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QuinRoseの女性向け恋愛ADV「ハートの国のアリス」が映画に。7月30日に全国7都市の劇場で公開予定
QuinRoseの女性向け恋愛ADV
「ハートの国のアリス」を原作とするアニメ映画
「劇場版・ハートの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜」の制作が進められている。
2011年7月30日に全国7都市の劇場で公開される予定だ。
この映画の原作となっているゲーム版ハートの国のアリスは,ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」をモチーフとする作品。恋愛に対して臆病になってしまった主人公アリス=リデルとなり,「ハートの国」で摩訶不思議な体験の数々を重ねていくというストーリーだ。
また今回の発表では,映画に登場するキャラクターや,それぞれのボイスを担当する声優陣,制作スタッフに関する情報などが公開されている。
このほか各媒体や,全国のアニメイト店頭で展開される広報企画の内容なども発表されているので,下のリリース文に最後まで目をとおしてほしい。映画の前売りチケットには,ドラマCDが付属する特別版も用意される予定だ。
さらに映画の
公式サイトでは,映画のイメージアートをデザインしたPC用壁紙が配信されているので,さっそくダウンロードしておこう。
「劇場版・ハートの国のアリス」
全国7都市、7月30日公開予定。
《公開劇場一覧》
北海道 ディノスシネマズ札幌劇場
千葉 京成ローザ(10)
東京 シネマサンシャイン池袋
神奈川 川崎チネチッタ
愛知 伏見ミリオン座
大阪 シネ・リーブル梅田
福岡 ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
■出演声優
釘宮理恵(アリス・リデル)
小西克幸(ブラッド=デュプレ)
最上嗣生(エリオット=マーチ)
福山潤(トゥイードル=ディー、トゥイードル=ダム)
甲斐田裕子(ビバルディ)
宮田幸季(ペーター=ホワイト)
平川大輔(エース)
子安武人(ユリウス=モンレー)
杉山紀彰(ボリス=エレイ)
堀内賢雄(メリー=ゴーランド)
杉田智和(ナイトメア)
石田彰(ジョーカー)
アニメーション制作:旭プロダクション&QuinRose
配給:クロックワークス
監督:大庭秀昭
企画・脚本:五月攻
監修:QuinRose
美術設定:平澤晃弘
作品歴
「ああっ女神さまっ」(美術設定)
「新世紀エヴァンゲリオン」(美術設定)
「トップをねらえ!2」(美術設定)
「マクロスF」(美術設定)
美術監督:鈴木路恵
作品歴
『劇場版 蒼穹のファフナー』(美術監督)
『劇場版 文学少女』(美術監督)
『ペルソナ』(美術監督)
キャラデザイン:原修一
[作品歴]
『会長はメイド様』(プロップデザイン、総作監)
『WHITE ALBUM』(総作監)
『パンプキンシザーズ』(メカニックデザイン、作監)
『バンブーブレード』(作監)
『瀬戸の花嫁』(作監)
撮影監督:増元 由紀大(ますもと ゆきひろ)
[作品歴]
『サマーウォーズ』
『マイマイ新子と千年の魔法』
『NANA−ナナ−』他
色彩設計:大塚奈津子
[作品歴]
『四畳半神話大系』(色指定検査)
『とある魔術の禁書目録2』(色指定検査)
『タイタニア』(色指定検査) 他
音楽:鞠
録音演出:西村智博
[作品歴]
・TVアニメ
『週間ストーリーランド』
・外画吹き替え版
『テコンV』『MAKE IT HAPPEN』『SOUL MEN』『THE BROTHERS BLOOM』他
・OVAアニメ
『グローランサー』シリーズ
・ゲーム
『グローランサー』シリーズ
他、舞台演出多数
■「ハートの国のアリス」ストーリー
不思議の国のアリスを踏まえつつ、まったく異なるストーリー展開の恋愛アドベンチャーゲーム。
現実主義で、夢見がちなところが皆無な主人公。
特に、恋愛ごとはこりごりだと思っている。
彼女が引っ張り込まれた(自主的にではない)のは、やけに物騒なハートの国。
メルヘン調な世界なのに、ほのぼのしているのは建物や小物だけ。
帽子屋がマフィアだったり遊園地の従業員は銃携帯が標準だったりと危険な世界。
主だった住人は皆危険人物ばかりで、すぐに乱闘騒ぎや殺し合いに発展してしまう。
その上、領地争いまで勃発しており、帽子屋・ハートの女王・ゴーランドが対立する三つ巴状態。
おかしな薬を飲まされて(やっぱり自主的にではない)帰るに帰れなくなった主人公は、早々に「これは、夢オチだ」と決め付け、非日常を楽しむことにする。
どの陣地に味方し、どう行動すれば、元の世界へ帰れるのか。
そして、登場人物の誰よりも恋愛に乗り気でない主人公に、まともな恋愛は出来るのか―――。
■登場キャラクター
主人公<アリス=リデル/名前変換可能> CV:釘宮理恵
コンプレックスを抱える、いたって普通の子。
白兎に連れてこられた不思議の世界に残ることを決め、
滞在先での生活に順応しつつある。
帽子屋<ブラッド=デュプレ/Blood=Dupre> CV:小西克幸
帽子屋ファミリーのボス。
いわゆるマフィアのボスで、部下は皆物騒な者ばかり。そのトップである彼も当然のように危険な男。自分で動くよりも企みごとをするほうが好きで、影で操る司令役。非常に頭がいい。…のだが、面白ければよしという性格で気分屋でもあるため、緻密なはずの計画を自ら穴だらけにしまくっている。本人は楽しいのでいっこうに構わないらしいが、周りはいい迷惑。主人公の初恋の人と瓜二つの容貌。
三月ウサギ<エリオット=マーチ/Elliot=March> CV:最上嗣生
帽子屋ファミリーのNO2。帽子屋の相棒。
元犯罪者で、脱獄囚。
とても短気で、昔はすぐ銃をぶっぱなす「すごく悪い奴」だった。
帽子屋とつるむようになってからは丸くなり、今は三秒くらい考えてから銃をぶっぱなす「ちょっと悪い奴」へと転身。自分では、すごく進歩したと思っている。
自分はウサギではないと言い張っており、言い分によるとにんじんも好きではないらしい。
双子の門番<トゥイードル=ディー/Tweedle=Dee> CV:福山潤
帽子屋の領地の門番。
冷めた考え方をする、クール&ドライな双子の片割れ。
好きなものは休憩。
どちらが兄か弟かあやふやで、立ち位置がころころ変わる。
たまに無邪気な面も見せるが、だいたい悪意に裏打ちされている、残酷な少年。
通称、「ブラッディ・ツインズ(血まみれの双子)」。
たまに大人になります。
双子の門番<トゥイードル=ダム/Tweedle=Dum> CV:福山潤
帽子屋の領地の門番。
冷めた考え方をする、クール&ドライな双子の片割れ。
好きなものはお金。
どちらが兄か弟かあやふやで、立ち位置がころころ変わる。
たまに無邪気な面も見せるが、だいたい悪意に裏打ちされている、残酷な少年。
通称、「ブラッディ・ツインズ(血まみれの双子)」。
たまに大人になります。
ハートの女王<ビバルディ/Vivaldi> CV:甲斐田裕子
無慈悲で残酷、傲慢な美女。
ヒステリックで、感情的。
自分の部下は使い捨ての道具、その他のものは利用価値すらないゴミという認識。
絵に描いたような女王様だが、主人公のことは妹のように(というよりも、玩具のように)可愛がってくれる。
白ウサギ<ペーター=ホワイト/Peter=White> CV:宮田幸季
ウサギ耳をはやした、ハートの城の宰相。
主人公を不思議の国へ導いた(ひっぱりこんだ)、案内人。
主人公が大好きで、その他のものは大嫌い。
主人公の前だと真っ白、その他に対するときは真っ黒。
冷酷で非情な(そして非常識な)行動が目立つものの、偏愛する主人公の前でだけは人(ウサギ?)が変わる。
エース Ace CV:平川大輔
ハートの騎士で、ハートの女王・ビバルディの元部下。
爽やかでにこやかな剣士。
迷子でドジ、そして不運。典型的な、いい人キャラ。
ユリウスとは仲がよく(?)、迷いながらも頻繁に足を運んでいる。
侯爵<メリー=ゴーランド Mary=Gowland > CV:堀内賢雄
遊園地のオーナー。
洒落のような名前の男で、ゴーランドさんと呼ばれている。
メリーという名前は嫌がって教えようとしないが、秘密は周知と化している。
音楽センスはゼロよりマイナス寄り。
破壊的な音楽を奏でる為、周りからは迷惑がられている。
チェシャ猫<ボリス=エレイ/Boris=Airay> CV:杉山紀彰
シニカルな笑みが特徴の、ナゾナゾ好きな猫。
なんでもかんでも、すぐナゾナゾ。
ヒントを与えるときもあるが、だいたいが邪魔になるだけ。
問題をふっかけるだけふっかけて、答えを言わなかったりもする。
眠りネズミのピアスを見るとおなかがすく。
ナイフとフォークが手放せない。
ナイトメア=ゴットシャルク Nightmare=Gottschalk CV:杉田智和
頻繁に吐血する、病弱な夢魔。
病院嫌い。注射が嫌。
人の心を読み、夢に入りこめる能力を持つ。
夢の中にひきこもりたかったのに、グレイに引っ張り出されてやさぐれている。
日がな喫煙するので、体調は悪化の一途。
表での地位は高く部下も多いが、自分の体調すら管理できていないのでグレイに丸投げしている。
時計屋<ユリウス=モンレー/Julius=Monrey> CV:子安武人
時計屋、別名葬儀屋と呼ばれており、時計を直す仕事をしている。
根暗な機械マニアで、皮肉屋。
仕事以外では滅多に外には出ない。
物事を悪いほうへ悪いほうへ考え、人間不信気味だが、エースとは仲がいい。
三月ウサギ・エリオットの投獄にも絡んでおり、恨まれている。
ジョーカー Joker CV:石田彰
サーカスの団長。監獄の刑務官を束ねる所長でもある。
ホワイトさんとブラックさんがいて、事例により仮面と入れ替わる。(二重人格ではない)
ブラックさんのほうが強いが、実は普段から表に出ているホワイトさんのほうが怖い人。
「皆と仲良くしたいのに、いまいち好かれないのはどうしてかなあ」と思っている。
楽しませてあげたいのに報われない、可哀相なカード。
■広報・販促企画
ついにQuinRose大人気シリーズ「ハートの国のアリス」が待望の映画化決定!!
不思議の国のアリスをモチーフにしたストーリーは、ゲーム未プレイの方にもまったく違和感なくご覧いただけるアニメ映画となっております。
広報企画といたしましては、「B`sLOG」「Cool-B」「PASH」表4広告「電撃Girl's Style」見開き中面を初報3月20日後より「劇場版:ハートの国のアリス」宣伝一色に!毎号掲載予定!!
更に、乙女ゲーム専門誌だけでなく、「キネマ旬報」表4広告なども掲載!!
店舗展開と致しましては、全国アニメイトで頒布されているショップ袋を、劇場公開予定期間6月中旬〜8月中「劇場版:ハートの国のアリス」仕様に!!
袋に同梱される「きゃらびい」に掲載&折り込み特製チラシも80万部の配布が決定!!
来客数が1年のうち最も増えるといわれている夏休み期間のアニメイト、主要店舗である池袋店の看板を「劇場版:ハートの国のアリス」仕様に。店内への等身大ポップや、一迅社&講談社のコラボフェアも実施予定で、一大フェアを展開いたします!
今回のアニメーションは、既にコミカライズ及びQuinRoseの原画家として活躍中の藤丸豆ノ介のイラストを基本デザインとしており、藤丸氏によるポスター等の描き下ろし等もあり!
前売りチケットには、ドラマCDつきの特別版もご用意。
声優雑誌やアニメ雑誌にも取材記事をご掲載いただくことで、幅広いファン層にアピール。
「劇場版:ハートの国のアリス」が全国をジャック致します!!
(C)2009 QuinRose/PROTOTYPE