ニュース
モジュールを入れ替えて自分好みのレイアウトにできる配信者向けキーパッド「MasterHub」をCooler Masterが展示
具体的な発売日は明らかになっていないが,まずは北米市場で夏ごろに発売し,その後日本を含めたアジア圏でも展開を予定しているという。
MasterHubは,30個のポゴピンを備えた「Base Module」に,さまざまなモジュールを組み合わせて使用するキーパッドだ。Base Moduleと各モジュールは,マグネットで固定する仕組みとなっている。
メインとなるのは,15個のキーを備えた「15Key IPS Display Module」で,そのほかには240×240ドットの小型液晶ディスプレイを搭載したダイヤル「Encoder IPS Display Module」や5つのフェーダーを備えた「5xFader Control Module」といった計5種類のモジュールを用意している。
Base Moduleは,縦長と横長のどちらでも利用でき,モジュールの配置を柔軟に変更できる。また,同じモジュールを複数使うような運用も想定しているとのこと。
各モジュールへの機能割り当ては,Cooler Master独自の総合設定ソフトウェア「MasterCTRL」から行う。モジュールのレイアウト変更も比較的素早く反映していた。
Cooler Masterによると,より大型のディスプレイなど,さらにMasterHub用モジュールの種類を増やす予定だという。写真撮影は禁止されていたが,ブースにはフルキーボードよりも大きいBase Moduleに,さまざまなモジュールを取り付けたプロトタイプもあった。
配信者向けキーパッドといえば,Corsairが「Elgato」ブランドで提供する「Stream Deck」シリーズが有名だろう。
MasterHubは,配信者だけでなく写真や動画編集や音楽制作といった用途での活用も視野に入れており,差別化はできそうだ。国内発売を楽しみに待ちたい。
Cooler MasterのMasterHub製品情報ページ(英語)
4GamerのCOMPUTEX 2024記事
- 関連タイトル:
Cooler Master(旧称:CM Storm)
- この記事のURL: