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[CES 2017]SilverStone,得意の倒立設計を採用した光るMini-ITX PCケースを披露
“見せる”要素を重視した,倒立仕様のMini-ITX PCケース
SilverStoneが,今回力を入れてきたのは,Mini-ITX対応のPCケースだ。そのうちの1台である「SG14」は,“見せる”ことに重点を置いた製品となっている。米国での発売時期は2017年中頃とのことだ。
本体は天板と底板を除く4面のうち3面分がアクリルパネルとなっており,その内部に埋め込んであるカラーLEDイルミネーションにより,搭載したマザーボードやグラフィックスカードを派手に照らし出せるのが特徴だ。
SG14が備えるもう1つの特徴は,マザーボードのI/Oインタフェース部を天面側に向ける倒立レイアウトの採用にある。下側から吸気して,上側から排気する構造を採用するために,倒立配置を採用したわけだ。かなり奇抜な配置ではあるが,放熱効率はたしかに良さそうにも思える。
なお,ストレージ用のドライブベイは,3.5インチタイプが1基,2.5インチタイプは2基備えるとのことだ。
さて,日本での発売も期待できそうなSG14だが,意外なことに,特徴であるカラーLEDイルミネーションを標準搭載するか否かは,決まっていないのだという。
製品の説明を担当してくれた,Marketing ManagerTony Ou氏によると,「カラーLEDイルミネーション機能を搭載しなければ,80ドル台の価格にできるが,搭載した場合は120ドル程度になるだろう」ということだった。つまり,日本の販売店や消費者の反応次第では,LEDなしバージョンを販売するということもありえるようだ。
筆者は,「中を見せることを重視して側面にアクリルパネルを採用したのだから,
ゲーマー向けMini-ITX PCケースにもカラーLEDを採用
ゲーマー向けPCケースの「RAVEN」シリーズからも,新型のMini-ITX対応PCケース「RVZ03」が登場する予定だ。発売時期は未定だが,価格は100ドル程度とのこと。
ただ,RVZ03もLED搭載が決定したわけではなく,最終製品で搭載するか否かはまだ未定ということだ。
最後に取り上げるのは,LEDイルミネーション機能に重点を置いた,ATX仕様のミドルタワーPCケース「PM01-RGB」だ。2016年4月に国内発売となった「SST-PM01」のバリエーションモデルで,筐体内部や空冷ファンに,カラーLEDを組み込んだ製品である。
光るPCケースというだけなら珍しいものではないが,PM01-RGBのLED機能は,マザーボードメーカー各社がIntel 200チップセットシリーズ搭載マザーボードで採用してきたカラーLEDイルミネーションの連携機能(関連記事)に対応しているのが特徴であるという。
現時点では,ASRock,ASUSTeK Computer,GIGA-BYTE TE
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