セクシーナース姿の大堀 恵さんも登場！　PS3「Mr.PAIN」の体験イベント開催

　ソニー・コンピュータエンタテインメントは本日（12月1日），東京・秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAKIBAにて，PLAYSTATION 3用ソフト，「Mr.PAIN」の体験イベントを開催した。

　本作は，巨大なスリングショット（パチンコ）で街に向かって人間を射出し，なるべく派手に建物や看板，車などにぶつけてポイントを稼ぐという，いろいろな意味でぶっ飛んだ作品。
　街にはさまざまな障害物やギミックが用意されており，キャラクターが建物にぶつかったときや，高所から転落したときに，計算され尽くした物理演算で非常にリアルな“痛い”挙動を見せてくれる。
　本作は，PLAYSTATION Storeにて2009年1月に配信開始される予定。痛い表現が満載ということもあってか，CEROレーティングはC（15歳以上）となる。

　今回，3台の試遊機が設置されていたため，実際にゲームをプレイしてみたところ，説明書など不要なほどに操作体系がシンプルにまとめられているのが印象に残った。左スティックで狙いを定め，×ボタンで射出という基本さえ覚えれば，ゲームが苦手な人でも楽しめるようになっているのだ。
　しかし，シンプルながらも熱中度は非常に高く，ついつい長く遊んでしまう。看板にぶつけられたり，車に轢かれたりするキャラクターを見て，最初のうちは「痛そう」だと思うのだが，次第にそれが快感になってきて，笑いすらこみ上げてくるのである。
　そして，キャラクターのデザインと挙動がコミカルなためか，残酷さは一切感じず，爽快な気持ちで「もっと痛めつけられているお前が見たいんだ！」という，SなのかMなのか良く分からない欲求がどんどん沸いてくるのだ。
　また，ぶつけた物や部位によって，“偏頭痛”や“さかむけ”などの“痛いワード”が表示されるのだが，なかには“胡桃割り”や“タマキン”などといった，男性にとってはちょっとシャレにならないタイプの痛みも存在しており，こればかりは筆者もいろいろと縮み上がってしまった。
　試遊機でプレイできたのは1ステージのみで，キャラクターも一つだけだったが，配信されるバージョンでは複数のステージや，複数のキャラクター，そしてファッションアイテムなども用意されるとのこと。このあたりの詳細については，後日発表される予定となっている。


　なお，今回のイベントでは，AKB48のメンバーであり，最近では大堀めしべ名義のソロ活動（握手会ならぬハグ会とか）でも話題を呼んだ大堀 恵さん（以下，大堀さん）が，セクシーなナース姿で登場。加えて，本作のプロデューサーであるジェイソン・コーカー氏（以下，ジェイソン氏），トラビス・ウィリアムス氏（以下，トラビス氏）が，自分達もスリングショットであちこちにぶつかってしまったのか，見るからに満身創痍な姿でステージに上り，異色の3人（怪我をした人と看護する人という設定だろう，たぶん）による撮影会が行われ，駆けつけた取材陣や大堀さんのファンが，激しくシャッターを切りまくっていた。

左から，ジェイソン・コーカー氏，大堀 恵さん，トラビス・ウィリアムス氏

　撮影会の最後には，ジェイソン氏が「普通のゲームは集中して遊ぶものですが，『Mr.PAIN』をプレイしている間はとにかく笑ってください」とコメント。確かに，とにかく爽快で愉快で，なおかつ気楽に遊べる良作なので，今回のイベントに参加できなかった人は，2009年の1月を楽しみに待っていよう。

「Mr.PAIN」公式サイト