イベント
「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 6 Pride of J」発売記念抽選会で行われた,プロデューサー山田理一郎氏のミニインタビューを掲載
「サカつく」シリーズ最新作となる本作は,Jリーグに所属するサッカークラブの代表としてクラブの運営や選手の育成,試合の采配などを行い,チームを世界一へと導いていくサッカー運営シミュレーションゲームだ。
プラットフォームをPSPに移したことで,いつでもどこでも手軽にプレイできるようになったが,ボリュームは据え置き機並み。また,オリジナルチームだけではなく,Jリーグ36クラブを“マイクラブ”として運営できるようになったことをはじめ新要素も満載だ。
ゲームの内容は,「こちら」や「こちら」の記事で詳しく紹介しているので,まだ見ていないという人は併せてチェックしてほしい。
発売記念抽選会では,イビチャ・オシム氏のサイン入りグッズをはじめ,サカつく特製ユニフォームなどのノベルティグッズが当たる抽選コーナーが設けられていた。
今回は,本作のプロデューサーである山田理一郎氏がさくらや新宿東口ホビー館に来店。このさい短い時間ではあるが話を聞くことができたので,(合同ではあるが)そのインタビューをお届けしよう。
「サカつく6」はシリーズ未経験でも気軽にプレイできる
――発売を迎えた心境をお聞かせ下さい。
「サカつく6」は構想期間を含めると3年くらいで,実質的な開発期間は1年ほどになります。この期間,「新しい『サカつく』とはどうするべきなのか」ということをずっと考えてきました。そんな本作ですが,おかげさまで体験版も好評で,本日こうやって発売を迎えられたことをたいへん嬉しく思っています。
――「サカつく6」のセールスポイントを教えてください。
山田氏:
Jリーグの36クラブを使えるようになったのが,一番大きなポイントだと思います。
またユーザーさんの中には,Jリーグが大好きという方もいれば,サッカーは好きだけど日本代表選手くらいしか知らないという方,サカつくのシミュレーション部分が気に入っているという方,いろいろな方がいらっしゃると思います。
本作では,そういったさまざまなニーズに対応すべく,オプションで選手の登場頻度を調整できるようにしました。そうしたことによって,より自分好みのスタイルでプレイできるようになったと思います。
また「サカつく」シリーズでは,以前から「ロード時間が長い」というご意見をいただいていましたが,データインストールをすることによって,かなりロード時間が短縮されます。ですので本作では,育成部分の楽しさを感じてもらいつつ,サクサクとテンポよくプレイできるようになったと思います。
またイビチャ・オシムさんがアドバイザーとして参加してくれていたり,ライバル監督にラモス瑠偉さんがいたりと,サッカーファンであればかなり熱くなる内容になっています。もちろん「サカつく」名物の秘書も充実しておりますので,たいへんにぎやかな内容です。
――ナンバリングタイトルである「サカつく6」をPSPで開発した理由を教えてください。
私達は,以前から「サカつく」をたくさんの人にプレイしてほしいと考えていました。であるならば,市場的にも成熟しているPSPがいいのではないかと思ったのが大きな理由です。またPSPというハードがシミュレーションゲームに非常にマッチしているという部分も挙げられます。
社会人の方は,腰を据えて長い時間プレイするということが,ライフスタイル的に難しくなってきていると思います。そういう意味では,時や場所を選ばないPSPというハードはベストではないかと。
PSPになったことで,据え置きハードに比べてボリュームダウンしたのでは,というご意見もあるかと思いますが,おそらく本作はシリーズでもっとも長く遊べるボリュームのタイトルに仕上がっていますので,ぜひプレイしていただきたいですね。
――今回収録されている選手数はどのくらいなのでしょうか?
山田氏:
実名選手で約4000名,すべて合わせると約1万4000名ですね。これは過去のナンバリングタイトルとほぼ同数に当たります。
――これからプレイを始める人に向けてアドバイスはありますか?
山田氏:
今までのシリーズですと,強い選手を出していればある程度は勝てたのですが,今作では,ローテーションをしないとシーズンを乗り切ることはできないと思います。
ですので,うまく選手を入れ替えながらプレイすることが重要です。弱いクラブを相手にする場合は,自分のチームの強い選手は極力休養を取らせるなどといった,マネージメント能力が必要になってくると思います。プレイするときは,そういった部分に気を使って運営したほういいでしょう。
また本作は,オリジナルクラブでスタートした場合,難易度が非常に高くなっています。慣れない間は,J1で強いクラブで始めて,慣れてきたら,オリジナルクラブで挑戦することをお勧めしたいですね。
――ネットワークで選手の配信も行われますよね。
山田氏:
はい。本日(11月12日)から一週間おきに,過去の「サカつく」で活躍したオリジナル選手を随時配信していきます。まだ詳しく言えないのですが,ユーザーがビックリするような選手もダウンロードできるようになる予定です。是非期待していただきたいです。
――今までの「サカつく」シリーズのファン,「サカつく」未経験者,それぞれにメッセージをお願いします。
僕自身,学生時代に「サカつく」をずっとプレイしていたユーザーの一人でもあります。それがセガに入った理由の一つでもあるんですけど(笑)。
本作は,“「サカつく」好きのための「サカつく」”といってもいいほどの内容になっています。もちろん,過去作からの不満点も解消していますので,過去作に不満があったという方もご安心ください。
さらに今回の「サカつく」は,サッカーゲームという範疇には収まらない作品になっています。とくに自分のクラブを育てていく“育成”という部分に関して言えばほかに類を見ないほどの内容に仕上がっているのではないでしょうか。
「サカつく」シリーズは,複雑そうなインタフェースというイメージがあると思うのですが,本作は非常にシンプルで分かりやすいものになっています。ですので,未経験の方も安心してプレイしてほしいですね。
――ありがとうございました。
- 関連タイトル:
J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!6 Pride of J
- この記事のURL:
キーワード
(C) SEGA LICENSED BY J.LEAGUE Stats Stadium The use of real player names and images is authorised by FIFPro Commercial Enterprises BV.
- J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう! 6 Pride of J 特典 ジーコ選手が獲得できるプロダクトコード(限定カード)付き
- ビデオゲーム
- 発売日:2009/11/12
- 価格:¥924円(Amazon) / 1813円(Yahoo)