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[iPhone]グラフィックスがウリのレーシングゲーム「Raging Thunder」
App Storeでリリースされた新作ゲームのうち,気になるタイトルをピックアップして紹介していく「iPhone/iPod touch向け新作ゲーム情報」。今回最初に取り上げるのは,2008年9月22日に発売されたカーレーシング「Raging Thunder」(900円)だ。
これは,iPhone/iPod touch版「クラッシュバンディクーニトロカート3D」のデベロッパであるPolarbitの新作で,美しいグラフィックスや,Wi-Fi接続を用いたマルチプレイモードなどをウリとしている。爽快なプレイフィールが味わえるアクション要素の濃い作品である。
「Championship」モードでは,各地のコースを転戦しつつ,獲得したポイントの合計を競い合う。レース中に獲得した資金で,自分のマシンをアップグレード可能だ。そのほか,「Quick Race」「Arcade」「Time Attack」といったモードも用意されている。
次に,昨日(9月23日)リリースされた以下の2タイトルを紹介しよう。
AtariからリリースされたSuper Breakoutは,「Breakout」(日本ではタイトーがライセンスを獲得し,「ブロックくずし」として販売)のIPを所有する同社による,いわば“本家”ともいえる作品だ。
なお,Touch Arcadeが報じたところによると,AtariはSuper Breakoutのリリースに先立ち,すでにApp Storeで販売されていた「BreakClassic」「BreakTouch 3D」といった“亜種”について,Appleに削除を要求したとのこと。9月24日現在,これらはそれぞれ「BlocksClassic」「BlocksTouch 3D」と名称を変えて販売されている。
■「Bugdom 2」(350円)
かつてiMacなどにバンドルされ,大成功を収めた「Bugdom」の続編をiPhone/iPod touchに移植したもの。古くからMacでゲームを遊んでいる人なら,懐かしさを覚えることだろう。
三人称視点を採用したカジュアルアクションアドベンチャーで,プレイヤーはバッタのSkip McFlyとなり,とある民家の周囲や内部を舞台に冒険を繰り広げていく。
Mac版のデモがリリースされているので,関心を持ったMacゲーマーは参考にしよう。
本作では,ブロックを斜め,または横方向にスライドし,同じ色のブロックを三つ以上並べることで消していく。タッチスクリーンや加速度センサーを用いた操作や,シンプルながらもついハマってしまうゲーム性で,高い評価を獲得している。
そのTrismが,通常600円のところ,350円で販売中だ。割り引き販売の終了日は明らかにされていないので,購入しようと思っている人は早めにオーダーしよう。
ちなみに,Touch Arcadeの記事によると,本作の作者であるSteve Demeter氏は,Trism一作の売り上げにより,2か月ほどの間に25万ドル(約2600万円)以上を手にしたことを明らかにしている。
本作は,iPhone/iPod touch用ゲームを開発している人,あるいはこれから開発に乗り出そうとしている人に,夢を抱かせてくれる作品といえるかもしれない。
- 関連タイトル:
Raging Thunder
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