このゲームの読者の評価
- 読者レビューについて
- 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
- 前のページ
- 次のページ
- Pages: 1
-
主要国総参戦の珍しいゲーム 90 - 投稿者:ストラテジー大好き(男性/30代)
- 投稿日:2013/12/14
- 良い点
- ・米英独ソ伊仏日など当時の主要国家が選べユニットも固有
・作戦地図をモデルにした進軍経路の矢印とそれを活かす美しいマップ
・代表的なものからプロトタイプまでの魅力的なユニット
・チーム戦に向いたシステム
・自分の考えた作戦を実現しやすい謀略システム
・偵察の重要を訴えるゲームシステム - 悪い点
- ・チーム戦におけるアドミンによる多すぎる収入
・1vs1には向かないゲームバランス
・機能していないランクマッチと偏りのあるパブリックマッチのホストチーム - 総評
- 基本的にはとてもいい作品だと思います。
ユニットは本来あるべき役割を明確にこなす事が可能で歴史ゲームの入門にオススメです。
それでありながら奥がとても深い。
興味があるなら定価も低く試しに買ってみて欲しい。大変面白いです。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 4 5 5 -
操作量よりも相手との読み合いで戦うゲーム 85 - 投稿者:karo kyuuri(男性/30代)
- 投稿日:2011/05/02
- 良い点
- 他の方も言っていますが
・非常にシステムがわかりやすく、マップの視点移動もシームレスでストレスがありません。
・操作量が大勢に影響を及ぼすことは少ないので初心者でもある程度ユニットの特性などがわかれば上級者と戦ってズタボロに負けるということはないと思います。実際に私がプレイ初めて数時間のフレンドに負けたことも(笑)
・国ごとの得手不得手がはっきりしてるようにみえて、実は補う手段はちゃんと用意されていてこの国を使っているときにこういう手で敵が来たら絶対に負ける。なんてことはありません。
・ズームアップすると戦車の向いてる向きや砲塔の向きまでしっかり描写、実際にその通りに動いていて砲塔の向いてない方向から奇襲を受けると対応に時間がかかったり、砲塔の旋回速度も戦車ごとにパラメータがあったりしてイタリアの中戦車がドイツのタイガーを翻弄して撃破することだってあります。
・手の読み合いが熱く、相手の作戦を読み対抗手段を用意したり、相手の作戦に乗ったフリをしながら奇襲をかけたりと、このゲームの醍醐味はここにあると思います。 - 悪い点
- ・良くも悪くもシステムをわかりやすくしたのと、国のバランスをしっかり調整しているために史実通りの性能でなかったりします。対戦車砲や駆逐戦車が歩兵に対して全くの無力であったり、IS-2がキングタイガーに勝てなかったり、史実との使い方が違ったり。
・PC版は日本語版がない。CS版には結構いい吹き替えが入っていたりするのですがPC版にはありません。日本語化することは可能ですがバイナリをいじったりできるある程度の知識が必要です。
・ランクマッチが機能していない。ランクマッチはほとんど機能していません。発売日からプレイしていますがおそらくランクマッチでのプレイ回数は20戦もないと思います。マルチプレイは盛況でプレイには全く支障はないのですがランキングとかあったら嬉しかったな。StarCraftほどというのは贅沢でしょうが改善してほしいです。
・レベルで強さを測りづらい。やり込んだりNPCと撃ち合ってるだけでレベルは上がってしまうのでレベル100が強いかと言えばそうでもなく、逆にステータスリセットしたレベル1のほうが強かったりします。一応、ELOレートはあるのですが見にくいです。 - 総評
- このゲームはRTS初心者から上級者に問題なくおすすめできると思います。
少し詳しい方に尋ねれば日本語化の方法も教えてくれると思いますし、英語の状態でもユニットの特性や能力がわかりやすいのであまり不自由しません。
また、他のゲームで「木材、金、肉」とか「クリスタル、メタル、ゴールド」などと資源が細分化してるわけでもなく「資金」というひとつしかないので非常にわかりやすく、とっつきやすいと思います。
だからといって薄っぺらいゲームかと言ったらそうでもなく、上級者でも問題なく楽しめると思います。操作の仕方では寡兵で敵の大群を撃退できます。偵察のいなくなった戦車隊を歩兵で血祭りにしたり、対戦車砲数門に的確に攻撃指示を出して敵の戦車を完全に封殺したり。操作量と判断である程度の有利を跳ね返したり。
また、初心者がそこまで足を引っ張るってこともないので(本当にNoobな人は本当にNoobですが)味方の出してるユニットを支援すれば自分の支援の仕方で圧倒的に有利にできます。
発売からもうすぐ一年になりますが未だにコミュニティが衰えてないと言えば魅力が伝わるでしょうか?
日本人プレイヤーも最近はコンシュマーからの移住者も増えてきて、一時期より増えてるように感じます。
対戦の相手には困らないと思います。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 5 4 -
RTS初心者も上級者も楽しめるゲーム 90 - 投稿者:IMOIRO(男性/30代)
- 投稿日:2011/03/06
- 良い点
- 1.バランスが良い
細かいところは挙げ始めるとキリがありませんが、RTSで最も大事と言えるゲームバランスは非常に良い感じです。1vs1でも立ち回り次第では相性の悪い国家に勝つことができます。また、チーム戦では互いの欠点を補い合う編成で行くか、一点集中で突破するかなど色々考えるのも熱いです。
ユニットの強弱関係も分かりやすくなっています。
2.リアルなグラフィックと滑らかなズームシステム
カメラを引くと作戦司令室での机上演習な感じでユニットも円盤で表示されているのですが
ズームするとリアルな戦場へと様変わりしていきます。マップに関してはかなり繊細に作りこまれているのでリプレイでユニットの行軍を眺めているだけでも面白かったりします。詳しくは下記URLで
http://www.4gamer.net/games/087/G008773/20090824042/
そしてウリとしているズームシステムが秀逸でカメラ倍率に応じてユニットの表示方法が変わっていきます。最大まで引くと上でも述べた様にユニットは唯の円盤になり、ユニットのスタックも円盤がタワーを作る感じになります。ユニットを纏めて移動させるときや固まっている敵への一斉攻撃など大雑把な指示を出すときにはとても扱いやすい感じです。
対してカメラをズームすると円盤表示ではなくしっかりとユニットとして表示され、車体の向き、隊列変更、細かい攻撃目標設定などの細かな指示をできます。そしてこれ等の倍率の変更がマウスホイールするだけで出来て、それもすごく滑らかに動くので画面切り替えというよりはホントにズームイン・アウトといった感じになります。
3.ゲームシステム、インターフェース、操作性が簡潔
他のRTSだと様々な資源を獲得しつつ、ユニットを生産して、前線に送り戦闘をする・・・といった感じでかなり忙しい感じですが、RUSEでは資源は金のみでマップ各所に散らばっている資源地に補給基地を建設すればそこから指令所に自動的に補給トラックが送られ資源が手に入ります。補給基地や補給トラックの防衛が必要なのは言うまでもありませんが・・・。
そしてインターフェースもビジュアル的にとても分かりやすくなっていて、英語が読めなくても絵や記号を見るだけで問題なくゲームを進行できます。
操作方法も基本的にマウスクリックで全ての操作が可能です。ややこしいメニューとかは一切無いのでRTS初めての方でもすんなり操作できると思います。
もちろん上達を志すならばショートカットキーを上手く活用しなければなりませんが。
4.プレイ人口
海外産のゲームなんでマルチプレイは海外の人が多め。ピークは深夜1〜2時くらい。DLCで日本軍が出たんで更に人数が増えた感じです。日本人もピーク時にはちらほら見かけます。どの時間帯でも遅くても3分以内には部屋に人が集まると思います。対戦人数やマップ、モードに拘りが無ければ特に対戦に困ることはありません。
日本のsteamコミュニティもあるので日本人とやりたいのであれば声を掛ければ応じてくれると思います。 - 悪い点
- 1.キーバインドが出来ない
ショートカットキーは固定で自分で設定はできません。大体は使いやすい配置になってはいるのですが「@」や「;」の位置にも割り振られているのでマウス片手にやるには少し厳しい配置になります。(上記の通りマウスクリックでも操作できるので使いにくいキーの場合はマウス操作で)
ここは是非設定できるようになって欲しいところ
2.史実どおりのユニットバランスではない
第二次世界大戦を題材としたゲームなので登場するユニットは試作機含め全て実在した兵器です。そこらへん詳しい方からすればゲーム内でのユニットの強弱関係は史実とは違ったところがあると思います。逆にこれを史実通りのスペックにしてしまうと折角良いバランスが崩れてしまうのでここは賛否両論あると思います。
例としてあげると
・駆逐戦車は完璧にアンチタンクユニットとなり、装甲ユニット以外への攻撃が出来ない。(極端な話、歩兵1ユニットに10両以上の駆逐戦車が反撃も出来ず追い掛け回されることもある)
・突撃砲は戦車などに対する攻撃力が低く、戦車撃破は難しい。(史実ではドイツの突撃砲stugなどが敵戦車に対して駆逐戦車的な働きをして、敵戦車を大量に撃破していた。)
・その他ユニットの強弱(IS2がタイガーやパーシングに撃ち負けたりなど)
史実どおりのスペックでリアルな戦闘が出来ると期待している人は若干肩透かしを食らうかもしれません。
あくまで現実のユニットをモチーフにした程度の認識の方が良いですね。正直そこまで詳しい人は少ないし、あくまでゲームなんで問題では無い気もします
3.日本語未対応
現在使用できる国家はアメリカ、ドイツ、ソ連、イギリス、イタリア、フランス、日本の7つで他の6カ国はしっかり自国語があるのに何故か日本語だけ未対応。
しかし、日本語化されてないで困るのはキャンペーンモードのストーリーくらいでマルチでは英語が出来なくても問題は無い。野良の場合は単語でのやり取りでもいいからチャットをすると連携を取りやすいので出来るに越したことは無いが。
有志による日本語化パッチがある模様。 - 総評
- タイトルにもあるとおりRTS初心者にも上級者にもオススメできるゲームです。
どうしてもこの手のゲームは初心者にはとっつき難いイメージがあります。
というのも古参プレイヤーとの実力差、膨大な情報量で序盤で諦めてしまうからです。
しかし、このゲームでは他のゲームで言われるいわゆる「操作量」があまり必要とされません。何故ならばルールが簡潔でビジュアル的に分かりやすく資源も1種類でマップも比較的広く縮尺がリアルな為、ユニットの移動も非常に低速なのでじっくりと考える時間があるからです。なのであまり焦らずにゲームをプレイすることができます。
では底が浅いゲームなのか?と聞かれるとそうでもありません。
究めるのであれば、操作量は多いほうが良いですし、敵の弱点を見抜き、適したユニットを生産し、適した場所に配置する判断力も必要です。また、先手を取るためにも即断即決が必要となってきます。
またゲームタイトル「RUSE」の通り、一定時間で一回使える謀略カードで何を使うかといった判断も求められます。無線封鎖して自分のユニットを隠したり、ユニットの種類を偽ったり、ハリボテのユニットを出して時間を稼いだり、ユニットの移動速度を上げて電撃戦を仕掛けたりと、操作量やテクニックを求められるというよりは読み合い、騙し合いのゲームです。
現在steamのDL販売なら30ドルと値段も手ごろです。
PS3とXboxでも出てるらしいですが最大対戦人数が4人でユニット制限などもあり、人口もあまり多くないらしいので今から買うなら断然PC版です!
簡単なゲームかと思ったら奥はすごく深いこのゲーム。
投稿者は発売から300時間以上やってまだ飽きないでやりまくってます(笑)
RTSは興味あるけど難しそうでちょっと・・・って方や
忙しすぎるRTSばっかやってて疲れたって方まで全ての方にオススメできるゲームです - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 4 4 4
- 前のページ
- 次のページ
- Pages: 1
4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。