このゲームの読者の評価
- 読者レビューについて
- 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
- 前のページ
- 次のページ
- Pages: 1
-
古き良き世界を見よ、西方は赤く燃えているぅ! 70 - 投稿者:のらくろ(男性/30代)
- 投稿日:2009/10/07
- 良い点
- まず第一に挙げるとすれば「ストーリーの演出性」でしょう。
私の環境はSteamのPC版という事で当然ながら日本語の吹き替えも無く、
字幕も全て英語でした。ですが、英語に疎い私でも
キャラクター達の表情や挙動、叫び声で「何を伝えたいのか」が
伝わって来るのは素晴らしいです。また、ゲームの進行中に
何をやればいいのかが分からない、といった事はまったく無く、
ほぼ迷う事の無い親切な設計で意味の無い進行の迷いで
ストレスが溜まるという事が無く、
敵とのガンファイトと兄弟との協力を楽しんで欲しい、
といった作りは嬉しかったです。
そしてそのストーリーを盛り上げる2名の主人公もかなり濃く、
一族三代目ぐらいまでは語り継ぎたいと思える
キャラクターの格好良さは非常に魅力的です。
アクション性はFPSとしての及第点越えはしていると思います。
ほどよく歯応えのある難易度でランボープレイでは即死しますが、
遮蔽物と各主人公にある固有アクションの「早撃ち」・「2丁拳銃乱射」を活用すれば
難所も越える事が出来ます。
またリロードギミックもかなり凝っていて、
「これリボルバーなの?」と思うようなマイナーかつマニアックな拳銃も
細部まで描写されており、リロードする度に心が躍る一種のレボリューションを
経験する事が出来ました。
そして最後に挙げるならば「決闘」です。
時代劇における殺陣、カンフー映画における椅子アクション、
ダチョウ倶楽部における"押すなよ"といった
西部劇における定番中の定番ですが、
それはこのゲームでも当然の如く盛り込まれていました。
鐘が鳴るまでの間に相手の視点をずらし、こちらが最も見やすい位置に移動する
というシステムで銃を抜くまでの間にじりにじりと歩を進める
あの独特の睨み合いの緊張感を見事に再現しています。
決闘したいけどリアルじゃ出来ない!という人は是非プレイする事をお勧めします。 - 悪い点
- 挙げるとすれば自由度でしょうか。
親切設計故に発生する物なのでしょうが、
シナリオ進行中に兄弟から少しでも離れるとすぐにゲームオーバーになるのは
綺麗な背景を隅々まで見たい時には少々ムッとしてしまいました。
その分フリーライドモードの時は不自由はしないのが救いでしたが。
また、基本的に拳銃での戦闘がメインになるのですが
それ故に弾薬の回転率を上げるために
使用武器がリロードが簡易なクイックシューターに偏ってしまう
バランスは少々難点かもしれません。
最後に個人的な事になってしまうのですが、
カバーアクションの操作性が妙でリーンがかなり難しかったです。
パッド前提での調整なのかもしれませんが、
その辺りはPC版に合わせた調整が欲しかったです。 - 総評
- シェーンにはなれない、君はアウトローになるんだ。
このゲームでは正義の保安官でもガンスリンガーでも無く、
家族という血の絆で結ばれたアウトロー兄弟の物語を楽しめます。
決闘・協力・そして兄弟同士での対立と映画的な
西部劇要素がふんだんに込められており、
FPSとしてもその味を十分に引き出しています。
しかし最高に盛り上がる!といった場面もある訳では無く、
まさに佳作、といった作品でした。
当然ながらストーリーを細部まで理解できれば
さらに評価は上がるかもしれませんので、
とりあえずゲーム部だけでの評価と思ってください。
最後に補足ですが、
PC版にあった起動時の言語設定におけるバグは
現時点ではアップデートによる修正が入っています。
しかしSteam版以外での状況は分からないので
参考の要素の一つとして加えて頂ければ幸いです。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 2 4 4 -
「Call of Juarez: Bound in Blood」ユーザーの一人として 60 - 投稿者:DELTA(男性/30代)
- 投稿日:2009/08/15
- 良い点
- 西部劇を舞台にしたゲームをしたかった人には、まさにこのゲームが適任です。
グラフィックもサウンドをかなり頑張っていますし、雰囲気も良い感じです。
そして登場する武器もマカロニウエスタン映画に出てくるような、ピースメーカー一色では無くて、それ以前のモデルのGUNが出てきたりするなど、南北戦争時代の考察も良くされています。
その他の要素としては、従来通りのFPSと似ていますが、西部劇を自分で体験してみたいと思った方は手に取ってはどうでしょうか? - 悪い点
- これから英語版PCを遊ぼうとしている方へ
英語版PC「Call of Juarez: Bound in Blood」は、AppLocale使うかコントロールパネルで使用言語を英語にしないとNPCが全く動かなかったり、ステージが先に進めないなどが各所で報告されています。
これは悪い点と言うより、不具合なので皆さんも、気をつけて下さい。(必ず起きるとは断言出来ませんので注意)
あと、若干知名度が低いので攻略サイトや情報の場を探す方は、少し苦労するかと予想します。 - 総評
- 最後に「Call of Juarez: Bound in Blood」は、まだまだ知名度が低いので遊ぶのに何かしらの不便さ感じられるかと思います。
しかし、これからどんどん進化していくかも知れないので、私は勿論、皆さんも末永く見守っていきましょう。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 4
- 前のページ
- 次のページ
- Pages: 1
4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。