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「Fast IPS」液晶パネルで360Hz表示が可能なeスポーツ特化型ディスプレイ「AW2724HF」がDellから
税込の直販価格は順に5万9800円,6万9800円である。
AW2724HFは,解像度1920×1080ドットで垂直最大リフレッシュレートが360Hz,中間調(Gray to Gray)応答速度が最小で0.5msという高速表示が可能な「Fast IPS」液晶パネルを採用するのが最大の特徴だ。高フレームレートが効果を発揮するeスポーツ向けFPSやTPS,MOBAなどで役立つだろう。
また,AMD独自のディスプレイ同期技術「FreeSync Premium」や,FreeSyncを基にしたVESAのディスプレイ同期技術「Adaptive-Sync」にも対応しているほか,HDR映像の表示も可能だ。
また,新型のスタンドを採用しているのも特徴で,六角形をした小型の台座により,スタンドが机上で邪魔になりにくいという。
スタンドの可動範囲も広く,左右回転(スイーベル)や上下回転(チルト),高さ調整に加えて,縦方向に回転(ピボット)して縦表示にもできる。
高リフレッシュレート表示に対して解像度は低めなので,eスポーツゲーマー特化型のディスプレイと理解していいだろう。
一方のAW2724DMは,垂直最大リフレッシュレートこそ180Hzと高めであるものの,どちらかと言えばゲームの映像美も楽しむためのディスプレイである。
AW2724DMの解像度は,AW2724HFよりも高い2560×1440ドットだ。Fast IPS液晶パネルを採用しており,VESAのHDR関連規格である「DisplayHDR 600」認証を取得した明るいHDR映像を表示可能な点も特徴である。
AMD独自のディスプレイ同期技術では最上位に当たる「FreeSync Premium Pro」認証も取得しており,Adaptive-Syncや,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC Compatible Monitors」認証も取得しているので,PC側のGPUを選ばずに可変リフレッシュレート表示を行えるのも見どころと言えよう。
筐体のデザインは,AW2724HFとほぼ同じで,スタンドも可動範囲が広く,台座は小型の六角形タイプである。ただ,筐体背面のエイリアンフェイスや「27」の数字に,カラーLEDイルミネーションが組み込まれている点は違いと言えよう。
DellのAW2724HF製品情報ページ
DellのAW2724DM製品情報ページ
- 関連タイトル:
Alienware
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(C)2012 Dell