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「ポケットモンスター プラチナ」と「ポケモンカードゲーム」世界大会出場者を決めるポケモンWCS日本代表決定大会 Finalステージレポート
このイベントは,アメリカ・サンディエゴで開催予定の「ポケットモンスター プラチナ」および「ポケモンカードゲーム」の世界大会に出場する日本代表選手を決定するイベントだ。
なお,「ポケットモンスター プラチナ」ゲーム大会は,年齢別で二つのカテゴリに分かれており,1997年1月1日以降生まれの人が対象のカテゴリーA,1996年12月31日以前生まれの人が対象のカテゴリーBに分かれる。
ポケモンカードゲーム大会のほうは,1998年以降生まれの人が対象のジュニアリーグ,1994年〜1997年生まれの人が対象のシニアリーグ,1993年以前生まれの人が対象のマスターリーグの3種類に分かれている。
なお大会レギュレーションなどの詳細は,以下の公式サイトで確認してほしい。
ポケモンワールドチャンピオンシップス公式サイト
まずはオープニングセレモニーで開会が宣言されたあと,世界大会について説明が行われた。ゲーム大会のカテゴリーA/カテゴリーB,カードゲーム大会のジュニアリーグ/シニアリーグ/マスターリーグそれぞれで日本代表選手を選出することがあらためて伝えられたが,出場可能な選手枠については,大会終了後の表彰式までナイショというじらしっぷり。確実に出場するには優勝するしかないといった雰囲気の中,対戦がスタートした。
ゲーム大会のバトルは,ポケモンを二匹ずつ出して戦う“ダブルバトル”で行われ,レベル50以下のポケモン4匹を利用可能。選手達は四つのグループに分かれ総当たり戦(予選ラウンド)を行い,グループごとに1位/2位になった選手8名で決勝トーナメントを行うという形式だった。
総当たり戦は8戦同時に行われたので,さすがにすべては追いきれなかったのだが,会場でモニターに映し出された対戦の模様を見る限り,「メタグロス」「カビゴン」「ヨノワール」といったポケモンを使っている選手が多かったように思う。
なおカードゲーム大会は,対戦を6回行って勝ち点を競うスイスドロー形式で行われ,最も勝ち点の多い選手が優勝というルールだった。
ゲーム大会の予選ラウンドを勝ち抜いて,決勝トーナメントに出場した選手は,カテゴリーA/B併せて以下の16名となった。なお,決勝トーナメントでは,大会特別仕様の「ポケモンバトルレボリューション」が対戦に使われた。
カテゴリーA
草野正樹さん(第3エリア ラストチャレンジ)高井遼介さん(栃木県代表)
高橋十和さん(第2エリア ラストチャレンジ)
門脇勇樹さん(島根県代表)
小路弘人さん(広島県代表)
寺澤 凛さん(神奈川県1日目代表)
井藤三太さん(大阪府2日目代表)
司田瑞季さん(京都府代表)
カテゴリーB
間野 祐さん(埼玉県代表)秀嶋寛暁さん(神奈川県1日目代表)
森嶋卓志さん(大阪府1日目代表)
占野 侑さん(静岡県代表)
福森智章さん(鹿児島県代表)
赤井隆宏さん(山口県代表)
匿名希望(第2エリア ラストチャレンジ)
辻 一行さん(第4エリア ラストチャレンジ)
決勝戦にコマを進めたのは,カテゴリーAが第3エリア ラストチャレンジの草野さんと広島県代表の小路さん,カテゴリーBが山口県代表の赤井さんと静岡県代表の占野さんとなった。それぞれの選手の使用ポケモンも紹介しておこう。
カテゴリーA決勝戦進出者:
草野さん(ヨノワール/メタグロス/マリルリ/カビゴン)
小路さん(ドータクン/ヨノワール/メタグロス/ガブリアス)
カテゴリーB決勝戦進出者:
赤井さん(サンダース/メタグロス/カビゴン/マリルリ)
占野さん(ゴウカザル/ヨノワール/ユキノオー/グレイシア)
激しいバトルを制して見事優勝を飾ったのは,カテゴリーAが広島県代表の小路さん,カテゴリーBが山口県代表の赤井さんとなった。
左から,カテゴリーA準優勝の草野正樹さん,カテゴリーA優勝の小路弘人さん,カテゴリーA準決勝進出の高橋十和さんと門脇勇樹さん |
左からカテゴリーB準決勝進出の福森智章さん,カテゴリーB準優勝の占野 侑さん,カテゴリーB優勝の赤井隆宏さん,カテゴリーB準決勝進出の森島卓志さん |
カード大会ジュニアリーグの部,左から2位の清岡大真さん,優勝の清田 匠さん,3位の東原史弥さん |
カード大会シニアリーグの部,左から2位の高岡駿人さん,優勝の板垣拓斗さん,3位の片岡直輝さん |
カード大会マスターリーグの部,左から2位の中谷 暁さん,優勝の中井竜太さん,3位の佐々木 翔さん |
ゲーム大会カテゴリーAで優勝した小路さんの好きなポケモンはシェイミ(ランドフォルム)。「優勝できると思っていなかったけど,勝てて嬉しい」とコメント。決勝戦での決め手は,メタグロスの「だいばくはつ」が決まったことだそうだ。一番苦戦したのは,ほとんどのポケモンが「ねむり」状態にされてしまった準決勝とのこと。現在小学校5年生で,「ポケットモンスター」で一番楽しいのは,「バトルの読み合い」だそうで,時間があるときはWi-Fiで8回くらい対戦するとのこと |
ゲーム大会カテゴリーBで優勝した赤井さんの好きなポケモンはゲンガー。現在大学院生で,就職活動の合間を縫って大会を勝ち進んだツワモノ。ゲームにハマったのは小学校の頃以来で,「ポケットモンスター ダイヤモンド」を買ったのが1年4か月ほど前だと語っていた。大会の感想についても,「ミスが多かったのをカバーできるほど運が良かった」とコメント |
- 関連タイトル:
ポケットモンスター プラチナ
- 関連タイトル:
ポケットモンスター ダイヤモンド
- 関連タイトル:
ポケットモンスター パール
- 関連タイトル:
ポケモンバトルレボリューション
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