに活用するかも重要だ。
 ちなみに,生存者の一人がAIになるだけでも相当きつくなるので,4人揃ってから開始することをお勧めしたい。

 

対戦モード

 今回は「LEFT 4 DEAD 2」で楽しめる対戦モードの数々を紹介しよう。「リアリズム」「スカベンジ」の二つは前作にはなかった新モードだ。

 

対戦(Versus)
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 生存者チームと感染者チームが交互に入れ替わって,互いのチームのスコアを競うゲームモードだ。生存者チームは通常のキャンペーンと同じように進めていけばよいが,感染者チームの動向を読む必要はあるだろう。
 一方の感染者チームは,特殊感染者になって生存者を苦しめるのが仕事だ。どれだけチームに貢献したかでスコアが決まる。どの特殊感染者になるかは自動で割り振られるが,たまにタンクにもなれるので,ここぞとばかりに生存者をブッ飛ばしてやろう。もちろん,いくらタンクとはいっても,単体では蜂の巣にされるのがオチなので,ほかの特殊感染者との連携が重要だ。うまく生存者を全滅させたときの快感は,ほかでは味わえないものがある。

 

 

スカベンジ(Scavenge)
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 生存者チームと感染者チームに分かれて,生存者チームが散らばっているガソリンタンクを拾い集め,発電機に注いで,いかに長く生存できるかを競うモードだ。あらかじめ制限時間が決まっているが,発電機に燃料を注ぐと制限時間が延長されるというシステムだ。
 感染者チームは,もちろん生存者がタンクを拾い集めるのを阻止する役である。ちなみにこのガソリンタンクはSpitterの胆汁で燃やすことができる。特殊感染者の目的が具体的なので,なかなか楽しめる対戦モードだ。

 

 

 

正月はおせちもいいけどゾンビもね!

 

 バージルのボートに拾われ,九死に一生を得た生存者達4人。だが例によって,これで安心とはいかないのである。次回はなんと嵐の中でおつかいだ! 生存者達の奮闘はまだまだ続くのである。

 と,まぁ今回をもって今年の連載は終わりである。次回は正月明けの1月12日(火)から再開となる。除夜の鐘を聞きながらおごそかにゾンビ退治をして,良い年をお迎えください。

 

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■■Kobs(ライター)■■
「LEFT 4 DEAD 2」とは関係のない話だが,来年中学に上がるKobs家のお嬢さんが,このところ写真を撮ろうとすると顔を隠すようになり,年賀状用の家族写真に困っているらしい。狩るだの撃つだの殺伐とした話題の多い4Gamerにおいて,なんとも微笑ましいお話である。
  • 関連タイトル:

    LEFT 4 DEAD 2 日本語版

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    レフト 4 デッド 2

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