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日本のメーカーもOUYAに参入。スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー III」がローンチタイトルとして発表
スクウェア・エニックス、新ゲームプラットフォーム「OUYA」向けに「ファイナルファンタジーIII」を提供
「ファイナルファンタジーIII」公式サイト
Ouyaは,Androidベースの据え置き機であり,ゲーム開発/発売に際してロイヤリティを要求しないというオープンなビジネスモデルが採用されている。インディーズゲームやモバイルゲームの開発会社を中心に,すでに80社を超えるサポートが表明されているが,日本のゲーム会社が公式に提携を発表するのは,これが初めてのことになる。
日本では1990年にファミコン版がリリースされたファイナルファンタジーIIIだが,同作は結局,北米では発売されず,「FFサーガのミッシングリンク」などと呼ばれることもある作品だ。2006年にニンテンドーDS版のリメイク作品であるファイナル ファンタジー IIIが北米でもリリースされ,iOS向けに移植されたことなどはあるものの,北米のファンがテレビで遊べるのは,このOuyaが初めてのことになりそうだ。
Ouyaは現在,クラウドファンディングサイトのKickstarterで,予定額の6倍以上になる約590万ドル(約4億6000万円)の支援を集めており,今回のSquare Enixとの提携など,大手メーカーとのパートナーシップも増えていきそうだ。日本を含めた海外展開がどのようになるのかは不明だが,北米では2013年3月の発売が予定されている。2012年7月3日に掲載した記事でもお伝えしたように,「OnLive」とのパートナーシップによって,プレイ可能なタイトルが大きく増えたOuya。日を追うごとに魅力的なハードウェアになっていくようだ。
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OUYA
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