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オンラインアクション「LOST SAGA」メディア発表会&体験会レポートを掲載。ダイナミックかつ小気味良く展開するバトルに触れてきた
本稿では,発表会の内容や,続いて催された体験会でのインプレッションをお伝えしたい。
「ロストサーガ」ティザーサイト
LOST SAGAは,剣士やガンマンといったさまざまなヒーローのコスチュームを着用したキャラを操作し,ほかのプレイヤーとの対戦や協力プレイを行うアクションゲーム。充実したキャラクターカスタマイズ要素が盛り込まれていることや,多数のゲームモードが用意されていることなどをウリとしている。
9月8日に予定されている正式サービス開始に向けて,テストが実施される予定だ。
弥永氏は,本作の魅力として「異なる特性を持ったキャラが豊富に用意されている」点や,「自分のキャラにさまざまなヒーローのコスチュームを着用させることで,多彩なプレイスタイルで遊べる」点を挙げた。
日本でのクローズドβテストには16体のキャラが登場する予定だが,先行してサービスが行われている韓国では,すでに49体ものキャラが実装されており,毎月2体ずつのペースで追加されているそうだ。
コスチュームは,キャラごとに10種類以上が用意されており,弥永氏によれば,計100万通り以上の組み合わせになるという。
また本作では,各コスチュームに個別のスキルセットが紐付けられており,着替えを行うことでキャラの見た目を変えられるだけでなく,大きく異なるプレイスタイルで遊べるという。
LOST SAGAに登場するキャラは,それぞれ世界各地の神話,伝説をモチーフにデザインされている。
本作では,防具や武器といった装備品のほか,アバターの顔のパーツや髪型,肌の色といった,キャラの見た目の基本的な要素も「コスチューム」と呼んでいる。これらを組み合わせることで,オリジナルキャラを作れるわけだ。
このコスチュームが日本でもリリースされるかは未定だが,さまざまなコンテンツとのタイアップが検討されているとのことなので,これからの展開を楽しみにしよう。
次に弥永氏は,LOST SAGAのゲーム内容について説明を行った。
「対戦アクションというと,難しいイメージがあると思います」と前置きした弥永氏は,移動以外,攻撃,ジャンプ,ガードという3つのアクションのみでプレイできるシンプルさをアピールした。
とはいえ,プレイ中に随時キャラを切り替えつつ戦えるシステムなどが採用されており,奥深さを味わえるゲームに仕上がっているという。
また,日本市場に向けてゲームパッドへの対応を行っているため,コンシューマゲームを遊んでいる人も取り込めるとの考えを示していた。
難度は「EASY」(最大2人でプレイ可能),「NORMAL」(最大4人)「HARD」(最大8人)の3つ。弥永氏は,「HARDはレベルが上限に達したプレイヤーでもクリアは困難で,挑戦しがいがあります」と説明。HARDは,腕試しにもうってつけの難度といえそうだ。
本作にはそのほかにも,楽しめる要素が用意されている。そのうち,一人でもプレイできるのが,探査キットを使い,マップ内でさまざまなアイテムを獲得していく「遺跡発掘モード」や,釣りを行う「フィッシングモード」。
また,さまざまなアクションを繰り出しつつ,ゴールを目指す「サッカーモード」や,マップ内にある一つの王冠を奪い合う「クラウンキープモード」,キョンシーに選ばれたプレイヤーがほかのプレイヤーを捕まえていく「キョンシーモード」といった,複数人でのプレイを前提としたモードもある。
弥永氏はこれらについて,「娯楽要素の濃いモードになっているので,ちょっとした息抜きに使ってほしいと思います」と述べていた。
コミュニティ関連では,ゲームと連動した公式SNSが提供される予定。「コミュニティを盛り上げる」「積極的に情報を発信する」といった活動を行うことでマイルを溜め,それをアイテムと交換できるような仕組みにしたいとのことだ。
さらに,LOST SAGAのファンだけでなく,イラスト系のコミュニティサイトの利用者や,本作とタイアップしたコンテンツのファンなどが集まり,交流できる場にすることを目指すという。
発表会の最後に,LOST SAGAのローンチスケジュールが以下のように発表された。
・ファミリー&フレンドテスト……7月12〜20日
・クローズドβテスト……8月11〜24日
・オープンβテスト……8月25日〜9月7日
・正式サービス開始……9月8日
正式サービス開始までのあいだに,日本独自のタイアップ展開に関する発表が行われる予定とのことだ。
クローズドβテストの募集期間は7月28日〜8月8日で,募集人数は3000名。応募方法などの詳細は後日あらためて発表されるので,続報をお楽しみに。
さて,発表会のあとに開かれた体験会では,キャラクターのカスタマイズや,いくつかのゲームモードでの対戦/協力プレイが行えた。
今回プレイしたのは,ほかのプレイヤーすべてが敵となるデスマッチモードと,二つのチームに分かれてバトルを行うチームバトルモード,そして協力プレイを行うデスタワーモードの3つだ。
短い時間ではあったが,実際に遊んでみた限り,ゲーム展開の小気味良さ,スキルやコンボ攻撃を決めたときの爽快さが印象的だった。
プレイ中,カメラの切り替えが行えるようになっており,下の写真のように,カットシーンのようなゲーム画面で直接バトルが楽しめる。周囲の様子は確認しづらくなるものの,より迫力のある画面でプレイできるのだ。
デスタワーモードでは,一つの階につき1匹のモンスターを倒し,次の階へと上がっていく。途中,5階ごとに強力なモンスターが現れるが,スキルやコンボ攻撃を決めていけばサクサクと進められる印象。ただし,終盤に登場する敵はかなり手ごわくなってくるので,筆者は結局,15階までしか到達できなかった。
ちなみに本作では,ステージから落とされるとアウトとなる。逆にいえば,相手を倒さなくても,うまいこと外に出してしまえば勝てるのだ。ステージごとの特性を把握し,効率よく敵を倒すための戦い方を編み出すのも面白そうだ。
今回筆者は,兵隊のようなキャラクターから,「手と足を高く上げつつ,否応なしに前進する」スキルを食らい,ステージから落とされてしまった。悔しかったが,自らステージの外に向かって進んでいく自分のキャラクターの姿に,思わず笑ってしまった。
このように,さまざまなキャラが登場し,個性的なスキルやコンボ攻撃を用いて戦いを繰り広げる本作。アクションゲーム好きにとって,要注目の一作となりそうだ。
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