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Xbox 360版「ラスト レムナント」,明日11月20日に世界同時発売
本作は,“レムナント”と呼ばれる謎の物体(強大な力を秘めた神器のようなもの)を軸に,ミトラ,ヤーマ,クシティ,ソバニという四つの種族が,壮大な物語を展開していくRPG。プレイヤーはミトラの少年ラッシュ・サイクスとなり,さらわれた妹イリーナを救い出すために故郷を飛び出し,レムナントをめぐる冒険に巻き込まれることとなる。
プロローグ
ミトラ、ヤーマ、クシティ、ソバニ……
4つの種族が織り成す、あるひとつの世界。
そこには、遥か古代より“レムナント” と呼ばれる謎の物体が存在していた。
誰が、何時、何のために造ったのか……
人々は、それを知ることも、知る術もなく、
ただひたすらに、“レムナント” の持つ巨大な” 力” を引き出し、利用し、
生き続けてきたのだった。
しかし、大き過ぎる“力” は、世界の輪を少しずつ歪めていく。
いつしか、支配する者と支配される者とに別れてしまった人々は、
永き戦乱の世へと、その足を踏み入れていくのであった。
それからおよそ1000年……物語は動き始める。
レムナントと共存する世界
人々は“レムナント”の周りに文明を築いています。宝石、獣、そして時には武器の形をしたレムナントは、崇拝され、周囲と調和して存在しています。広大なフィールド、緑があふれる森林から中世を思わせる大都市など、これらの場所を探索するのもラスト レムナントの楽しみの一つといえます。
本作の舞台となるのは,4種族がレムナントの強大な力を求め,魅入られ,そして翻弄されつづける戦乱のファンタジー世界。1000年も続いた戦乱は治まる気配を見せず,多くの国家が微妙なパワーバランスによって,かろうじて均衡を保っている状態だ。
そんな世界で,ラッシュとイリーナはどのような役割を果たすのだろうか。導入ストーリーの詳細は明らかにされていないが,以下に主要登場人物の概要を掲載しておこう。
Rush Sykes(ラッシュ・サイクス)
CV:野島 健児
「オレたちの言葉は通じない。
あいつは……あいつのルールで動いている」
ミトラの青年。18歳。“レムナント”の存在しない果ての島、ユラム島で、妹イリーナと平穏に暮らしてきたが、彼女が謎の組織にさらわれたのをきっかけに、島を出る。感情が豊かで、思ったことがすぐに顔に出るタイプ。家族思いで、特にイリーナのことになると、周囲に目がいかなくなる。
Irina Sykes(イリーナ・サイクス)
CV:名塚 佳織
「でも大丈夫!もうすぐ みんなで一緒に暮らせるから!」
ミトラの少女。14歳。兄ラッシュとユラム島で平和に暮らしていたが、突然、謎の組織にさらわれてしまう。一見、どこにでもいそうな普通の少女だが、どんな過酷な状況でも気丈に振舞える精神力の持ち主。彼女の内には、秘めたる“力”が眠っているようだが、それが何なのか、どういう意味を持つのかは、彼女自身も知らない。
The Conqueror(覇王)
CV:大友龍三郎
「恐ろしいならば、なおさら目を背けるな。全てを受け止め、支配しろ」
出身地、本名、年齢、目的、全てが不明の謎の人物。突如として姿を現し、その圧倒的な強さによって、瞬く間に世界に名を轟かせた豪雄である。その容赦無い戦いぶりから、彼はいつしか『覇王』と呼ばれるようになる。彼のまとう真紅の衣は、犠牲となった者達の返り血とも言われている。
ATHLUM FOUR GENERALS(アスラム四将軍)
アスラム四将軍とは、精鋭ぞろいのアスラム軍において、さらに卓越した「技」、「武」、「智」、「識」を備えた、一騎当千の兵(つわもの) 達に与えられた称号である。その実力は、ひとりで数千の敵を退けるといわれている。なお、世襲制ではなく、平民から四将軍になった者も多い。そのため、概して民衆からの支持も厚い。
David Nassau(ダヴィッド・ナッサウ)
CV:小野大輔
「私は父がそうしたように、レムナントと
共にある苦しみを背負う覚悟でいる」
アスラム領主。19歳。若くしてアスラム領主となった、ミトラの青年。アスラムの発展と独立を願い、奮闘する日々を送る。立場上、冷徹に振舞うことが多い。レムナント「ゲイ・ボルグ」の使い手で、領主でありながら自ら戦闘に参加することもある。自身の目的のために、成り行きで知り合ったラッシュに協力することになるのだが…。
Emma Honeywell(アスラム四将軍:エマ・ハニウェル)
CV:田中 敦子
「お任せください!アスラムは私が守ります」
アスラム四将軍のひとり。41歳。古くからアスラムに仕えるハニウェル家の当主。戦いにおいては常に先陣をきり、全軍の士気を鼓舞する勇敢な女戦士。他人にも自分にも厳しい、正義感溢れる人。ダヴィッドの教育係でもあったため、彼を心配しつつも暖かく見守っている。
Torgal(アスラム四将軍:トルガル)
CV:楠 大典
「命令ではない、要請だ」
アスラム四将軍のひとり。200 歳。『ソバニ』という四本腕の種族。ソバニ族は、本来人前には姿を見せない非常にミステリアスな存在なのだが、彼が何故ダヴィッドに仕えているのかは不明。四将軍のリーダー格で、長い時を生きてきたためか、精神力は屈強。反面、やや無感動なきらいがある。
Blocter(アスラム四将軍:ブロクター)
CV:間宮 康弘
「今すぐぶっ潰してやるから覚悟しな!」
アスラム四将軍のひとり。24 歳。『ヤーマ』という大型の種族。外見は強面だが、心は非常に優しい。ダヴィッドとは幼馴染で、若くして国を背負うこととなった彼を心配し、彼のために働き続けることを、自分の一生涯の使命と考えている。その若さ故に思慮に欠けるところもある。
Pagus(アスラム四将軍:パグズ)
CV:小形 満
「なあに、ご心配なさらずとも、
いざとなればなんとでも口実は作れます」
アスラム四将軍のひとり。55 歳。『クシティ』という小型の種族。多くの部下を抱える参謀役。穏やかで控えめな性格だが、四将軍にとっては精神的支柱である。歴史好きで、暇さえあれば資料をあさっている。しかし、歴史談義に付き合ってくれる人がほとんどいないのが悩みである。
そのほか,敵/味方のユニオンが近接戦闘状態になると発生する“ロックアップ”(どちらかが全滅するまで基本的にターゲット変更ができない状態)や,画面に表示されたマークに対応するボタンを押すと効果的な攻撃/防御が発生する“トリガーチャンス”,ユニオンのパラメータにも影響を及ぼす“陣”など,本作のバトルにはスケール感と奥深さを両立する多種多様な仕組みが盛り込まれている。
もちろん,一般的なRPGと同様,クエストや仲間との会話,世界の探索やアイテム集めといった要素も多数盛り込まれている。ゲームの具体的なボリュームに関しては,実際に遊んでみないと判断できないが,いわゆるやり込み要素やリプレイアビリティに関しても,十分期待ができそうだ。
圧倒的な大作感を漂わせながらも,斬新なアイデアがいくつもちりばめられたラスト レムナント。スクウェア・エニックスがワールドワイドで放つ,期待の新作RPGの実力やいかに。
「ラスト レムナント」公式サイト
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(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. / Unreal(R) Engine, Copyright 1998-2008, Epic Games, Inc. All rights reserved.
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