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[Gamescom]最新技術を惜しみなく投入。シリーズ最新作「Painkiller: Resurrection」は初代Painkillerの人気を超えられるか
シリーズといっても,本編となる「Painkiller」(2004年)と一連の拡張パック(「Painkiller: Overdose」はスタンドアロンでの起動が可能)があるだけであり,エンジンから作り直しになる完全新作は5年ぶりになる。開発を行っているのはオーストリアのデベロッパであるHomegrown Gamesだ。
最新作Painkiller: Resurrectionの最大の特徴は,グラフィックスだ。説明してくれたJoWoodのHead of Production,Johann Ertl氏によると,本作のエンジンにはさまざまな最新技術が投入されているという。例えばパララックスマッピングやサーフェスシェーディング,ラジオシティ,スペキュラーマッピングなどが,シーン内のオブジェクトだけでなく,手に持った武器や敵クリーチャーの表面にも施されているという。もちろん,物理エンジンも搭載し,リアルな破壊シーンを実現しているとのこと。
いや,Ertl氏が言っていることをそのまま書いているだけで,あまりよく分かっていないです,すいません。まあともかく,グラフィックスエンジンには力が入っているわけ。もっとも,画面設定を下げればロースペックのPCでも問題ないそうだ。
実際に動いているところを見せてもらったが,プレイ感覚は初代と同じく,撃ちまくり系のようだ。つまり,続々と出現するクリーチャーどもを,多種多様な武器と豊富な弾丸で殲滅していくという爽快感を優先したデザインになっている。
そういえば,初代Painkillerも2004年のゲームとしては五指に入るであろう高度なグラフィックスと,DOOMライクなプレイ感覚を持っていたが,それをまた2009年に再現しようということだろう。
もっとも,マップは初代のようなリニアな一本道ではなく,オープンエンドのかなり広いものになり,そこを自由に動き回って戦えるようになった。マップはいくつかのエリアに仕切られており,するべきことをするか必要なものを手に入れることでアンロックされる仕組みになっている。
マルチプレイには,シングルプレイと同じマップを使い,最大4人まで参加できるCo-opが新たに導入された。シリアス サムシリーズと同じく,Co-op向きのゲーム性を持っているような気がするので,内容にも期待できそうだ。それ以外には,デスマッチ,チームデスマッチ,そしてキャプチャー・ザ・フラッグと,おなじみのモードが用意されている。
Painkillerシリーズ最新作となるPainkiller: Resurrectionは,2009年内の発売が予定されており,現在の仕上がりは90%程度とのことだった。正確な発売日はまだ発表されていないが,前作のファンは期待していいのではないだろうか。
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