募集
「ブレイドアンドソウル」CBT&ワイプなしのリミテッドトライアルの4Gamer枠を募集開始。一足先に奥深いバトルや爽快な軽功を体験しよう
さらに,通常はパッケージを購入することで参加可能なリミテッドトライアルについても,今回はそれとは別に,300名ぶんの参加権を提供してもらっている。
以下の黄色いボタンから応募すると,クローズドβテスト,リミテッドトライアルの両方に自動で応募したことになる。それぞれ別々に抽選される仕組みなので,どちらか一方のみが当選する場合もあるが,一足先に触れるチャンスなので,ぜひ応募してほしい。
「ブレイドアンドソウル」クローズドβテスト&リミテッドトライアルに4Gamer枠で応募する
さて,本作には,ほかのタイトルには見られない,意欲的な要素がぎっしりと盛り込まれている。今回はその辺りに注目しつつ,ゲーム序盤の様子も紹介していきたい。
ガードやコンボが重要なブレイドアンドソウルのバトル
本作でもっとも特徴的と言えるのは,バトルシステムだ。
まずは基本部分から見ていくと,本作では昨今のMMORPGで流行の,比較的アクション性の高いタイプの操作が採用されている。敵をマウスクリックでターゲットしてスキル連打するというよりは,敵との距離や攻撃パターンなどを確認しつつ,動き回って戦う感じだ。
カメラワークとターゲット方法に関しては,「B&Sモード」「クラシックモード」という2つのスタイルが用意されているので,両者の違いを早い段階で押さえておきたい。
B&Sモードは,マウスのカーソル移動がカメラワークと連動している操作方法。視点は自分のキャラクターの後方にあり,攻撃時は画面の中心方向を狙うという,TPSに近い形だ。そしてもう一方のクラシックモードは,カメラワークをマウスドラッグで行うスタイルで,名前のとおり,従来のMMORPGに近い。こちらの場合は,キャラクターが向いている方向を攻撃する。
クラシックモードだと狙った敵を攻撃するのが難しそうに思えるかもしれないが,本作には“オートターゲット”なる機能があり,とくに左右方向へは自動で補正してくれるので,ある程度アバウトに敵を狙っても大丈夫だ。
基本攻撃スキルの対応キーは,B&Sモードは左/右クリック,クラシックモードは[R][T]キーとなっている。また移動方法に関しては,B&Sモードは[W/A/S/D]キーで,クラシックモードはそれに加えマウスクリックでも可能だ。
それぞれのプレイフィールとしては,B&Sモードでは戦闘中は敵と真正面から対峙するため,臨場感がぐっと増している印象を受ける。クラシックモードは,既存のMMORPGプレイヤーにとっても分かりやすく,戦っているキャラクターを後方以外からも眺められるのも良い。それぞれ長所があるので,実際にプレイするときは,両方のモードを最初に軽く確めておくと良いだろう。
本作のバトルで面白いのは,対戦格闘ゲームのような読み合い要素が強く盛り込まれているということだ。
バトル中の操作では,攻防のタイミングが重視されており,例えば「剣術士」や「拳闘士」のクラスであれば,ガード系のスキルが攻防の起点となる。剣術士のガードは正面からの攻撃を3秒間すべて防ぐというもの,一方の拳闘士のガードは,1秒間敵の攻撃を防ぐとともに反撃を行うというもので,いかに相手の大技を防ぎ,隙を見つけて攻撃をたたき込むかが重要になるのだ。
かといって,闇雲にガードばかりしても,相手にダメージが与えられず,戦闘が長引いてしまうので,ゲーム中に新たなタイプの敵に遭遇したときは,何はともあれ行動パターンを注視するのが先決。ノーダメージで勝利できるようになると,キャラクターのスペック向上だけでなく,自分自身の上達も強く実感できるだろう。
大半の敵は何かしらの大技を持っており,これを使用するときは武器が発光し,独特のモーションで攻撃を行う。これを見たら,すかさずガードだ |
拳闘士のガードスキルは1秒と短く,剣術士と比べると若干シビアな操作が求められる。その代わり,反撃から派生させられるコンボのバリエーションは随一 |
また,複数のスキルをつなぎ合わせることで“コンボ”を発生させられ,ここに創意工夫の余地があるというのも,本作の戦闘のポイントだ。
本作では,スキルツリーからさまざまなスキルが習得できるのだが,画面内に置かれるショートカットは,せいぜい10個程度で収まるようになっている。その代わり,自分と相手の距離,打ち上げやダウンなど,さまざまな状況に応じてショートカットで発動するスキルが変化するようになっており,操作に必要なキーが少なくても,爽快なコンボを決められるのである。
例えば「剣術士」だと“ダッシュ攻撃で相手に接近→足払いで相手を転倒→ダウン攻撃→さらに追い討ち攻撃”程度のコンボは,誰でもすぐに行えるようになる。こうしたコンボに,新たに覚えたスキルをどう組み込んでいくか考えるのは楽しい。
自分や敵の状況に応じて,各ショートカットに対応するスキルがめまぐるしく変わっていく。バトル中は,左手をキーボードのホームポジションから動かさずに操作できる |
攻撃対象はマウスクリックせずとも自動的にターゲットされる。複数の敵が並んでいても,視線の中心に近い敵がターゲットされ(赤く縁取られる),狙った相手を攻撃できる |
ちなみに,常に相手と距離を置いて戦う「魔道士」や,両手斧を豪快に振り回す「滅砕士」といったクラスは,ガードやコンボを重視せずとも戦いやすい。どうしてもこういった操作が苦手な人は,こういったクラスを選ぶのも手だろう。
本作の戦闘は,操作そのものは難しくないが,前述のとおり相手の動きに注目し続ける必要があるためか,プレイ中の密度は濃い印象だ。普通のMMORPGなら5〜6時間続けてプレイするのは苦にならない筆者でも,本作だと2〜3時間でへとへとになってしまった。本作には1日の獲得経験値量に制限を掛ける“活力システム”が搭載されているが,(少なくとも個人的には)プレイ時間に区切りをつけるちょうど良い目安になっていた。
スキルコンボは強力だが,ゲームの序盤から必須というわけではない。マウスボタンの押しっぱなしだけでも十分戦えるので,少しずつ慣れていけばいいだろう |
遠隔攻撃を主体とする「魔道士」のプレイフィールはTPSに近い印象。ガードスキルなどが心底苦手という人でも遊びやすいクラスだ |
超人的な身体能力による“軽功”での爽快な移動
バトル以外に,本作を語る上でもう1つ欠かせない要素が「軽功」だ。イメージとしては,漫画の「NARUTO -ナルト-」や「ドラゴンボール」のような,超人的な身体能力で飛んだり走ったりできるシステム,といったところだろうか。ゲームを進めると水面の上を走る,垂直の壁を横走りするといった芸当も可能になるが,ゲーム開始直後でも初歩的な軽功として「疾走」と「滑空」の2つが会得できる。
疾走は,前進[W]キーを2回,または[Shift]キーを押しながら前進することで使える軽功だ。これは,プレイヤーキャラクターが思いっきり前傾姿勢になり,高速で移動を行うというもので,便利なだけでなく,画面は放射線のエフェクトが生じるなど,スピード感たっぷりの演出が目を引く。
疾走中は“軽功ゲージ”が減っていき,フルの状態からだいたい10秒程度で尽きてしまう。軽功ゲージは自然回復するが,疾走は非戦闘時のみ使用可能なので,主に中〜長距離の移動時に使うことになるだろう。
もう1つの基本軽功となる滑空は,疾走の最中にジャンプし,その間に再びスペースキーを押すことで,空中で緩やかに下降できるというものだ。滑空中は超が付くほどスローモーションの動きになり,しかも軽功ゲージを消費しないので(逆に回復する),高所から跳べばしばらく滑空し続けることも可能だ。スピード感たっぷりの疾走から一転して行われる滑空の気持ちよさは,ぜひ一度体験してもらいたい。
ゲーム序盤の様子をスクリーンショットで紹介
ゲーム序盤は,まずは「ムイル峰」でチュートリアルが始まり,基本的な操作を学ぶとともに,物語の鍵を握るジン・ヴァレルとの遭遇や,プレイヤーキャラクターの身に何が起きたのかなど,本作のプロローグが描かれる。その後は,メインストーリーを辿る形で「竹林村」「亡者の森」「月影共同墓地」といったエリアを転戦することになり,この間のプレイ時間は2時間前後といったところだ。ここからは,ネタバレを避けつつ,スクリーンショットとキャプションで序盤のマップの様子や各種システムなどを紹介していこう。
プレイヤーキャラクターの作成直後に訪れるチュートリアルエリア,ムイル峰。建築物などを見てのとおり,ゲーム序盤はオリエンタルテイストな景観だ |
竹林村は,海賊団からの襲撃を受けており,プレイヤーキャラクターが助太刀するという展開になる。その後は拠点エリアとして,ショップや倉庫などの施設が利用できるように |
亡者の森は,初めてインスタンスダンジョンに挑戦することになるフィールド。スキルコンボの修行もでき,この辺りから本作ならではのバトルシステムを存分に楽しめるようになるだろう |
月影共同墓地は,薄暗くどんよりとした景観の小規模な拠点エリア。画面左側には火葬場も見える。しかも共同墓地の周囲には,成仏しきれないキョンシーやゾンビなどが徘徊しているのだ |
チュートリアルやヘルプが丁寧に用意されているが,独特のシステムも多いので,メッセージを読み飛ばさずに基本操作を確認していこう |
NPCと会話したり,オブジェクトに対してアクションを行ったりするときは,接近して[F]キーを押せばいい。クエストも,とりあえず光ったオブジェクトに対しFキーを押せばたいてい進行する |
メインミッションを軸に進めながら,周辺のクエストをこなしていくと,レベルアップと共に活動範囲が広がっていく。序盤は経験値稼ぎのためにモンスターを乱獲といった作業は不要だ |
遂行中のクエストの目的地は,マップ上に赤や青の円で示される。マウスカーソルを合わせれば,現在の進行具合などといった詳細情報も確認できる |
能力アップに大きく関与するのが“宝貝”(パオペエ)。最大8つ装着でき,宝貝によって上がる能力も様々だ。同じシリーズを集めていくとセット効果も発生する |
宝貝,武器,アクセサリー類には,強化や分解のシステムが用意されている |
マップはシームレスに移動が可能で,フィールドエリアから小規模のダンジョンやクエスト用のインスタンスエリアへ移動するときに,画面が一瞬カク付く程度。軽功で走り回ることを考えると,細かなロードがないのは嬉しい |
一度訪れた拠点には,マップ画面をクリックするだけでいつでも移動可能だ |
敵の感知範囲は全体的にやや広めで,ダンジョンなどを迂闊に進むとリンクが発生しやすい。爆弾などのオブジェクトを利用できることがあるので,落ち着いて周囲を確認しよう |
画面レイアウトは自由にカスタマイズできる。キーバインドをはじめ各種ゲーム内設定も細かく調整でき,インタフェース周りの作りは,さすがNCSOFTといったところか |
ゲーム序盤のプレイレポートとしては大体このようなところだ。ブレイドアンドソウルの開発元である韓国NCSOFTは,MMORPGの制作では世界有数の実力を持つメーカーだが,本作はそんな同社が「社運を賭けた」と語るほど,力を入れているタイトル。ビジュアル面だけでなく,爽快で奥深い戦闘システムなど,注目すべき部分も多く,ぜひ一度プレイしてみてほしい。
まずは,クローズドβテストとリミテッドトライアルに応募しつつ,実際に遊べるときを楽しみに待とう。
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