プレイレポート
対戦/協力プレイが充実したオンラインRPG「転生絵巻伝 三国ヒーローズ」先行プレイレポート
2Dドットキャラを駆使した演出が意外と新鮮! プレイヤーキャラ作成からオープニングまで
プレイヤーは,実力が認められた武将としてスタートする |
左からプロデューサー 片山 崇氏,ディレクター徳見真行氏 |
両タイプとも性別に加え,髪/顔/服が10パターン前後用意されている。ただし,これらの組み合わせはステータス画面などには表示されるが,フィールドのキャラには反映されない。本作では対戦時の混乱を避けるため,フィールド上では兵種ごとにグラフィックスが固定されているからだ。
「オリジナルキャラクターVer」の女性の例。まさに三国志という感じではないだろうか |
「アニメーションキャラクターVer」の女性。三国志なのにメイド服とは!? |
ゲームのオープニングでは,魏/呉/蜀それぞれに異なるストーリーが展開する。とはいえ,いずれの国家を選んでも基本的な流れは同じで,名将の一人だったプレイヤーキャラクターは,事件に巻き込まれ,すべての能力と記憶を失ってしまう。そこで新米兵士として一から鍛え直すところから始まるのだ。
要所に用意された4択クイズで基本ルールを学ぼう!
オープニングの直後から登場する「三国クイズ」。いきなり質問を出されても困ってしまうが…… |
2Dキャラとコミカルなテキストを組み合わせた,コント仕立ての解説が用意されている。これは戦闘の要「主陣」について |
武将を配下に加える「説得」など,主要なコマンドはクイズを通して学べる |
本作独自のキャラ,沙霊。序盤からプレイヤーの配下として,いろいろアドバイスしてくれる |
コミカルなテキストは,ローカライズの際に日本向けとして加えられたという |
クイズも含めて,各種クエストは一定の条件を満たすと自動的に追加されていく。クエストは,「三国伝」と呼ばれるプレイヤーキャラクターを主人公とするメインストーリー関連のものと,史実に沿った各武将のエピソードをモチーフとする「武将列伝」,そしてサブクエストが存在する。一覧から任意のクエストを選べば,それに応じたNPCがいる場所の近辺へ自動移動する仕様となっており,大変便利だ。だが,NPCが違う街にいても自動で移動してしまうので,確認してからクリックしないと意図しなかったところへ連れて行かれてしまう……。なんてこともあり得るので注意しよう。
テストプレイなのでレベルを上げてもらったら,一気にクエストが追加された。ところどころにクイズが挟まれている |
城内マップ。右のリストをクリックすると,該当のNPCまで自動移動する。マップを直接クリックしてもいい |
メインコンテンツの国取り合戦が熱い!
戦闘はシミュレーションRPGなどでお馴染みの方式だ。例え知らなくても,チュートリアルで概要を学べるので問題ない |
委任システムは,いわゆるオートバトルだ。全滅しにくい設定を見つけ出すのも楽しみ方の一つかも |
オートバトルは眺めているだけでも結構楽しい。まずいと思ったら手動に切り替えられる |
クローズドβテストでは,プレイヤー同士最大5人対5人の対戦を行える。それぞれがプレイヤーキャラクターのほかに3人まで配下武将を使えるので,最大40人の武将が一つの戦場で入り乱れて戦うことになるのだ。
今回のクローズドβテストでは,「国戦」と「ギルド戦」の二つの大型対戦イベントが公開される。国戦は隣接する都市を国家間で奪い合う戦争で,「国戦」勃発中に一番活躍したギルドに敵国から奪った都市の支配権が与えられるのだ。
ギルド戦は,敵国のギルドが持つ領地の資源をギルド単位で互いに奪い合う戦争。いずれも,あらかじめ定められた日時に開催される。
当初実装される都市は90前後だが,アップデートにより徐々に増えていく |
激戦区になるのではないかと予想される襄陽。ステータスを確認すると防御度が下がっているのが分かる |
都市攻防戦では,攻撃側が防御側の「防御度」をゼロにすれば,その都市を敵国から奪い取れる仕組みだ。なお,都市攻防戦には制限時間があるので,防御側はねばり切れば引き分けとなる。だが,防御度は減ったままになるので,次回の対戦までに後述する内政を行って回復しておかないとまずいだろう。
ギルド戦も「戦場争奪戦」と「資源争奪戦」の2段階に分かれている。1段階目の戦場争奪戦は国戦と同様に,一定時間内でより多く相手を倒したほうが勝ちで,勝ったギルド側が2段階目の資源争奪戦の攻撃側となる。資源争奪戦では直接敵国のギルド領地に攻め込み,敵領地の本殿や城門を破壊した分だけ資源を手に入れられるのだ。
せっかくみんなでこつこつ築いたギルドの建築物を破壊されてしまうリスクはあるが,勝てば膨大な資源や褒美,名声が手に入るのである。
「国戦」には段階があるが,状況は随時告知されるほか,NPCを介しても確認できる |
レベル21以上のプレイヤーは,支配下にある都市の内政などに携われる。シミュレーションゲームっぽい要素だ |
プレイヤーがレベル21に達すると,自勢力が支配している都市の内政に参加できる。これは対戦における重要な準備で,内政では都市の商業を発展させたり防御度を増強したりするのだ。
なお,都市によって入手できる武器/防具の素材や,仲間にできる武将に違いがあるため,どの都市を支配下に置くか,あるいはどの都市を狙うかなどの戦略も必要となるだろう。片山氏は,最初は史実通り襄陽周辺が激戦区になるのではないかと予想しているそうだ。
アイテム生産も充実している。都市によって入手可能な素材が異なるので,どこを支配するかも重要だ |
アイテムを強化した場合のステータス変化も,ゲーム内で確認できる |
クローズドβテストでは遊びきれないボリュームで本作の魅力を伝える
ミッションには,より高難度の「修羅」というモードもある。クリア条件は厳しくなるが,よりよい報酬が狙える |
Ex武将は,日本展開に向けて企画されたもので,クエストやゲーム内イベントの達成,あるいはギルド戦で勝利を重ねるなど特定の条件を満たすと入手できるという。
例えば同じ関羽でも「Ex関羽」といったような名前になり,新たなイラストと異なる設定が採用される。また兵種や能力も通常のものとは異なるそうで,その武将のファンならすべて収集したくなるかもしれない。
Ex武将は正式サービス開始へ向けて随時追加される予定で,第1弾だけで数十体のEx武将が存在するようだ。さまざまなイラストレーター数十名が参加した豪華なものになる。
なお,本日から始まったクローズドβテストは,当たり前だが当選した人しかプレイできない。だが,参加権がない人を招待できるので,積極的に仲間を誘って国戦などを体験しよう。残念ながらクローズドβテストに参加できない人は,近日中にスタートするであろう,オープンβテスト/正式サービスの開始を楽しみに待っていてほしい。
「転生絵巻伝 三国ヒーローズ」公式サイト
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転生絵巻伝 三国ヒーローズ
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