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バンダイナムコゲームス,8月6日(木)にXbox 360用RPG「マグナカルタ2」を発売
“愛と憎しみのRPG”という印象的なジャンル名が設定されている本作は,2004年11月にPlayStation 2用としてリリースされた前作「マグナカルタ」同様,バンダイナムコゲームスと韓国のSOFTMAXによる共同開発作品。もちろん,キム・ヒョンテ氏によるキャラクターデザインも健在だ。
本作の主人公は,記憶を失ったまま離れ小島「風見島」で暮らす「ジュト」。ジュトはその島で,姉のような存在である「メリッサ」と暮らしていたのだが,突然,北部軍の侵攻に遭い,メリッサを失ってしまう。
ジュトは,北部軍への復讐に燃え,北部軍と対立する南部軍の特殊部隊「対センティネル部隊」に入隊。この部隊を率いているのは,本作のヒロインである王女「ゼフィ」だ。ゼフィは,宰相「シュエンザイト」によって王位を奪われて追放されたが,王国を統一すべく戦っているという。
この戦争に加わりながら,ジュトは南部軍の中心人物へと成長していく。そして自身に眠っていた“強力な力”に疑問を抱き,失ってしまった自分の過去をたどり,記憶に封印された秘密を解き明かしいくことになるのである。
キャラクター紹介
●主人公
ジュト(Juto)
男 / 剣士 / 対センティネル部隊所属
CV:福山 潤
本ゲームの主人公。記憶喪失の青年。
過去を失ったまま風見島に定着し、平凡な生活を送っていたが、戦争に巻き込まれたことで、人生の大きな転機を迎えることになる。
外向的な方だが、面倒臭がり屋で他人に指示されたことを厭う(いとう)、子供っぽい一面も持つ。
ゲーム序盤では、剣を握れないひ弱いイメージ
●ヒロイン
ルゼフィルダ・グレナ・ベルリネット/ゼフィ(Rezephillda Grena Berlinette / Zephie)
女 / 風の錬換術師 / 対センティネル部隊リーダー
CV:平野 綾
本ゲームのヒロイン。
ランツハイム王国の王位継承者だが、王座を奪われた現在、南部軍の特殊部隊である、「対センティネル部隊」を率いている。
いつか王座を取り戻し、戦争を終わらせて、平和なランツハイム王国を築きたいと願っている。
母の死や幽閉など、若くして多くの試練を経験し、年齢の割りに落ち着いて冷静、動揺しにくい。
ジュトよりも年上のイメージ。
彼女をそうさせるのは、自分の置かれている複雑な立場から、素直に感情を外に出せないため。
責任感が強く、身を危険にさらしてまで無茶をすることもある。
優しく包容力もあり、他人を配慮して常に回りの人に気を配ることができ、また自分自身を厳しく律し、忍耐や自己犠牲も辞さない。
●大地の戦士民族:責任感の強いトレワ族
アルゴ・キンドゥー (Argo Kindu)
男 / 戦士 / 対センティネル部隊所属
CV:置鮎龍太郎
寿命が200年ほどのトレワ族の戦士。
巨漢、強靭な体躯を持つ男性。
冷静で忍耐強く、思慮深い性格である。
主に諍い(いさかい)を仲裁する役割を担い、責任感が強い。
普段めったに怒らないが、一度怒り出すと火の様な勢いで、止まらなくなる。
対センティネル部隊の一員だ。
戦争が終結したら平和に暮らしたいという希望を持つ。
戦闘能力は抜群だが、元々戦うことをあまり善しとしない。
●ジュトの世話人である風見島の守備隊長
メリッサ・ティス (Melissa Tiss)
女 / 剣士 / ジュトと家族同様の存在
CV:本田貴子
姉御肌の気性で、それに見合った実力もあるため、風見島の守備隊長を務める。
修練のために島を離れることがあり、その際記憶をなくして彷徨っていたジュトに出会い、行く当てのなかった彼を島に連れてくる。
傭兵だった父に似て、明るく冷静沈着な性格だが、父が亡くなり1人で生きてきた彼女にとって、ジュトは心休まる新しい家族のような存在になっている。
●北部軍のリーダー
シュエンザイト・バーレン(Schauenzeit Baren)
男 / 北部軍のリーダー / 錬換術師
CV:中田譲治
元々、ランツハイムの宰相だったが、3年前、女王を暗殺して王位を簒奪(さんだつ)した。
カリスマのある冷徹な性格で、策略に長けており、目的のためには何でも利用し、手段を選ばない残酷さを見せる。
強力な力を持つ錬換術師と噂されるが、彼の力を見た者はいない。
●人間型センティネル:弑逆のエルガー
エルガー(Elga)
男 / 北部軍の戦士
CV:???
北部軍の中でも、特に恐れられるトップクラスの戦闘能力の持ち主。
残酷さを極め、人を殺すことをなんとも思わない殺人の道具。
シュエンザイトの命令に忠実に従う。
「環境カンシステム」がパワーアップ! パーティ戦闘にも新システムが
さて,ゲームシステムに目を向けてみよう。
本作では,周辺環境の力を利用して敵と戦う「環境カンシステム」を前作から継承。ビジュアル的には大きくパワーアップされ,周辺環境に影響を及ぼす様子が,リアルに表現されている。
さらに,自然現象を通じ「属性カン」というエネルギーが発生するようになり,これを利用して強力な「錬換術」を使用できるという新機軸も盛り込まれた。
また,環境カンシステムと連動し,カンの結晶物であり大きな力を持つ「カモンド」を利用して,武器を強化できる「カモンドシステム」という新要素も見逃せない。
戦闘においては,簡単なボタン入力で豪快なコンボ攻撃を繰り出せるようになったのも新しいポイント。
パーティでの戦闘で,プレイヤーが操作するのは任意で選択した「リーダーキャラクター」のみ。そのほかのキャラクターはAIによる自動戦闘となるのだが,戦闘中にリーダーキャラクターを変更することが可能。つまり,状況に応じてリアルタイムにリーダーチェンジを繰り返すことで,戦闘を優位に進められるだけでなく,自分なりの見せ場も作れるのだ。
リーダーチェンジ時に一定の条件を満たすと,「チェーン」が発動し,さらに戦闘を有利に進められることもあるとか。このチェーンシステムの詳細については,続報をお待ちいただきたい。
テーマソングはGLAYの「Synchronicity」 |
予約特典はオールカラー40ページの「MAGNACARTAII Official Visual Book」。キム・ヒョンテ氏&SOFTMAXデザインチームによるキャラクターイラストや,各キャラクターの設定などが収録されている |
「マグナカルタ2」公式サイト
- 関連タイトル:
マグナカルタ2
- この記事のURL:
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