攻略
「C9」で採用された“ノンターゲティングアクション”の基礎を学ぼう。公式ナビゲーター松井 悠氏がその魅力を紹介する「C9通信」を掲載
アクション性が高く,いわゆるMORPGのインスタンス形式になっているので,フィールドのギミックと合わせてかなり熱いバトルが楽しめそうな本作。その一方で,「どうやって遊ぶオンラインゲームなのかよく分からない」という人や,コンボアクションと聞いて「なんとなくハードルが高そう」という人もいることだろう。
そこで,過去にさまざまな対戦格闘ゲーム大会で優勝や上位入賞を果たしトップランナーとして活躍した,本作の公認ナビゲーターの松井 悠氏が本作の魅力をお伝えする「C9通信」を,4Gamerに寄稿してもらうことになった。本作における“アクション”とはどのようなものなのか,松井氏から学んでみよう。
もちろん初心者だけではなく,本作のコンボアクションや対人戦が楽しみという人も,アクションゲームから対人格闘ゲームまでを知り尽くした松井氏の解説を読んでテクニックを学び,アクション性に富んだゲームシステムを満喫してほしい。
今回は初めての寄稿ということもあり,まずは挨拶をかねて,初心者にも分かりやすい形でC9における“ノンターゲティングアクション”や,格闘ゲームのように攻撃が繋がる“コンボ”の魅力について紹介してもらった。今後の寄稿では,もっとコンボやPvPなどのプレイテクニックを交えた話を入れつつ,「C9」の魅力を紹介していただく予定なので,4Gamerだけで読める,これからの「C9通信」にも期待してほしい。
ゲームオン,「C9 [Continent of the Ninth]」のプレオープンテスト参加者募集枠を追加。4Gamer読者枠は計4000名分に
「C9 [Continent of the Ninth]」公式サイト
(以下,松井 悠氏寄稿)
ゲームオンからサービスが予定されている,オンラインアクションRPG「C9[Continent of the Ninth]」公認ナビゲーターの松井 悠と申します。
公認ナビゲーター,というと聞き慣れない言葉なので「何をする人なの?」と思われる方も多いかと思います。格闘ゲームの全一(※)プレイヤーとして,日本をはじめ,世界各国の大会に参加していたプレイヤー時代の経験,そして国際的なゲーム大会の日本プロデューサーとして,さまざまな大会を目の当たりにしてきた経験を活かして,「C9」の魅力を皆さんにお伝えしていくこと,プレイヤーさんたちにより深く,そして楽しくゲームをプレイしていただくお手伝いをすることが私の役目になります。
(※編注:全国1位の略)
これから,みなさんに「C9」の世界の魅力を少しずつご紹介していきましょう。今回は,「C9」の特徴である「ノンターゲティングアクション」についてお話していきます。
「ノンターゲティングアクション」とは?
「C9」で採用されているノンターゲティングアクションシステムとは,簡単に言うと「敵を攻撃するときに,その敵を選択(ターゲティング)しなくてよい」というものです。つまり,敵を近距離で斬りたい,と思ったらキャラクターを接近させて攻撃ボタンを押すだけ。遠くから近づいてくる敵に遠距離攻撃をしかけたかったら,照準を合わせて魔法や弓を射ればいいのです。
このシステムの導入によって,「移動」と「戦闘」の狭間が取り払われ,シームレスでスピーディーなゲーム展開を楽しむことができるようになりました。
もちろん,ノンターゲティングアクションの魅力はそれだけではありません。自分がどの間合いでどんな攻撃を行うかをすべて自分で組み立てられるため,左クリックで発動する通常攻撃を連打するだけのカジュアルな操作スタイルでも遊べますし,スキルをさまざまなキーにセットして,自分だけの連続技を作り出すことも可能なのです。
RPGの魅力である「自分がキャラクターになりきる」楽しさが,ノンターゲティングアクションによって,「自分が思うままに動ける」ようになるため,より自分が育て上げたキャラクターに思い入れを持てるようになるはずです。
ノンターゲティングアクションが実現する
爽快な「コンボ」の魅力
プレイヤーが繰り出す攻撃(スキル)は,「ヒットした相手を空中に浮かせる」「ヒットした相手を地面にたたきつける」「ヒットした相手を遠くへ吹き飛ばす」「一時的に相手の動きを止める」など,いろいろな効果を持っています。
これらのスキルを組み合わせてのコンボは,相手にすさまじいダメージを与えます。スキルには,発動してからもう一度同じ技を出せるようになるまでの「クールタイム」が設定されています。このクールタイムの制限によって,コンボの組み立てにひとひねりが必要になります。これはアクションRPGならではの要素ですね。
ちなみに,PvPでも,もちろんこのコンボは使用できるのですが,相手から攻撃を受けているときに,任意に発動できる「イベイドアタック」というスキルもあり,いわゆる「永久コンボ」や「ハメ技」は「C9」には存在しませんのでご安心を。
格闘ゲームの世界には,通常では考えられないようなすごいコンボを編み出す「コンボ職人」さんたちがいますが,「C9」でもコンボ研究が盛り上がりそうですね。
ノンターゲティングアクションゲームだからこそ実現した爽快なコンボの楽しさをぜひともみなさんに体験していただきたいと思います。きっとやみつきになること,請け合いですよ。
今回は,「C9」の魅力のひとつである「ノンターゲティングアクション」についてお話をしていきましたが,いかがでしたでしょうか。
今後このコーナーでは,「C9」に登場するキャラクターやスキルについての耳寄りな情報や,協力プレイ,対戦プレイなどのオンラインプレイ時のちょっとしたTIPS,さらには先行してサービスインしている韓国での盛り上がりについてをご紹介していきますので,ご期待ください。
■プロフィール
松井 悠(まついゆう)
格闘ゲームを軸にさまざまなゲーム大会を制覇した後,フリーライターとして1996年より活動を始める。得意なゲームジャンルは,格闘ゲームをはじめ,アクションゲーム,FPS,TPSなどPlayer VS Playerのゲーム全般。 デジタルゲームを競技として捉える「e-sports」の普及のため,IGDA日本デジタルゲーム競技研究会世話人,世界最大のデジタルゲーム競技大会World Cyber Games日本プロデューサーや,中韓政府主催のInternational E-sports Festival日本プロデューサーを務める。
近著に「デジタルゲームの教科書(Amazon)」,「デジタルゲームの技術(Amazon)」(ソフトバンククリエイティブ刊)。
ゲームオン,「C9 [Continent of the Ninth]」のプレオープンテスト参加者募集枠を追加。4Gamer読者枠は計4000名分に
「C9 [Continent of the Ninth]」公式サイト
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C9 (Continent of the Ninth)
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