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[G-Star 2010]アクションゲーム寄りに再調整された「War Cry」は12月に韓国で正式サービスイン予定。日本でのテストはどうなったのか?
「War Cry」公式サイト(韓国)
そんなわけで,あれから1年が経過したわけだが,War Cryの進捗は韓国でどうなっているのか,そして日本でのテストはどうなるのかについて,同社スタッフに直接聞いてみた。
質問を受けてくれたのは,Online Team 2 Assistant ManagerのGlaford Yoon氏だ。Yoon氏によるとWar Cryは,韓国で2010年12月に正式サービス開始されることが決定しており,そんな経緯から,今回のHanbitブースで大きく扱われているということらしい。またそのほかの出展作品も「squadflow」「三国之天」「Grand Mer」という具合に,初出となる新作がないという理由もあるのだろう。
昨年の取材時からのゲーム内容に変化があったかどうかも聞いてみた。氏によると,テストでのさまざまな反省点やプレイヤーの意見を受けて,UIなどの改良に時間をかけつつ,オンラインTPSとして開発していた本作を,アクションゲーム寄りに大きく調整し直しているところだという。
実際にプレイ画面を見て「そんなに変わった感じはしないな……」と思っていたところ,Yoon氏は,物理エンジンの強化により,攻撃を受けたときなどの反動や吹き飛び方などのアクションがダイナミックになっていると話してくれた。またエフェクトも,より派手になっているのだという。
言われてみれば,気持ちそう見えなくも……と思えるのだが,こればかりはある程度プレイしてみなければ分からないだろう。テストに参加したプレイヤーにとっては,大きく気になってしまう点だったのかもしれない。
プレイヤーキャラクターのクラスなどは,昨年に調整された8クラスから変化ナシ。もちろん今後追加していく予定はあるという。
なお日本を含む海外展開については,正式サービス後の様子を見ながら考えるとのこと。2010年とされていた日本でのテストについて聞いてみたところ,前述の変更や改良などで時間がかかり,すべてのスケジュールが後ろにズレ込んでいるため不明らしい。
Yoon氏は「“韓国での正式サービスの成功なしに,日本での成功もない”という意気込みで全力を尽くすので,期待していてください」と話していた。本作に興味を持っている人は,12月に始まる韓国での正式サービスの動向に注目しておこう。
「War Cry」公式サイト(韓国)
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