プレイレポート
ゾンビゲームの最高峰! 本日発売の「デッドライジング2」プレイレポート
右を向いても左を向いても血に飢えたゾンビの大群が! という戦慄のシチュエーションで展開するゾンビとの戦いを,これでもかというほど存分に味わえる「デッドライジング2」がPlayStation 3/Xbox 360の両機種でついに発売された。
今回実際にゲームに触れた感想は「エクセレント!」の一言に尽きる。アクションゲーム好きには,それはもうたまらない内容に仕上がっているのだ!
前作を上回る遊び心と自由度の高さに驚愕!
さらに,新要素として2つのアイテム武器を組み合わせる「コンボ武器」というシステムが追加されたため,ついついストーリーを忘れて寄り道し,「コンボ武器作り&オブジェいじり」に没頭してしまう。とにかく自由度が高く,思うままにキャラクターを動かしているだけでも十分に楽しめるのが,このゲームの凄いところだ。
もちろん,「デッドライジング」の醍醐味である画面を埋め尽くす無数のゾンビや狂気に囚われたサイコパスとの死闘,そして「恐怖」の中にちりばめられた「笑い」のエッセンスは今回も健在。膨大なボリューム,多彩なアクションとレスポンスを筆頭に大幅にパワーアップしたスペシャルな内容は,前作を遊んだユーザーから今回初めてシリーズに触れる新規ユーザーまで,すべてのプレイヤーを虜にする魅力が満載だ!
ゾンブレックスを探さないと娘が犠牲に……! もちろん生存者の救助もね!
ゲーム本編ではシティ内にあるゾンブレックス(ゾンビ化抑制剤)を探し出し,定期的にケイティーに投与しなければならない。自分のため,そして最愛の娘のために戦う強き父親の物語なのだ。本作ではシティに取り残された人々を救助するかたわら,ケイティーの薬探しも同時にしなければならないため,何を優先して行動するか,時間をどう使うかを常に考えねばならず,より戦略性が増している。
殴る,斬る,刺す,潰す,撃つ……容赦ないゴア表現が楽しめる!
前作に比べるとマップはさらに緻密かつ広大になり,武器やアイテムも大幅に増量されている。新要素として前述の2つのアイテムを組み合わせて新たな武器を作るコンボ武器システムが加わったほか,オンライン専用のモードとして他のプレイヤーと本編を協力プレイできる「CO-OP」モード,TiRの様々な競技を実際に楽しめるマルチプレイの「TIR」モードが追加され,前作以上にバラエティに富んだ内容・構成に仕上がっている。
また,前作は日本版でのゴア表現がおとなしめだったが,本作では世界共通の表現となった。ゾンビの腕がちぎれ,身体が真っ二つに裂け,頭部が吹き飛ぶ容赦ないゴア表現が楽しめるようになっているのだ。いろいろな武器をゾンビに試し,そのダイナミックなはじけっぷりを存分に堪能しよう! 一方で,前作国内版での表現でもグロいと感じた人にはデッドライジング2のプレイはきついと思われるので,自分に適しているかどうは判断が必要だ(本作に興味をもつプレイヤーなら大丈夫だと思うが)。
操作感は両機種とも良好だが,追加エピソードを購入できるXbox 360版に注目!
前述したとおり,本作はPlayStation 3とXbox 360のマルチプラットフォーム(PC版は10月28日発売)。操作感はどちらの機種もすこぶる良好で,チャックを自在に動かし,ゾンビをバンバンなぎ倒せる。本編を楽しむぶんにはどちらの機種を選んでもいいだろう。
さらに本編直後の物語であり,エピローグとなる「デッドライジング2: CASE WEST」のダウンロード配信も予定されている。こちらは前作の主人公フランクとチャックがタッグを組み,CO-OPプレイができるという衝撃の情報が公開済みだ。どちらの作品もデッドライジング2の世界観と物語の顛末を知りたいファンには欠かせないコンテンツなので,ここまで含めて楽しみたいというファンにはXbox 360版がオススメと言えよう。ただし,購入方法はクレジットカードのみで,マイクロソフトポイントでの購入はできない点に注意が必要。これらのダウンロード配信に関する詳細は,デッドライジング2公式サイトで確認しよう。
来週はゲーム序盤の内容を詳しくレポート予定。お楽しみに!
「デッドライジング2」公式サイト
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※本作はCERO:Zレーティング,18歳以上のみ対象のタイトルです
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(c)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
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