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[E3 2010]シス・インクイジターでのテストプレイもできた! LucasArtsが「Star Wars: The Old Republic」の最新α版を公開
本作については,6月14日に開催されたElectronic Artsのプレスカンファレンスでもすでに,プレイヤー単位でスペースシップが用意されることや,「Warzone」と呼ばれるPvP専用エリアの投入が発表されている。今回のミーティングではもう少し突っ込んで,実際にプレイヤーのために用意されたスペースシップの種類に関して,ジェダイ向けの「Vanguardクラス Light Corvette」とシス向けの「Furyクラス Imperial Transport」という2種類の小型船が紹介された。
説明によると,これらのスペースシップは“「Mass Effect」のノルマンディ号と同じような感覚で利用される”とのこと。それが実際にどういう意味なのかを深く追求しようと質問してみたが,どれほどのレベルになれば入手できるのか,またクラスごとに固定されていたり,アップグレードできたりするのかといった詳細については何も答えてもらえなかった。ただ,公開された映像にドロイドが船内を歩き回っているシーンがあることから,Mass Effectシリーズのように,複数のコンパニオンと搭乗して惑星間を移動し,ミッション内容に合わせたキャラクターと共にクエストに出るとか,暇なときに話しかけて友情なり愛情なりを育むといったことが可能になると思われる。
また,バウンティハンターのアーマーが5段階に分けてアップグレードされ,最終的には4つの排煙筒のついたジェットパックを背負うという,非常に見栄えのするアーマーになることが紹介されたほか,プレイヤー同士が連携するグルーピングのライブデモも行われた。
これは,共和国側の4つのキャラクタークラス(トゥルーパー,スマグラー,ジェダイ・ナイト,ジェダイ・コンスラー)が,それぞれの強みを生かして巨大なバトルドロイドと戦うというデモだ。ガトリングガンを両手に抱えて前面に出て行くトゥルーパーに対して背後のジェダイ・コンスラーがヒーリングを行い,さらにこの2人のキャラクターを守るように周囲でスマグラーとジェダイ・ナイトが戦うという戦法だった。
こうした紹介のあとに,PCが12台ほど並べられた別の部屋に移動し,実際にテストプレイもできるようになっていた。4Gamerでは,すでに本作のテストプレイを紹介済み。とはいえ,今回初めてシス・インクイジターという帝国側のキャラクターを操作できた。マップでは赤茶けた大地が広がっていたので,おそらく舞台はシス系キャラクターのスターティングエリアとなるKorribanであると思われる。
ストーリーは,ここでシス・インクイジターの長老にあたるOverseerの前に連れてこられた主人公が,シス・インクイジターとして認められるための宗教的な試練を積むように指示されるというもの。どうやら主人公は奴隷身分の出身らしく,Overseerの言葉の端々でプレイヤーを蔑むように「奴隷」という言葉が使われていた。ともかく,プレイヤーは岩山の地下にある霊廟に潜入し,そこでK’lor Slugというムカデのお化けのようなモンスターや墓荒らし達と戦いながら奥の部屋のホールへ向かい,そこでほかの修練僧と戦う流れになっていた。
「Star Wars: The Old Republic」は,現時点では2011年春に発売される予定。このところ公式サイトでは週単位のアップデートが行われるなど盛んに新情報が出されているので,うまくいけば年内にはβテストが始まるかもしれない。
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