スクウェア・エニックスは,9月16日に発売が予定されている
PC/
PlayStation 3/
Xbox 360用アクションシューター
「フロントミッション エボルヴ」の新情報を公開した。
今回明らかになったのは,
「バトルスキル」や本作に登場するキャラクター,兵器についての情報だ。
本作では武器ごとに最大3つのスロットがあり,そのスロットに任意のバトルスキルを設定できる。バトルスキルには,公開されているスクリーンショットで確認できる「着弾時に燃え上がり50%の追加ダメージを与える」という効果の「ファイアショット」のほか,ショットガンの射程を広げ,弾丸の拡散を抑える「ロングショット」,敵の命中率を低下させる「パニックショット」,ミサイルのロックオン時間が短縮される「ホーミング」などがあるようだ。
スキルは1〜3までのレベルが用意されており,レベルが高いものほど効果も高いが,そのぶん必要となるスロットも多い。レベル3のスキルを1つ設定するか,もしくは低レベルのスキルを複数設定するかはプレイヤー次第だ。
スキルは基本的に,シングルプレイでは進行度合いに応じて,マルチプレイでは階級が上がると使用可能になるとのこと。中には,特殊な条件を満たさなければ使えないスキルも存在する。
スキルを発動すると,決められた時間内でのみ効果を発揮する。画像の左上,右上に表示されている武器アイコンの隣にある,オレンジ色の半円のゲージがスキルの制限時間だ
![画像集#005のサムネイル/「フロントミッション エボルヴ」,武器に「バトルスキル」をセットして戦いを有利に進めよう](/games/092/G009240/20100806003/TN/005.jpg) |
また,マルチプレイに関しては,対戦が行われるマップのスクリーンショットが4点公開されている。詳細は明らかにされていないものの,市街地や山岳地帯,雪の積もったマップ,基地か工場のように見えるマップなど,バリエーションは豊富な様子。さまざまなシチュエーションでの対戦が楽しめるのではないだろうか。
そのほか,武装組織「ダモクレスの剣」を作り上げたキャラクター
「コーネリアス・ヴェルナー」や,ストーリーに関わる
「ファントム事件」,そしてゲームに登場する兵器の紹介を以下に掲載するので,こちらも確認しておこう。
Cornelius Werner
(コーネリアス・ヴェルナー)
Age:32
かつてはU.S.N陸軍に所属。
冷酷無情なアジテーター。
軍から去ってわずか2年で巨大な武装組織「ダモクレスの剣」をつくりあげ,その首魁として無目的な殺し合いを謳い,あらゆる国家に闘争をしかける。
ファントム事件
U.S.N.軍によるE.D.G.E.システムの実験中に起きた,アデラの記憶の欠落の原因となっている事件で,多くの軍人や民間人が犠牲となった。コーネリアスが深く関わっていた様で,U.S.N.軍を離れ武装テロ組織を作る一因になったと見られる。准将ゴドウィンやE.D.G.E.開発者であるアランも何かしらの関わりがあったと思われるが…?
また,コーネリアスとアデラは面識もあった様子。ディラン達の前に度々姿を表してはE.D.G.E.を使うよう仕向けるその目的とは?
ファフニール
ダモクレスの剣の超大型機動兵器。ミサイルやロケットといった物の他に,光学兵器や,着弾時に電磁パルスを放つミサイル等の特殊な兵装も持つ。
さらには内部にヴァンツァーも搭載しており,適宜発進させることができ,小さな移動要塞の様でもある。
デスマッツ(Desmatz)
当初はEMPバックパック装備前提の後方支援機として生産され,主に偵察用として使用されていたが,4脚の安定性と運動性能が予想以上に評価され,脚部は4脚の代表パーツとなった程である。
4脚パーツは2脚に比べパーツ数が多く,どうしても高価になってしまうのだが,前後左右という方向を無視した移動が可能になるため,ヴァンツァー初心者でも操作しやすいというメリットがあり,民間教習や軍事訓練などでも広く使用されている。
グリレゼクス(Grille 6)
耐久度に難があるが,新兵でも扱い易い操作性と,射撃の命中精度に重点を置いた機体性能の評判が良く,バージョンアップを繰り返しながら生産され続けている機体。
軍で評判だった操作性は民間にも及び,装甲の軽さが逆に幸いして,比較的安価での販売が可能となったため,作業用としても普及している。メタンエンジンが普及後は民間販売用は全てメタンエンジンが搭載された。