2月23日に,Xbox LIVEマーケットプレースを通じてその存在が
明らかにされた,Xbox 360用アクションシューティング「
ロスト プラネット 2」。25日には,カプコンよりあらためて
正式発表がなされ,27日にはプロモーションムービーが
一般公開された。
今後,新情報が続々とリリースされることと思うが,本稿では,現時点で判明しているロスト プラネット 2の情報を整理しつつ,スクリーンショットを交えて,同作の魅力に迫ってみよう。
ロスト プラネット 2は,Xbox 360用のアクションシューティングだ。前作にあたる
「ロスト プラネット エクストリームコンディション」(
PC /
Xbox 360 /
PLAYSTATION 3)のエンディングから十数年が経過した“EDN-3rd”がゲームの舞台となっている。
前作では,ステージのほとんどが雪に覆われていたが,ロスト プラネット 2では温暖化(前作をクリアした人ならその理由が分かるだろう)の影響によって雪原が減少し,ジャングルのようなステージも新たに登場するようだ。急激な環境の変化に伴い,ステージだけでなく,雪賊のバリエーションも豊かになっているとのこと。
なお,前作では主人公ウェインを軸としたストーリーが展開されていたが,本作では,さまざまな雪賊の視点で物語を描く,オムニバス形式が採用される模様だ。
圧倒的な映像美でプレイヤーを楽しませてくれた前作と同様,ロスト プラネット 2のグラフィックスも,思わず見入ってしまうこと請け合いのクオリティである。カプコンのオリジナルエンジンである“MT Framework”の,最新バージョンとなるVER.2.0によって描かれるゲーム世界の緻密さ,美しさは,
「こちら」のプロモーションムービーでも確認できるので,まだ見ていないという人は,ぜひともご確認を。
前作からパワーアップした点は,もちろんグラフィックス回りだけではない。カプコンに蓄積された“ゲームの面白さ”に関するノウハウや,プレイヤーからの要望などが,ふんだんに盛り込まれている印象である。
新しいステージやキャラクター,武器,エイクリッドの追加などは言わずもがなだが,プレイヤーキャラクターのアクションも,より多彩なものになるようだ。
また,スペック上の“プレイ人数”は未定となっているが,キャンペーンモードを最大4人のCo-op(協力プレイ)で進められることが明らかになっている。先に公開されたプロモーションムービーも,基本的にCo-opモードの模様を編集した内容になっており,4人の雪賊が協力し,巨大なエイクリッドと死闘を演じている様は,面白そうにもほどがあるというもの。思わず「素材は剥ぎ取れないのだろうか?」と考えてしまったカプコンファンも,少なくないのではないだろうか。
ともあれ,Xbox LIVEを利用してのCo-opは,ロスト プラネット 2最大の魅力といえそうだ。オンライン対戦モードの存在については明らかにされていないが,すでに「ロスト プラネット コロニーズ」での実績があるだけに,期待してもいいような気がしないでもない。発売日も現時点では未定なので,しばらくはアレコレと想像を膨らませて盛り上がりつつ,さらなる情報公開を楽しみに待とう。