男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ / 第22回：「強くなるための秘訣」

著者近影

　久しぶりに大阪からこんにちは。プロレスラーらしく大阪巡業にやってきて，バスに酔うし眠れないしでイヤだから帰りは新幹線に乗ろうとしたところ，東京への最終便に間に合わず，あえなくステイする羽目になった男色ディーノです。
　ただいまインターネットカフェに来ております。マンガ喫茶とインターネットカフェの違いが分かりません男色ディーノです。

　いっそこのもてあましている暇を利用してキャバクラにでも行こうかしら。……イヤイヤ，何かのゲイムに影響されてるだなんて，まったくもってそんなことはないわよ，いやだなあ人をゲイム脳呼ばわりなんかして。この二丁目の龍に向かって失礼しちゃうわ。
　そりゃね，確かに今までまったく興味がなくて行ったことないわよキャバクラなんて。正直，今でも興味はないわ。でも！　信念ある男を描きたいのよ私は！　それが男ってもんでしょうが！　何者にも縛られずに自由に羽ばたかにゃイカンでしょうが！　龍のように！

　えっとところで，急ではございますが私男色ディーノが4Gamerをご覧の皆様（大人限定）にイイコトを教えてあげましょう。比較的簡単に強くなる方法を。大丈夫。曲がりなりにもプロレスラーの私が言うんだから間違いないわ。私が強さで売ってるワケじゃないってのはご愛嬌。とにかく強くなる方法。それは……ここだけの話なんだけど……キャバクラ行ったら強くなるらしいわよ？
　え？　暇な時間は家でネットつないでゲイムばっかりヤってるから，女と話できない？　それは完全に現代病ね。ネットやゲイムが情報を全部教えてくれるなんて思ったら大間違いよ！　物事は生で見て，触れて確かめてみなきゃ！　それが生きた情報ってやつなのよ。
　……しかぁーし！　優しい私は特別にあんたにその生きた情報ってやつを教えてあげるわ。心配しなくてもいい。そんなあんたでも大丈夫なのよ。何がって，キャバクラ。
　聞くところによると，キャバクラでの会話って，全部三つの選択肢から選べるらしいわよ。ただ，そこでの選択肢は間違えちゃダメ。一言一言にいちいち好感度が上下するリスクがあることは忘れないで。
　そして気をつけなきゃいけないのは，調子に乗って高い酒を飲んだからといって，そこまで劇的にキャバ嬢の心象が変わるわけじゃないってこと。下手すりゃポッキーの1，2本分の効果しかないわよ。逆にオレンジジュースで好感度が上がることだってあるんだから。

　ということを踏まえた上でキャバクラに行けば，あんたも明日からマッチョバディのストロングマン！　さあ，行ってきなさい！　私も行く！　嘘！　行かない！　だって，何が楽しくて金払って女の機嫌とらなきゃイカンのか？　確かに「思い出作りたいの」的なこと言わせることができた日にゃ，そらまあ経験値も上がるでしょうよ！
　っていうか，逆に経験値が高くないとそんなこと言わせられねーよ！　どいつもこいつもスマイルバーガーかジェラテリアを待ち合わせ場所にしやがって！　同じ店の女どもから揃って同じトコを待ち合わせ場所に指定されたら，店ぐるみで私をハメてんじゃねーかって心配になるわ！　どっか隠れてみんなで笑ってるんだどうせ！　もうイヤだ！　行かない！

　というわけで，キャバクラに行かないことに決めた今，私の心のよりどころはPSPの「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2」しかないわけです。まだ始めて間もないけど。
　これ「テイルズ オブ ザ ワールド2」って略し方するとなんだか昔のクイズ番組みたい。最後のジャンピングチャンスだけ当てときゃいい的な。楠田枝里子って消しゴムコレクターなんですってね。正直，消しゴムと呼ばれているものの多くはゴム細工と呼ぶべきじゃないかと思うんだけど，どうかしらね。キン消しだってちゃんと文字消せないし。
　話戻すけど，これってなんだかテイルズっちゃあテイルズなんだけど，主人公を自分で設定できるからか，あんまりテイルズ臭がしないのよね今のところ。まあ，面白いからいいんだけど。だから逆に，シリーズファンじゃないほうが楽しめるのかも？　そういう意味では普通にRPGとして面白いから，今まで食わず嫌いでシリーズを避けてきた人にもオススメね。
　いや，厳密にはまだオススメできるほどプレイしてないんだけれども雰囲気的には好感触ってことで。まあ，夜は長いしこれから楽しみますわいグムフフフ。

　そんなこんなで，マンガ喫茶からお届けした今回の原稿，振り返ればいつにも増してどうでもいい話に終始した印象ね。あ，そう言えば「龍が如く3」は先週クリアしたわ。で，ストーリー部分を通して見て，実は個人的にちょっと思うところもあるんだけれども，それはまた別の機会に。

　今週は「バイオハザード5」をプレイしようか否か迷い中。だって怖そうなんだもん。ひとまずそんなところで。
　大阪より失礼いたしました！　また来週！