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アイテムゲッター 〜僕らの科学と魔法の関係〜公式サイトへ
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  • 発売日:2009/08/06
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「アイテムゲッター 〜僕らの科学と魔法の関係〜」主題歌が聴けるプロモムービーを4Gamerにアップ&記者発表会のレポートをお届け
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印刷2009/05/20 12:41

ムービー

「アイテムゲッター 〜僕らの科学と魔法の関係〜」主題歌が聴けるプロモムービーを4Gamerにアップ&記者発表会のレポートをお届け

 8月6日発売予定のニンテンドーDS用ソフト,「アイテムゲッター 〜僕らの科学と魔法の関係〜」(以下,「アイテムゲッター」)の最新プロモーションムービーを4Gamerにアップした。なお,ムービー中に流れる主題歌「遥かなる時の旅人」は,エリス役の声優を担当した日高里菜さんが歌っている。


 また,4月22日に5pb.社内にて行われた本作の記者発表会では,主人公ピケ役の田中真弓さん,エリス役の日高里菜さん,シスレイ役の松来未祐さんが出演し,トークセッションが行われた。諸般の事情で掲載が遅れてしまったが,そのレポートをお届けしよう。

プロデューサーの野村泰彦氏
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 発表会では,まず本作のプロデューサーである野村泰彦氏が登場し,本作の概要を紹介した。
 本作は,ひょんなことから見知らぬ世界に来てしまった,ピケ/エリス/リットという三人の中学生達が,元の世界に戻るべく冒険していくという内容だ。現代に生きる少年少女達がファンタジーの世界に入り込んでしまったらどういう活躍をするのかという,ある意味現実離れしていない,等身大の活躍が描かれるようだ。
 本作はアドベンチャーパートとRPGパートで構成されているが,RPGにありがちな「敵を殺す」ということはない。主人公の邪魔をする悪者や魔物は登場するが,倒すのではなくこらしめる,そんな殺伐としない,“ココロのエコ”をテーマにしているとのこと。

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 次に野村氏は,本作の特徴的なシステムとして「スペルジェスチャー」を挙げた。これは,魔法を発動させたり調合/錬金を行ったりするとき,タッチペンで“アフィリア文字”を書き込むというもの。ちなみにスペルジェスチャーを行うさいは,ゲーム内の主人公も同じように携帯ゲーム機に書き込みを行うという,“なりきり感”を得られる演出になっている。

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 そして,本作に登場するアイテムの数が1000個以上あることを野村氏はアピールした。調合/錬金の素材,作成したアイテムなどは「アイテムクローク」で一覧できる。また,「チョーク」というアイテムを使って錬金を行うことで,「ベルヌアイテム」というオリジナルのアイテムを作成できる。
 ベルヌアイテムは,アイコンのデザインをエディタで自由に編集したり,紹介文を書いたりと,自分好みにカスタマイズした“著作物”にできる。ベルヌアイテムは通信機能を使ってほかのプレイヤーに配布することも可能だ。ランキングに対応しており,作成したアイテムのデザインや性能を確認することもできる。ちなみに,配布の条件を友達だけに限定することも可能とのことだ。

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 野村氏は最後に,出演する豪華声優陣を本作の特徴として挙げた。 中学生のキャラクターが中心となることから,“等身大”の雰囲気を出すために,日高里菜さんや松元環季さんら,キャラクターの設定に近い年代の声優を多く起用したとのことだ。また,田中真弓さんをはじめとしたベテラン声優も多く起用し,トータルとしても素晴らしいものになっており,本作の魅力の一つになっているとアピールした。
 なお,収録したボイスの総数は約5700に上るとのことで,ニンテンドーDS用ソフトとしてはかなりの量になるとのこと。ちなみに,そのうち約2000が,田中真弓さんによるものだそうだ。

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 次に,本作の主人公ピケ役を演じた田中真弓さん,ヒロインのエリス役を演じた日高里菜さん,魔法学院生徒のシスレイ役を演じた松来未祐さんが登場し,トークセッションが行われた。その概要をまとめてお届けしよう。

■「アイテムゲッター」の印象について

田中真弓さん
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田中真弓さん(以下,田中さん):
 このゲームは,ストーリー的に魔法学校が中心ですよね。私はゲームに関してはうといんですけど,私の子供が受験勉強しているときに「オレ,魔法学校だったら一生懸命勉強するんだけどな」と言ったんですよ。子供にとって,もちろん大人だってそうですけど,魔法というのはすごく魅力的なもので,“魔法の世界”という世界観はすごくいいなあと思いました。
 私の演じたピケという少年は,リットという天才的頭脳を持ったお友達がいるので,あまり努力をしないでもいろいろできちゃうんです。自分で努力をするはもちろん素晴らしいことなんですけど,いいお友達を持つことも人生の助けになるっていう。それも魅力の一つというか,人生の縮図みたいなね。

日高里菜さん(以下,日高さん):
 「アイテムゲッター」のタイトルどおり,アイテムが1000個以上使えたりとか,自分でアイテムを作れたりとか,そういうのってなかなかないから,最初に聞いたときは「そういうことができるんだ」ってびっくりしました。

松来未祐さん(以下,松来さん):
 シスレイの話は,仲間同士の絆について考えさせられる内容だったんです。魔法学院とか魔法王国とかファンタジーな世界ではあるんですけど,現実社会の友達同士の絆とか親子の絆がお話に盛り込まれていて,いろんな風に遊べると思いました。

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日高里菜さん
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松来未祐さん

■演じたキャラクターで魅力的に感じたところ

田中さん:
 ピケはまったく普通の中学生で,自分が救世主とは思っていないんだけども,人々が抱えているいろんな問題や悩みを救っていく。「すごい人になれる気がする」という意味で,誰でもその可能性があると思わせてくれるというのが,すごく魅力的なキャラクターだと思いました。

松来さん:
 シスレイは普段は姉御肌というか,けっこうチャキチャキしたしっかり者で,皆を引っ張っていくタイプなんです。けど,なにか問題が出てきたときに,もろさというか少女なりの弱さっていうのも出てきたりして,すごく人間らしい女の子という印象でした。それを隠すために強く振舞っていた部分もあるのかなって。

日高さん:
 エリスは明るくて,元気で,一生懸命で,努力家なんです。でもドジっ子だからピケとか周りのお友達を困らせちゃうんですよ。それでいて,明るさや一生懸命さで周りの皆を元気付けてたりもするんです。
 みんながあわてている中でも,エリスだけ自分を持っているというか,ドジっこなのに客観的に見ていたり,意見を言えたりとか,そういうエリスはすごいなと思います

■収録についての感想

田中さん:
 量が多くて「うわ,大変だ」と思ったんですけど,話が面白いというか,分かりやすいんですね。なのでわりといいテンポでスムースに進んで,5日間くらい用意されたところが3日間で済んじゃったくらい。
 紅茶は出てくるし,マッサージ機はあるし,気持ちよく録らせていただきました。

松来さん:
 私がチャキチャキの姉御肌のキャラクターをやらせていただくことがあまりなくて,新鮮な気持ちだったんですけど,「大丈夫かなぁ」と不安に思いながらスタジオに入りました。
 でも,私自身の中の姉御的な部分を出してもらえればいい,とおっしゃっていただいたので,あまり作ることは考えずに,自分の中のシスレイと照らし合わせて,がんばって演じました。
 あと,お菓子とか食べ物が豊富で,録っている時間より食べている時間のほうが長いんじゃないかって思うくらいだったんですけど,楽しい収録でした。

日高さん:
 ピケよりは少ないんですけど,叫んだり転んだりするセリフが多かったので,のどを痛めないか不安でした。やってみたらスムースで,予定時間より早く,喉を痛めることもなく無事収録が終わりました。あとお菓子もしっかり食べました(笑)。

■魔法世界に一つだけアイテムを持ち込めるとしたら何を持っていく?

田中さん:
 先日,昭和歌謡を歌うというライブをやる前に譜面を買ったんですけど,端から歌っていったらほんっと楽しかったんですね。なので,昭和歌謡の譜面を持っていきます。

松来さん:
 昆布茶の顆粒をいっぱい持っていきたいです。料理とかで昆布茶の顆粒を入れるだけでなんでもおいしくなるので。シスレイに怒られそうですけど(笑)。

日高さん:
 エリス達が持っていったように,携帯電話は絶対持っていきたいんですけど,くせっ毛なのでヘアアイロンも必ず持っていかないとダメですね。

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田中さん:
 どっちか一つよ!

日高さん:
 えーっ,迷うなあ。髪の毛くせっ毛でいたらいやだから伸ばしたいじゃないですか。

松来さん:
 二つ折りの携帯で挟んで伸ばすとか……。

日高さん:
 あったかくなきゃ伸びないですよ!

田中さん:
 なにそれ(笑)。

日高さん:
 じゃあ携帯電話で。

■「アイテムゲッター」限定版特典のドラマCDの収録で,共演者と顔をあわせた感想について

田中さん:
 楽しかったです。私達はキャラを壊さないように守らないとっていうのがあったんですけど,α議会のメンバーのヨハネスとアンヘルは放し飼いでお芝居されるんで楽しそうでした。とくに中尾さんは好き勝手でいいわねえって思っていました(笑)。

松来さん:
 私も,α議会の人達ばっかり印象に残りました。

田中さん:
 濃いもんね,あの人達。

松来さん:
 台本をいただいて,「シスレイだったらこういう風にやろう」って準備をしていたんですけど,準備の意味がまったくなくなってしまうほどで。本気で怒ったり本気でつっこんだりとか,やっていてすごく楽しかったです。

田中さん:
 ゲームの収録って一人で行うので,相手のセリフを聞かずに想像で録らざるを得ないんですね。CDのように相手がいると,「あ,そうきたか」って,自分が想像したのと違う物言いが来ることがありますから。そのへんは,ちょっと難しいというのを感じたんじゃないかしら。

日高さん:
 私もα議会の方達はすごくて,濃いなと思いました。あと,公式サイトでいろんなキャラの声を聞いていたんですけど,その声を現場で聴けてすごく感動しました。パソコンで聞いたピケの声が,今私の目の前で話しているって感動して,会話しているだけでうれしくなっちゃいました。

■「アイテムゲッター」のように自分でアイテムを作れるとしたら何を作る?

日高さん:
 あります! さっき言っていた携帯とヘアアイロンをくっつければ便利ですよね!

松来さん:
 私は,絶対に太らない食べ物か,食べたことをなかったことにしてくれるサプリメントを絶対に作ります。

田中さん:
 私は,惚れ薬よ(笑)。

■役作りで苦労した点など

日高さん:
 エリスはドジっこですけど,私自身もけっこうドジなところがあるんです。似ているところが多かったから,自分のありのままを出したところもあって,苦労はそんなになかったような気がします。

田中さん:
 キャスティングするときに,そういうところで選んでくださっているんじゃないですかね。あ,でも未祐ちゃんはちょっと違うみたいだけど。

松来さん:
 そうですね。普段は経験のないタイプの役だったので。たまについつい柔らかくなりそうなところに気をつけました。

田中さん:
 しゃべる言葉,口語にしたときに,若干書かれているセリフとどうしても違うところってあるんですね。私はわりと口語にこだわるほうなので,セリフとして自分の口から出たときにできるだけナチュラルに,「ここはつぶれるんじゃないかな」ってところをなるべくつぶしたいと思うんだけれども,固く読まざるを得ないって部分に苦労しました。

■ゲームを楽しみにしているファンへのメッセージ

日高さん:
 主題歌の「遥かなる時の旅人」という歌を歌っています。
 ゲームはアイテムが1000個以上あったり,自分で作れたりするところが魅力です。個性豊かなキャラクターがたくさん出てくるし,ストーリーも面白いですし,楽しめると思います。よかったら遊んでくださいっ!

松来さん:
 いろんな楽しみ方ができるゲームだと思います。アイテムを集めることに集中するのもいいし,ストーリーをずっと追っていくのもいいし,やり方しだいでいろんな遊び方ができるゲームだと思うので,たくさん遊んでいただきたいなと思います。
 さっきお話した,限定版に一緒に入っているドラマCDは,シスレイがいるカフェから事件が始まる話になっています。いろんなキャラクターが出てきて,かなり笑えるCDになっているので,そちらも楽しんでください。よろしくお願いします。

田中さん:
 青少年にぜひ楽しんでもらいたいので,お母さんもね,一緒にやっていただけたらうれしいと思います。ぜひ楽しんでください。

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