ニュース
シリーズ完結編!? PSP「流行り神3 警視庁怪異事件ファイル」8月6日に発売
プレイヤーは,警視庁の“警察史編纂室”に所属する警部補・風海純也(名前変更可能)となり,上司にあたる犬童蘭子警部や,同僚の賀茂泉かごめ警部補,小暮宗一郎巡査部長らと共に,都市伝説が絡んだ怪異事件の捜査にあたることになる。
ちなみに,本作の時代設定は流行り神2の約1年後となっており,シリーズファンおなじみの登場人物達は健在だ。下に主要登場人物のプロフィールを掲載したが,今回紹介した以外にも,新たな事件の関係者や,おなじみのサブキャラクター達が登場する。個人的には,「2」から1年の時を経た間宮ゆうかの髪型が気になるところだ。「1」くらいの長さになってるといいなぁ。
本稿では,流行り神3 の序章である“第零話『客の消えるブティック』”のあらすじを紹介しよう。有名な都市伝説を連想させるタイトルだが,果たしてどのような展開が楽しめるのだろうか?
第零話「客の消えるブティック」あらすじ
同じ庁舎内にある捜査一課が巷を騒がせている『有名政治家失踪事件』で忙殺されているのとは対照的に、編纂室のメンバーは今日も時間を持て余していた。彼らが扱う怪異事件など、そう頻繁に起こるものではないからだ。書類作成や資料整理といったルーチンワークに勤しむ彼らの元に、行方不明人の捜査依頼が舞い込む。
依頼者は峰岸さおり。探して欲しいのは中学生になる娘【峰岸紫音】だという。他の部署では、政治家失踪事件の捜査で忙しく、「ありがちな家出だろう」として取り合ってもらえなかったため、回りまわって編纂室に話を持ってきたのだと語る。
市民に貢献するのも公僕の仕事、と捜査を引き受けた編纂室メンバーは、紫音の友人“志乃田真由美”から紫音がよく顔を出す店の情報を聞きだす。真由美自ら案内してくれたその店は、中学生には到底似つかわしくない――彼女たち小遣いではとても手の出ないような品が並んだブティック【SHUUU!!】だった。紫音や真由美は頻繁にこの店に出入りし服や靴を買うのだという。親が稼いだお金を湯水のように使う彼女たちの感覚に編纂室メンバーは頭を抱える。背伸びをしたい年頃なのかも知れないが、派手な振る舞いをしていたことがきっかけとなり紫音が事件に巻き込まれている可能性も考えられるようになってきた。
真由美が2つ目に案内した店も、若い女性に圧倒的な人気を誇るブティック【K * オルレア】だった。この店にしても風海や小暮などからすると尻込みする価格の商品が並んでいるが、店内では中高生達が幸せそうな笑顔で次々と服を買っていく。 【K * オルレア】のオーナー“高嶋紅”は、彼女達のカリスマであり、彼女の言動や生み出す商品は、信仰の対象の域にまで達しているようだった。
紫音の失踪は、どうやら【K * オルレア】来店前後と見られ、当時の店内の視カメラの画像をチェックしてみるが、そこには奇妙なものが映っていた――いや、映るべきものが映っていなかった。ビデオには、試着のために試着室に入った紫音の姿が映っている、その後試着室から出てこず、服だけを残して忽然と姿を消していた。
試着室から紫音が消えた? それともビデオに細工がされているのか?
困惑する一同の前に、さらに奇妙な情報がもたらされる。現在【 K * オルレア】が建っている場所に以前あったブティックでも、今回の紫音のように試着室に入った客が行方不明となった事件が複数発生しているというのだが――。
零話の登場人物紹介
峰岸さおり
失踪した“峰岸紫音”の母親。警察史編纂室に紫音の捜索を依頼。
大槻愁
紫音が通っていたというブティック『SHUUU!!』のオーナー。
志乃田真由美
紫音の学校の友人。遊び仲間。
高嶋紅
若い女性層に絶大な人気を誇るブティック『K*オルレア』のオーナー。
シリーズ完結編とアナウンスされている点は,ファンにとってはやや残念だが,シリーズ最秀作になりそうな雰囲気は,第1報からヒシヒシと伝わってくる。ファンは続報を楽しみにしつつ,今のうちに「1」「2」の既読率100%を目指しておこう。
なお現在,シリーズ1作目のPSP版「流行り神 Portable 警視庁怪異事件ファイル」の大容量体験版が,PlayStation Storeにて無料で配信されている。ゲームのシナリオが1話分まるまるプレイできるので,ゲームの雰囲気を確認したい人は,ぜひ利用してほしい。
「流行り神」公式サイト
- 関連タイトル:
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- この記事のURL:
キーワード
(C)2009 NIPPON ICHI SOFTWARE INC.