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すべての“道”は天下に通ず!「信長の野望・天道」における“道”の重要性が分かる最新情報第1弾が公開
本作については「こちら」の記事で,革新と同様のリアルタイム制が採用され,新たに国境を越えた先の集落と城に街道を通すことで,敵の領地が削り取れるというシステムが導入されるとお伝えしたのだが,実際にどのようにして国盗り合戦が行われていくのだろうか?
テーマである「すべての“道”は天下に通ず−」という言葉どおり“道”が大切になりそうな本作。その気になる最新情報第1弾として三つの情報が本日(7月10日)公開されたので,それらシステムを紹介していこう。
「信長の野望・天道」公式サイト
支配した集落で内政を行って,国力を上げろ!
支配した集落では,「開発コマンド」で,さまざまな施設を建設できる。金銭を増やす「商人町」,技術を研究する「匠ノ町」,兵力を整える「武家町」など,集落ごとに役割がことなり,建設できる施設もそれぞれ異なっている。そのため,どこの集落にでも適当に街道を繋げれば良いというわけではない。ちゃんと,その集落はどのような機能を持っているのかを確認して,効率よく街道を延ばさなければ,街道を敷設する資金がもったいない。いまの自分にとって何が必要なのかを見極めて,勢力圏を広げるのだ。
街道を敷く工作隊 短期間で街道を作るためには,統率の高い武将に,兵力の多い工作隊を任せて敷設させると良い |
集落占領した瞬間 城から集落まで街道をつなげれば集落の占領が完了する。これで集落に施設を建てられるようになる |
支配したばかりの商人町。施設もまだ一軒も建っておらず寂しい集落だ |
開発して施設を建てた商人町。集落も賑わったので、これで安定した金銭収入が得られるように |
支配できる集落の種類
・商人町
国盗りには当然先立つものが必要だ。そのための金銭を増やす「市」や商館などが建築できる。
・村落
長い戦いでは,兵力を維持するための兵糧が不可欠。村落では兵糧を増やす「畑」や「水田」などが建設できる。
・武家町
いかに金銭的に豊かな国でも,守る兵力がなければいずれは敵に奪われてしまう。兵力を増やす「兵舎」などを建設し,軍備を整えておこう。
・匠ノ町
前作革新と同様に,部隊を強くするために,技術研究は欠かせない。
・資源生産地
高度な技術研究には,資源が必要となる。木材や鉄といった資源生産地を支配しておこう。
国境を越えた先の集落を奪って敵を弱体化!
自国の地盤が固められれば,いよいよ互いの領地を巡っての国盗りの始まりだ。本シリーズでの国盗りといえば,もちろん敵の城を落とし,領地を奪うことだ。本作でも見事に敵の城を落とせば,その支配下の集落を一気に奪えるのだが……敵の勢力圏で,しかも国力も削がないままに攻め落とすのは,容易なことではないだろう。
ではどのようにして,敵の国力を削いでいくのか。本作では,国境を越えた先にある敵領地の集落を,やはり自城と街道で結ぶことで支配できる。敵領地の集落を奪い取れば,収入源を奪って弱体化させられるのである。
また,国境を越えた先の集落を支配すれば自国の勢力圏が広がる。勢力圏内では部隊の士気が下がらないので,より長期間の戦闘が可能になるのだ。
商人町占領前の支配範囲(before) 白いラインが国境線。青い縁取りは勢力圏となる |
商人町占領後の支配範囲(after) 商人町を占領して,勢力圏が広がった状態だ。これで隣国でも長期間,部隊を戦わせられるようになる |
つまり,ただ単に兵力を整えて,敵の城を攻め落とすだけではなく,その領地をジワジワと支配していくという地道で着実な戦い方ができるわけだ。
もちろん,敵もそれを警戒して集落の守りを強固にすることもあるだろうし,逆に自陣の集落が奪われる危険があり,守りも疎かにはできない。敵を弱らせてから攻めるのか,リスクを承知で一気に攻め落とすのか。どのように攻防を繰り広げるのか,さまざまな戦略を練っていこう。
三河北方の集落を支配した状態 三河北方の集落を奪って着実に勢力圏を広げ,今川軍が疲弊するのを待つか? |
岡崎城攻防戦 岡崎城を攻撃し,一気に三河国全土の集落を支配を目指すのか? |
道がないなら造ればいい。裏街道から敵の背後を突け!
敵陣に攻め込むとき,すべての軍勢を正面からぶつける……そういった戦いもあるだろうが,やはり敵に対してさまざまな方向から攻め上がり,戦力の分散を狙ったりするのが戦略というものだ。しかし,そういった有利な状況を作ろうにも,険しい山や大きな河に阻まれて,部隊の進軍ができないかもしれない。
高山の間の山道(before) 部隊の進入を拒む,高山が連なる山岳地帯 |
高山の間の山道(after) 山間部の合間に街道を敷くことで,部隊も山越えできるようになる! |
川の渡し(before) 部隊の移動を阻む川。浅瀬からしか渡れないが…… |
川の渡し(after) 渡しに街道を敷いて橋を渡せば,浅瀬以外も部隊が渡河できるようになる! |
そこで,山間部の合間に街道を敷いたり,河に橋を架けるなどして,部隊を進攻させるための“裏街道”を造りだして,その状況を打開していくわけである。これによって,ただ正面から乗り込むのではなく,迂回して敵の背後を突いたり,一陣を背後から突入させ,敵部隊が分かれたところに二陣を正面から突入させるといった,陽動作戦のような戦術レベルでの戦い方を考えるのも楽しそうだ。
国境を越えた先にある集落など,険しい山奥で自国からは進入ルートが見当たらない場合でも,よく観察すれば街道を通せる場所があるかもしれないので,じっくりと地形の調査を行おう。
越後と信濃の国境 南越後の長尾家は,北信濃にある「木材」を手に入れたい。しかし国境は山岳で塞がれ,砥石城の守りが堅く,奪いにいくのは困難…… |
山あいに街道敷設 高山の合間に,低くなっている箇所がある。ここなら街道を敷くことが可能! |
山越えする部隊 無事に街道敷設完了。山越えして,木材のある領地へ進軍開始! |
今回公開された情報から,本作においてどれだけ“道”が重要な要素となっているかが分かる。国を豊かに強くするために“道”を通し,敵の領地を削り取る戦略のために“道”を通す。そして,敵の城を落とすための戦術として“道”を通すという,まさに,すべての“道”は天下に通じているわけだ。
次回,情報第2弾は7月24日公開予定となっている。発売に向けて詳細なシステムや要素の情報が公開されていくと思われるので,そちらの新情報にも期待しよう。
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