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クイーンズブレイド スパイラルカオス
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クイーンズブレイド スパイラルカオス

クイーンズブレイド スパイラルカオス
公式サイト
発売元・開発元
発売日 2009/12/17
価格 通常版:6090円,激闘パック:1万290円(共に税込)
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このゲームの読者の評価
76
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
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  • Pages: 1
  • 色物かと思って油断していた 80
    • 投稿者:メイヘム(男性/40代)
    • 投稿日:2010/08/25
    良い点
    ・良く練りこまれたバランス

    ・派手に動きまくるキャラ

    ・美麗なアニメシーン

    ・オープニングや歌にかなり力が入っている

    ・コンセプトの脱衣シーンも頑張って作られている
    悪い点
    特に大きな面で不満は無く、小さい点で以下。

    ・モンスターを仲間にし辛い

    ・仲間にならないキャラクターが多い(期間が短いキャラもいる)

    ・個人的にだが、ジャンがウザイ
    総評
    ただの色物キャラゲーかと思っていたら、意外に練られたバランスが良い感じ。
    美麗なアニメシーンと、コンセプトをキッチリ守っている点は高評価。

    ただ、一部のキャラが出なかったり、仲間になる期間が短かったりと、
    クイーンズブレイドで好きなキャラを延々と使えないと言う点はイマイチ。

    次回作が出るなら、好きなキャラを選んでストーリーが分岐するとか
    (幾つかの勢力を選ぶだけでも良い。)
    そう言う遊び方があると良いなと思った。

    オリジナルの仲間モンスターも良い感じ。
    ただ、仲間にする条件がちょっと辛く、そこら辺は何とかして欲しかった。

    それでも、結構面白く、セクシーな女性キャラが戦うのが大好きな人には文句なくオススメ!

    ただし、人前でやる場合は人を選びましょうw
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 3 2
  • 脱衣SLG!そういうのもあるのか 80
    • 投稿者:のらくろ(男性/30代)
    • 投稿日:2010/01/04
    良い点
    クイーンズブレイドという"ロストワールド"という
    挿絵付き対戦型ゲームブックの流れを組む作品があります。
    古きよきゲームブックでの対戦が出来る一方で、
    登場人物は全て女性、そして各々の人気イラストレーターによる
    隕石が頭に当たって死ぬよりも実際に起きるには確率が低いと思われる
    不自然かつとても順当な防具の破損・やられビジュアルが
    とてもとても大きな評判を呼んでいる作品です。
    そしてその作品のゲーム化という事もあり、
    まず最初に挙げる良い点はその世界観の踏襲でしょう。

    原作自体が多くのメディアミックスを行なっており、
    漫画・アニメ・小説と大まかな原作の設定を守りつつ、
    ストーリーはそれぞれ異なるといった展開となっているため、
    この作品も例に漏れず、共通した設定以外は別物となっている上、
    その大体の設定もゲームのオマケで見る事が出来るため、
    原作を知らない人でも問題無くプレイできるようになっているので
    にわかな私でも置いてきぼりを喰らう事はありませんでした。

    次に挙げるべき点は戦闘システムとそのビジュアルでしょう。
    システムは"スパロボ"そのものの王道的なSLGです。
    戦闘アニメーションもそれと同じであり、
    綺麗に書き込まれたドット絵を見たら思わず感嘆してしまうでしょう。
    そして何よりも最大のシステムであるのが「部位破壊システム」です。
    HPの他に頭・胸・腕・腰・足の5つに固有のHPが設定されており、
    それが0になるとその部位が破壊され、部位に対応した絵が表示されたり、
    ドット絵も部位によって変化するという驚きの作り込み。

    戦闘でのユニット同士の勝敗は相手の"基本HP"か"部位HP"を全部減らすかの
    どちらかの二択なのですが、"部位全破壊"は"基本HP"を減らすより
    リスクはありますが、1.5倍の経験地取得出来たり、
    一部の敵が仲間になるというメリットがあります。そして何よりも
    どこから剥いでやろうかうぇっへっへといった
    戦略的な戦闘プランを楽しむ事が出来ます。

    何よりも驚いたのがこの脱衣システムが
    意外なほどゲームバランスの調整に貢献しています。
    全力で基本HPを削ったが相手に回復され、こちらのHPもあと僅か。
    普通のSLGでは完全に試合終了なシチュエーションでも
    このゲームでは部位HPがあるため、
    全部脱がして逆転した!といった事が結構発生します。
    逆もまた然り、常に逆転の可能性があるために
    中々緊張感がある戦闘が楽しめるでしょう。

    しかし全部位破壊狙いリスクは難易度上昇にも直結するため、
    ほどほどにした方が円滑にクリアできるでしょう。
    チュートリアルで3回もゲームオーバーになったのは
    そこそこSLGをプレイしてきた私でも初めての出来事でした。
    決して主人公を脱がしたかった訳ではありません。

    そしてビジュアルですが、原作がビジュアルブックという点もあるだけに
    一番ゲームの中で気合が入っている部分であると言えるでしょう。
    前述したドット絵はSDキャラクターがこれでもかというほど動き、
    挿入されるCGは絵師さんの気合の入った物ばかりで
    様々な意味でプレイヤーに気合が入る事間違い無しです。
    また、シナリオの最中に挿入されるアニメの出来も良く、
    内容も信頼と安心のお約束を提供してくれます。
    なお説明書に明記されている通り、男は脱げないので安心してプレイしましょう。

    最後に挙げるのはシステム面です。
    戦闘でのアニメーションカットや早送りは
    SLG特有のLV上げ作業のしんどさやゲーム中でのダレをかなり軽減してくれます。
    ゲーム中断セーブも用意されており、
    戦闘中でも気軽に中断できるのは嬉しい心遣いでした。
    そして何よりも評価出来るのは"緊急回避ボタン"です。
    セレクトとスタートボタンを押すと即レトロゲーム風な画面に切り替わるため、
    日常生活がハードモードになるイベントの回避がかなり容易です。
    私も一度助けられただけに、開発者様にはこの場を借りて感謝の意を表したいです。
    悪い点
    大きな点では無く、細かい点ではいくつかあります。
    まずフリーバトルというインターバルで行なえるレベル上げ専用mapがあるのですが、
    クリアの恩恵は経験値のみという完全な作業場になっているのは少々残念でした。

    もう一点はエンディングですが、夜会話システムがあるにも関わらず
    選択した進行ルートでエンディングが確定する上に、
    エンディング数も正直少ないんじゃないかな、と思いました。
    主人公がかなり魅力的であったため、主人公のエンドが見たかったのですが、
    原作キャラのエンドしか無いのでしょんぼりしてしまいました。
    総評
    直球ストレートかと思ったら、ボール持ってショルダータックルをしてきた。

    ギリギリの表現という名のリンボーダンスを様々な会社が行なってきましたが、
    それを嘲笑うかのようなもうギリギリとかもうそんなんじゃない表現の数々、
    正直プレイヤーの方が不安になる物でしたが、実際にこのゲームは販売されてます。
    しかし真に驚くべきはSLGとしての堅実な出来栄えであり、
    キャラゲーとしては屈指の出来であると断言できるでしょう。

    2002年日韓ワールドカップにおいて、日本のサポーターが
    敵味方関係無く応援する姿が諸外国から評価されましたが、
    そのサポーター精神そのものがこのゲームの
    プレイヤーにも宿る事は間違い無いです。
    プレイすればきっと貴方も真剣に敵も味方も応援しているでしょう。

    これは他人にもお勧め出来る内容であるのは間違い無いのですが、
    知人にお勧めする事自体がゲームクリアよりも難しい、と私は今でも考えています。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 3 4
  • 人前ではできないこと請け合い 70
    • 投稿者:きよかず(男性/40代)
    • 投稿日:2010/01/04
    良い点
    ・戦闘のシステムは割りとしっかりしていて面白い(総評に記)
    悪い点
    ・キャラクター絵の不足分を補っている絵に難点あり?(総評に記)
    ・一部のキャラクターがゲームに登場しない
    ・好きなキャラクターでPTが組めない
    総評
    まずは、当然わかるとおり男性プレイヤーをターゲットにおいている作品である。

    なので、鎧が壊れるカットシーンをはじめ、
    戦闘で絵が出るタイミングでは、良くも悪くも揺らしたり(どこがとはいわないが。)
    狙ったアングルで表示を行ってくる。

    そのため、人前でやるのは非常にお勧めしない。
    ポータブル機でありながら、自室でひとりでやることを進めるゲームである。


    さて、その鎧破壊のシステムは割りとしっかりしている。
    キャラのHPと鎧のHPは別々に存在し、
    キャラのHPを残しつつ鎧を破壊せねばならないので何度もリトライすることになる。
    その理由としては、攻撃があたる部位の決定にランダム要素が存在するため
    無駄なダメージを本体に与えてしまうこともあるからだ。

    ちなみに、無理に鎧をすべて壊さなくてもゲーム自体はクリアーは可能である。
    それでも全部位破壊を狙ってしまうので、アイテム獲得などのためであり
    決して全部位破壊時のカットインが見たいためではない事を記述しておく。

    まぁ、ともあれこのシステムが成り立っているのは
    相手が女性キャラであり、男性キャラではないためである。
    実際、ゲームで登場する男性キャラや男モンスターには、部位が存在していない。


    さて、戦闘以外のシーンではキャラクターたちの絵を使い、会話シーンが行われる。
    その絵のほとんどは、原作の絵を使用しているのだが、
    原作にない絵に関しては、オリジナルで書き起こしているのだと思う。
    そのため、どうしても色のタッチや絵柄に差が出ているように感じた。

    また、一部のキャラクターは、物語上では存在するものの
    戦闘ではでないのが非常に残念なところだ。

    そして、PTメンバーはストーリーの分岐に合わせて完全に固定化されるため
    好きなメンバーを選んでPTを組むなどができないところも気になった。
    (現在20時間で未クリア状態)


    ともあれ、原作を知っている方には購入をお勧めしたい作品である。
    ちなみに自分は原作の本は持っていない。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 4 3 2
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