KONAMI，黙示録後の世界を舞台にしたアクションゲーム，「DARKSIDERS 〜審判の時〜」の日本語ムービーを公開

　新年早々，世界が崩壊してしまう話題もちょっとアレかもしれないが，KONAMIは本日（1月6日），黙示録後の荒廃した世界を舞台にしたアクションゲーム，「DARKSIDERS 〜審判の時〜」（PlayStation 3/Xbox 360。以下，DARKSIDERS）の公式サイトにおいて日本語ムービーを公開した。

「DARKSIDERS 〜審判の時〜」公式サイト

　テキサスのデベロッパであるVigil Gamesが，PlayStation 3およびXbox 360向けに開発したDARKSIDERSの主人公を演じるのは，黙示録の四騎士の一人，War。彼ら四騎士は掟に従って世界を破滅させたが，やがてそれが何者かの企みによるものであり，この黙示録が時期尚早だったことを知る。Warは，この出来事の背後に何があったのかを探るため，そして，姿を消した残る3人の騎士を見つけるため，天使や悪魔を相手に激しく戦っていくという，もうなんというか，壮大きわまりないというか荒唐無稽というか，スケールのやたら大きな話が展開していくのだ。


　2009年の東京ゲームショウのレポート記事でもお伝えしたとおり，ゲームそのものは跳んだり跳ねたり切ったり撃ったりのシンプルなもの。だが，Warの造形を始めとして，敵となるキャラクターなどのデザインが個性的で迫力満点。
　それもそのはず，Vigil Gamesの設立者の一人，ジョー・マデュレイラ（Joe Madureira）氏は，いくつもの作品を手がけ「アメコミ界に新風を吹き込んだ」と評される有名なアメコミ作家なのだ。ちなみに，TGS 2009の折に来日した同氏へのインタビューを「こちら」に掲載しているので，興味のある人はどうぞ。

　北米では現地時間の1月5日，THQから発売される予定のDARKSIDERSだが，4Gamerもお世話になっているメタスコアではすでに86点（PlayStation 3版）と85点（Xbox 360版）をマークし，評判もなかなか良好なようだ。


　というわけで，DARKSIDERSを楽しみにしている人は，マデュレイラ氏のアートワークも確認できる日本語ムービーをチェックしてほしいところ。とはいえ，日本での発売日に関しては，相変わらず詳細未発表のままで，公式サイトのコンテンツもちょっと少なめ。続報を激しく期待しよう。