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“レイトン教授”の本音は「ナゾが邪魔」? 大泉 洋さん,堀北真希さん,相武紗季さん,渡部篤郎さんら豪華キャスト陣が出演した「レイトン教授と魔神の笛」完成披露会レポート
この完成披露会には,業界関係者や報道陣が集まったほか,レベルファイブ初の試みとして,抽選で1000人の一般客が招待された。一般招待客には,全員におみやげとして「レイトン教授と魔神の笛」がプレゼントされるという,なんともうらやましいイベントとなった(関連記事)。なお,この一般枠には1万人を超える応募があり,当選者のほぼ100%が来場したとのことだ。
日野晃博氏 |
この日の司会は,「LEVEL5 VISION 2009」でも司会を担当したフリーアナウンサーの荘口彰久さんだ |
続けて日野氏は,シリーズのセカンドシーズンが幕を開けたことを宣言。セカンドシーズンは,単にゲーム3部作の制作と発売に留まらず,幅広く展開していくと説明し,12月19日から公開される「映画 レイトン教授と永遠の歌姫」を紹介した。
この映画は,日野氏をはじめレベルファイブが全力で取り組んでおり,ゲームの雰囲気を損なわない充実した内容になっているとのこと。さらに日野氏はキャラクターグッズ展開やメディアとのタイアップ,そして日本マクドナルドの各店舗で実施されている「マックでDS」にて,2010年1月8日から1月28日にかけてオリジナルのナゾを配信することなどを発表した(関連記事)。
続けて「もう一つ紹介したい要素があります」と,ゲーム本編をクリアしたあとに楽しめるオマケモード「レイトン教授のロンドンライフ」を紹介した。このモードは“100時間遊べるオマケ”というコンセプトのもと,RPG「MOTHER3」(GBA)を手がけたブラウニーブラウンが開発したもの。プレイヤーは,レイトン教授らが暮らすロンドンの住人の一人として,自由に楽しむことができる。
日野氏は,「ロンドンライフ」はソフト単体で発売できるくらいの内容が詰まっていると述べた。なぜあえてオマケにしたかというと,「レイトン教授」シリーズはアドベンチャーゲームという性質上,どうしても10〜20時間プレイしてクリアすれば終わってしまうので,「もっとレイトン教授の世界に浸っていたい」という人のために制作したとのことだ。日野氏は最後に,「絶対オススメなので,ぜひプレイしてほしい」と強くアピールした。
続いては,ゲームの主要登場人物を演じた豪華キャストによるトークショーが行われた。登壇したのは,大泉 洋さん,堀北真希さん,相武紗季さん,南沢奈央さん,渡部篤郎さんの5名だ。
ルーク役の堀北さんは,前作「レイトン教授と最後の時間旅行」で終わってしまったと思ったのに,再びルークを演じることができて嬉しいとコメント。また,本作ではルークがファーストシーズンのイメージと異なる雰囲気になっていることにも触れていた。
相武さんは,セカンドシーズンを通してのヒロインとなるレミ役について,レイトン教授とルークの絆にレミがどう関わっていくのか楽しみと今後への期待を述べた。
南沢さんは本作のゲストヒロインとなるユラ役を演じ,初めての声優経験に緊張して声が出なくなったというエピソードを披露。
セカンドシーズンにおけるレイトン教授のライバル,デスコール役を演じる渡部さんは,ゲームに触れるのは久しぶりとのことだが,ゲームという枠を超えた素晴らしいエンターテイメントになっていると賛辞を述べた。
そのほか,ステージ上の5人が「レイトン検定」の問題に挑戦したり,上記した映画の試写会で発表される未公開ゲストのヒントなどが提示されたりした。
続くステージでは,大泉さんと堀北さんが「レイトン教授と魔神の笛」に収録されているナゾにそれぞれ挑戦。堀北さんはけっこう早いタイミングで正解に到達するも,大泉さんはかなり苦戦。ナゾの前提となる部分への疑問を口にしたり,「ナゾは邪魔」「早く自分の声を聞きたい」と,およそ“英国紳士”に似つかわしくない発言をしたりしながらも,自力で正解に至ると大喜び。
その様子を見た日野氏は,「ナゾが面白くないと言われたときはどうしようかと思った」と安堵していた。
トークショーが終ると,シンガーソングライターの安藤裕子さんによるミニライブが行われた。安藤さんが披露したのは,「レイトン教授と魔神の笛」のエンディングテーマ「Paxmaveiti [ラフマベティ] −君が僕にくれたもの−」。
なお安藤さんは,この曲を手がけることに決まったときは喜んだものの,作詞作曲にあたって先行して脚本を渡されたときは,ゲーム本編をプレイする前に内容を知りたくないので「いやだな〜」と思ったそうだ。安藤さんが熱心なファンであることがよく分かるコメントだった。
また会場では,安藤さんが描いたレイトン教授とルークのイラストと,「レイトン教授と魔神の笛」に登場する,安藤さんをモチーフにしたキャラクターが紹介された。
イベントの最後に日野氏が再び登壇し,セカンドシーズンについて今後の展開を少しだけ説明。「こちら」の記事でお伝えしたように,セカンドシーズン第2作「レイトン教授と奇跡の仮面」が2010年秋に発売されることや,映画第2弾の制作が企画段階にあることなどが発表された。日野氏は,今後も多くのファンとともに成長し,さらなる躍進を遂げたいとして最後の挨拶を締め括った。
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レイトン教授と魔神の笛
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