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小暮巡査部長の妹も登場! PSP「流行り神3」第一話/第二話のあらすじを紹介
流行り神3のゲームシステムや登場人物,第零話のあらすじについては,以下の記事で詳しく紹介しているので,まだ確認していないという人は本稿と併せて一読してほしい。
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第一話「高額アルバイト」あらすじ
『客の消えるブティック』の事件からしばしの時が過ぎた頃、いつになく元気のない様子を小暮が見せる。風海が悩みでもあるのかと聞くと『妹が怪しげなバイトをしようとしている』と打ち明けられる。モデルを目指して養成所に通っている小暮の妹“綾”が、高額な報酬に惹かれて新薬の治験アルバイトに参加しているというのだ。そんな話題を耳にして黙っていられないのが、編纂室に加入したばかりの羽黒薫である。好奇心旺盛で、特に都市伝説に目がない羽黒は、巷に流れる『死体洗い』や『治験アルバイト』のうわさを次々に披露し、小暮をさらに不安がらせ、かごめにキツくにらまれるのだった。
最近のお約束になりつつある展開に苦笑する一同だったが、不意に小暮の携帯電話に着信が入る。まさに今まで話題にしていた綾からの電話らしい。が、通話していた小暮の顔が見る見る強張っていく。おびえた声で電話をしてきた綾は、「このバイトはなんだかおかしい」「もう帰りたい」と語る。小暮に助けを求める綾の声の後ろには、物の壊れる音や、人の怒鳴り声などが響きいような雰囲気が漂っており――会話の途中で、不意に通話が途切れた。慌てて電話をかけ直しても繋がらない。治験が行われている施設で何か緊急事態が起きているのではないか? 小暮だけでなく他のメンバーも不安に駆られ、治験の行われている施設に乗り込むことになる。
都内から車で2時間余り。人里はなれた山中に立つ施設に乗り込んだ編纂室のメンバーは、思わず言葉を失う。施設内の床や壁面は力任せに殴られ踏み荒らされたかのようにへこみ、破壊されていた。そこかしこにはガラスや陶器類の割れた破片は散らばっている。家具はことごとく引き倒され、中身は引き出され、カーテンは裂かれ、まるで激しい嵐にでもあったような有様である。しかも、何よりも奇妙なことに、施設には人の気配がまるでない。食器や荷物、調度からして、確かに人がいたはずの建物内は、奇妙な静寂に満たされていた。他のすべてはそのままにして乗組員だけが消えてしまったという“マリー・セレスト号”のように。
一同は、状況の不自然さに焦りを覚えながら、施設の中を調べるうちに、一室に隠れていた綾と、同じ治験のアルバイトをしていたという“えみり”“春菜”の3人を保護するのだが――
■第一話の登場人物紹介
伊従春菜治験ボランティアの参加者。声優養成所に通う声優の卵。苗字の読みは「いより」。 |
小暮 綾小暮の妹。スーパーモデルを目指し養成所に通うモデルの卵。性格はいたってまじめで理性的。 |
荒川えみり治験ボランティアの参加者。綾と同じ養成所に通うモデルの卵。 |
呂津修治治験施設の近くで病院を営む開業医。怪我人が出たという連絡を受けて、施設に駆けつける。 |
第二話「赤いちゃんちゃんこ」あらすじ
いわゆる学校の七不思議には、豊富なバリエーションが存在する。それらの怪談に、非常によく組み込まれているのが「トイレの花子さん」を筆頭としたトイレを舞台にした怪談だろう。学校によってアレンジが加わってはいるが「花子さん」、「赤い紙青い紙」、そして「赤いちゃんちゃんこ」――多くのトイレにまつわる怪談が多感な少年・少女によって語られてきたのだ。これらの背景にあるのは、いったいどんな心理であり、怪異なのだろうか……。
有名進学校と名高い小学校“私立相羽学園”で、大量の血痕が見つかったという情報が入り、編纂室の一同(もちろん蘭子を除く)は調査に乗り出すことになった。4者4様の面持ちで学園に到着した編纂室メンバーは、血痕の第一発見者だというスクールカウンセラーの瀬尾の案内を受けて、現場へと向かう。現場となった、学習棟の4F女子トイレに足を踏み入れた彼らは、一様に顔をしかめることになった。トイレ内に漂うのは、濃密な生臭く金臭い匂い。明らかに血液の匂いである。血液恐怖症の小暮は早くも青い顔をして、後ずさりを始める。仕方なく羽黒に小暮の介助を任せ、風海とかごめで血痕を調べることとなった。
女子トイレの壁一面にぶちまけられたらしい血液は、滴り落ちて床に大きな血だまりを作り上げていた。相当な量の血液である。これが仮に人間の、一人の人物の血液ならば、明らかに致命的な出血量だろう。まずは血液が人間のものか否か判断が必要だった。同時に学校関係者、特に学園の児童一人ひとりの身の安全を確認する必要性が出てきた。
瀬尾から血痕発見時の状況を聞くと、最近学園に対する嫌がらせが頻発しており、先日もガラスを割られ、生ごみを投げ込まれるという事件があったらしい。このため、出勤した際に学園内を見回るようにしていたが、生臭い匂いをかいだため、慌てて調べ、この惨状に出くわしたのだという。今回の事態も嫌がらせなのか、それとも事件・事故なのか、血液の分析結果が出ないことには判断がつけられない状況なのは確かだった。
現場の検証を終えた風海たちが学園内を見回っていると、授業を抜け出してどこかに向かおうとしている女子生徒“五十嵐沙耶”と“柴田愛”に出会う。2人は、学習棟4Fの女子トイレには「赤いちゃんちゃんこ」というオバケが出るという話を聞かせてくれる。現に2人の友人の“井出清美”は、その幽霊に遭遇したという。事件現場にまつわるいわくありげな噂は、各人の胸にわだかまっていた不安をさらに膨らませるのに十分だった。しかもそのオバケに遭遇したという、井出清美は今日は学校を休んでおり、消息不明だということが判明する――
■第二話の登場人物紹介
柳井美也子相羽学園の校長。 |
瀬尾 靖相羽学園のスクールカウンセラー。血痕の第一発見者。 |
五十嵐沙耶相羽学園の6年生。清美、愛と3人で肝試しをしたという。 |
柴田愛相羽学園の6年生。沙耶、清美と肝試しをしたという。 |
警察史編纂室所属メンバーのよきアドバイザー達
ストーリーを盛り上げるイベントCGにも注目!
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
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