ゲーム業界のドキュメンタリー映像「Archipel Caravan」の最終映像公開。ファイナルファンタジーシリーズのディレクター，上国料 勇氏が創作の秘密を語る

　日本のさまざまな分野のクリエイターのドキュメンタリー映像を制作するYouTubeチャンネル「Archipel」が最新動画を公開した。
　Archipelでは10月から，ゲーム業界にフォーカスした新シリーズ「Archipel Caravan」が始まっており，これまで，Tango Gameworksの三上真司氏（関連記事）や，スクウェア・エニックスの吉田直樹氏（関連記事）などが登場しているが，このたび登場するのは，上国料 勇氏だ。「Archipel Caravan」は，今回が最終映像になるとのこと。


　上国料氏は，「ファイナルファンタジー」シリーズのデザイナーとして活躍しており，とくに「ファイナルファンタジーXII」（2006年）から「ファイナルファンタジーXV」（2016年）までは，アートディレクターを務めた人物として，ファンにはよく知られている。


　映像には，キャリアやアートディレクターという立場についてのほか，インスピレーションを受けた場所として川崎工業地帯や伊豆大島を訪れる様子が，40分以上にわたって収録されている。「ファイナルファンタジー」に描かれる世界がどのように生まれたのか，創作の秘密に触れたい人は映像を見てほしい。