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[Gamescom]ドイツで見た一番のサプライズ!? Tripwireの「Red Orchestra: Heroes of Stalingrad」を1C Companyのブースで発見
Heroes of Stalingradでは,前作の良さを引き継いで,非常に臨場感のある戦場が表現される。最新のUnreal Engine 3.0をライセンスしたことにより,世界の描写はより緻密なものになった。
オンライン専用ゲームだった前作と異なり,今回はシングルプレイキャンペーンが用意されている。本作では1942年7月から1943年2月まで行なわれたスターリングラードの戦いを,ソビエト軍もしくドイツ軍の視点でプレイできるそうだ。
Heroes of Stalingradは,前作と比べ,さまざまな改良点を持っている。ゲームが始まってすぐに気付くのが“カバー”ができるようになっていることだ。これは「Gears of War」のカバーを一人称視点で行うような感じ。オブジェクトの背後に身を潜めて,一瞬だけ顔を出して撃ったり,あるいは銃と腕だけをだして射撃したり(ただし命中率は落ちる)といったことも可能になっている。
スナイピング周りにもかなり手が加わったようだ。
Heroes of Stalingradでスコープをのぞいた際には,ほかの作品のようにスコープを示す円形の周囲が真っ黒に塗りつぶされたりしない。ぼやけてはいるが,一応その周囲の状況も確認できるようになっている。このおかげで「エイミング状態を維持したまま,次の標的に狙いを移す」といったことが可能になっているようだ。また,細部に対してこだわりを持つTripwireの作品らしく,スコープ内の十字線の位置を調整することもできるようになっていた。
マルチプレイヤー関連の改良点も多い。本作ではすべての戦績が,サーバーに保存されることになるという。マルチプレイ時の“リーダー”は,前作ではランダムに選ばれていたが,今作では,より経験の多いプレイヤーが,リーダーに選出されるそうだ。
リーダーが使う命令システムにも改良が加えられ,本作では,チームリーダーがマップ上にマーカーを置くことで,味方のプレイヤーに対して移動を促すことが可能になっているとのこと。
スコアの算出方法にも変更が加わり,単純なKill数ではなく,リーダーの指示に従うなどチームプレイに徹したプレイヤーに,より多くのポイントが与えられるような仕組みになっているという。
Red Orchestra: Heroes of Stalingradは,2011年第1四半期にリリースされる予定だ。なんとすでに,「Rising Storm」という名の拡張パックの計画もあるとのこと。そちらでは,太平洋地域における,日本軍と米軍との戦いが描かれることになるということだ。
- 関連タイトル:
レッドオーケストラ2:ヒーローズ オブ スターリングラード 日本語マニュアル付英語版
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