コンパイルハートから,PLAYSTATION 3用シミュレーションRPG「
アガレスト戦記ZERO」が
6月25日に発売される。価格は通常版が7140円,限定版が9240円(共に税込)。本日(4月7日),その公式サイトがオープンしている。
本作は,前作「
アガレスト戦記」の数千年前の世界が舞台となる,ファン待望のシリーズ最新作。複数のヒロインからパートナーを選び,結ばれたヒロインによって子孫の容姿や能力が変化する
「ソウルブリード」,ユニットそれぞれに設定された「エクステンドエリア」にほかのユニットを移動させることで,連携攻撃や合体攻撃が可能となる
「エクステンド・ターンバトル」など,前作で好評を得たシステムはそのままに,本作では新システムの
「フリーインテンション」「フィールリンク」を追加。
フリーインテンションは,街でさまざまなイベントが発生するという街パートの新システム。街中にある各ポイントは,規定回数内自由に移動でき,特定の条件を満たす(主にヒロインイベントを発生させる)ことで規定数が増加する。特定の場所(ショップや鍛冶場)に移動すると,ショップであれば新規アイテムの追加など,ゲームを有利に進めるための特典を受けられることがある。
また,ヒロイン以外の仲間ともイベントがあり,隠されたポイントの情報や,アイテムを入手できることも。ヒロインとの関係を進展させるか,アイテムや隠しポイントを選ぶかはプレイヤー次第だ。
またフィールリンクは,ヒロイン候補のキャラクターの好感度によって,イベントCGなどが変化するシステム。フリーインテンションで発生するヒロインイベントの中には選択肢があり,選択肢によって各ヒロインの好感度が変化していく。ヒロイン候補のキャラクターの好感度が高いと,イベントでのCGが変化するほか,街でヒロインに会ったときに普段と違った服を着ていることも? アニメーションを取り入れた,豊富な表情パターンにも注目だ。
◆ストーリー概略◆
光と闇、二つの勢力に分かれた神々の戦いは、
物語の舞台となる世界『アガレスト』を二つに分断するほどの傷を残し、
自らが創造した種や自然の多くを失う結果となった。
自らの力を行使したことで世界が崩壊することを危惧した神々は
分断されたアガレストのそれぞれを、自らが創造した種に統治させることで和解し、
自らの力を極力世界に介入させないように配慮した。
一旦は平和を取り戻したかに見えたアガレストだったが
力を蓄えた闇の勢力は光の勢力側への進行を開始する。
神々によって二分された光と闇の勢力の境界『刻まれし傷の山脈』。
物語はそこから始まることとなる。
ジークハイトは任務の途中、闇の勢力に囲まれた一人の少女と出会う。
少女を助けるため重傷負った彼を、少女は自らの『力』によって救った。
しかしそれが原因で、彼女の『力』は彼に引き継がれてしまうこととなる。
少女との出会いによって手にした『力』は、光と闇の戦局を左右するほどの『力』。
ジークハイトはその運命を受け入れ、戦いに身を投じることとなる。
キャラクタープロフィール
【第一世代】
●ジークハイト(CV:立花慎之介)
光側の最前線で隊長を務める優秀な兵士。
真面目で、少々融通の利かないところもあるが、
それらを含めて部下に慕われている。
まだまだ若いが、それだけに将来を有望視され、
他の隊の兵からも一目置かれている。
●ミーメル(CV:水原薫)
“解放の力”を持つ少女。
自分を助けるために目の前で重傷を負ったジークハイトを、
自らの命を削って救う。
それがきっかけとなり、ジークハイトと共に旅をする事になる。
●アリス(CV:藤田咲)
主人公の旅に付き合うハイ・エルフの女性。
父の推挙により、ジークハイトの旅に加わることになる。
それ以前は、主に後方で救護活動に従事しており、
傷付いた兵士達を癒し、励ましている。
●フリーデリンデ(CV:小清水亜美)
第一世代ヒロインの一人。副隊長。ジークハイトの右腕と言うべき存在。
隊長であるジークハイトに好意を抱いているのだが、
配下の兵士の手前、その気持ちを抑えており、
なかなか気付いてもらえない。
●ルーティエ(CV:後藤邑子)
第一世代ヒロインの一人。
幼い頃より各地を転々としていたため、他人との接し方が解からず、
極度の人見知りで、上がり症でもある。
母が占術師をしており、ルーティエ自身にも先読みの力がある。
●紗弥音(CV:佐久間紅美)
第一世代ヒロインの一人。常に微笑みをたたえている大人の女性。
炊事・洗濯・掃除等の家事全般と武芸を一緒に並べて『淑女の嗜み』としている。
しっかりしているように見えて、実は極度の方向音痴。