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カプコンのプロデューサー陣がXbox 360向け4タイトルを熱くプレゼン! 「CAPCOM Title Premiere for Xbox 360」をムービー付きでレポート
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・「DEAD RISING 2」フォーチュン・シティの北通り「NORTH STRIP」や「コンボ武器」の情報が公開
・PS3/Xbox 360用格闘ゲーム「スーパーストリートファイターIV」,4990円の低価格にて4月28日発売決定。コレクターズ・パッケージの情報も公開
最初に登壇したのは,マイクロソフト 執行役 常務 ホーム&エンターテイメント事業本部長 泉水 敬氏と,カプコン 代表取締役社長 COO 辻本春弘氏。泉水氏は,これから行われるカプコンからの発表は,今後のXbox 360にとって非常に重要な内容になるだろうと述べ,辻本氏とガッチリ握手を交わした。
辻本氏は,カプコンがこれまで「ワンコンテンツマルチユース」「グローバル展開」を戦略目標としてきたことをあらためて説明し,2010年はさらに「オンラインネットワーク」を追加して事業の推進を図っていくと宣言した。
具体的には,カプコンのゲームを購入した人が,1日でも長く楽しめるよう,ダウンロードコンテンツやネットワークサービスを強化していくとのことで,会場で紹介するタイトルには,いずれもそうした機能が生かされていると説明した。また,すでに確立しているマイクロソフトのXbox LIVEの機能を利用することで,より便利かつ魅力的な遊びを提供できるだろうと展望を述べた。
プレイヤー4人にNPCも加わって
協力プレイでさらなる幅が生まれる「ロスト プラネット 2」
カプコン 編成室 部長 竹内 潤氏は,ロスト プラネット 2の開発状況を「お待たせしているが,いよいよ完成が近づいてきました」と,簡潔に説明。トレーラーの上映後,今回デモを行う新ステージ「EPISODE 5」は,これまで紹介したものと少々雰囲気が異なると紹介した。
竹内 潤氏 |
大黒健二氏 |
竹内氏は,シールドなどを駆使した連携で,お互いをフォローしながらプレイしないとクリアは難しいと説明した。また,会場では「宝箱」や「火炎放射器」,「Good Jobシステム」といった新要素が存在することも明らかとなった。
そのほか,すでにお伝えしたとおり,ロスト プラネット 2の日本での発売日が5月20日であることや,Xbox 360版限定コラボ「Gears of War × LOST PLANET 2」の情報が,竹内氏によって公開された。
「DEAD RISING 2」は“コンボ武器”をデモプレイ
あたりにあるものを組み合わることで攻撃方法は幅広く
デモプレイでは,チェーンソーとカヌーのパドルを組み合わせた「パドルソー」や,水鉄砲とガソリンタンクを使った「火炎放射器」,オーソドックス(?)だが効果の高い「釘バット」,芝刈機と角材を組み合わせてゾンビを頭から粉砕してしまう「PORTA-MOWER」などが披露された。
武器はいずれも“殴り心地”や使い心地にはこだわっているとのこと。デモプレイは北米版のため,画面上にはゾンビの血飛沫が乱れ飛んでいた。稲船氏は,日本で発売できるか心配だと冗談めいて話しつつ,日本でも可能な限り仕様を変更することなくリリースしたいと展望を述べる。
また,本作はカナダのゲームデベロッパBlue Castle Gamesとカプコンが共同開発しているのだが,スタッフとのやりとりは難しいものの,最近では通訳を通さずともお互いの考えていることが分かり合えるようになったと,稲船氏は述べる。加えて,言葉は通じなくとも,お互いに分かりあっていれば十分に深いゲーム作りは可能だと述べ,稲船氏及びカプコンは,今後もこうしたグローバル戦略を推し進めていきたいと,強い意気込みを見せた。
続いて会場では,稲船氏の第一回監督作品になる長編映画「屍病汚染 DEAD RISING」が制作中であると発表された。この映画は,Webなどで2010年に日本公開予定であり,Xbox LIVEでの先行配信が決定している。
「スーパーストリートファイターIV」は
四つの新モードでストレスのないプレイを実現
「スーパーストリートファイターIV」のプレゼンを行ったのは,カプコン オンライン 開発部 部長 小野義徳氏。まずは本作のプロモーションムービーが上映された。
また本作には,四つの新モードが登場するとのことで,プロモーションムービーで紹介された「ボーナスステージ」以外の三つについて,具体的な内容が紹介された。
まず「リプレイチャンネル」は,世界中で繰り広げられるバトルの動画が,Xbox 360本体にカテゴリ別に自動的に記録/保存され,プレイヤーがそれらを任意に再生できるというもの。この機能はXbox LIVEに接続している間なら,ほかのゲームをプレイしていても利用可能だ。
「エンドレスバトル」は,対戦で勝ち残ったプレイヤーに次々とほかのプレイヤーが挑んでいくという組み手形式のバトルモードだ。小野氏の説明によれば,かつてアーケード版で100円玉を積み上げて皆でプレイしていた感覚をそのままに,プレイしやすいよう少しカジュアルに落とし込んでいるという。
「チームバトル」は,格闘ゲームのチーム戦が世界的に広く行われるようになったことを踏まえたもので,最大4対4のオートマッチングを行うというもの。いわばチーム戦版の“アーケード待ち受け”である。プレイヤー各自は事前にチームを組んでおかなくとも,予約を入れておくことで,自動的に見知らぬプレイヤーと組んでチーム戦を楽しめる。無論,チーム戦のメンバーが揃うまでは,各自CPU戦をプレイしながら待機することができる。会場ではデモプレイを通じて実際のオートマッチングの流れが紹介された。
そのほか会場では,既報のとおり,Xbox 360版の特典として完全オリジナルアニメーションを制作中であることや,パッケージの価格(通常版:4990円,コレクターズ・パッケージ:5990円),日本での発売日が4月28日であることなどが発表された。会場で上映された,オリジナルアニメのダイジェスト版のプロモーションムービーを以下に掲載しておこう。
「モンスターハンター フロンティア オンライン」は
Xbox LIVE上で最良のオンラインサービスを実現
稲船氏は「すべてのゲームプラットフォームにモンスターハンターを」という意気込みを見せる一方で,オンラインゲームを運営することについての大変さについて言及した。それを受けて小野氏はこれまでのPC版MHFの運営を振り返り,「二年半かけて,よちよち歩きから,やっと少し立てるようになった」と感想を述べた。Xbox 360版MHFに関しては,開発に着手したばかりということで,先程お伝えした以上の情報はないのだが,小野氏はマイクロソフトの協力により,Xbox LIVEのインフラを使った最良のサービスにできると確信したとコメントしていた。
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