プレイレポート
[TGS 2009]PS3で進化した究極のRPG登場!「ファイナルファンタジーXIII」プレイレポート(ライトニング編)
オプティマの正体見たり!? TGSの「ファイナルファンタジーXIII」プレイアブルデモ[スノウ編]
主人公ライトニングは仲間の少年・ホープとともに敵の「聖府軍」に追われていて,二人は敵と戦いながら「商業都市パルムポルム」の中を駆け抜けていくこととなる。都市のフィールドでは,画面右上のマップの範囲内を自由に歩き回ることができ,姿が見えている敵に接触すると戦闘となる,シンボルエンカウント方式が採用されている。敵のシンボルに後方から接触すると先制攻撃できるなど,フィールド上での操作も攻略につながるようだ。
戦闘は「FF」シリーズ伝統のアクティブタイムバトルで,素早くコマンドを入力しないと,敵が先に攻撃してきてしまう。状況を判断して「こうげき」「コマンド」「TPアビリティ」「アイテム」の四つのコマンドを入力するのだ。リアルタイムで伸びていく「タイムゲージ」にコマンドをはめ込むことで,キャラクターの行動が決定。強い攻撃ほど多くのタイムゲージが必要となり,繰り出すまでに時間がかかるという仕組みだ。臨機応変なコマンド入力によって敵味方が入り乱れて戦う戦闘は,スピード感と緊張感をともに味わうことができるだろう。
プレイヤーが操作するのはライトニングのみで,仲間のホープはオートで戦ってくれる。これを制御するのが「オプティマシステム」で,コントローラのL1ボタンを押すことでオプティマを切り替えることができる。このライトニング編では,4種類のオプティマが選べ,それによってホープのロール(役割)が自在に変化するのだ。また,オプティマはライトニングのコマンドの「こうげき」にも影響し,これを設定しておいて「こうげき」を選べば,最適な攻撃を行ってくれるという便利なシステムだった。
もう一つの見どころは,ライトニングがこれまたシリーズおなじみの「召喚獣」を呼び出すシーン。コマンドの「TPアビリティ」の中の「召喚」を選ぶと,鎧に身を包んだ召喚獣「オーディン」が現れ,仲間として戦ってくれる。出展中のバージョンでは,オーディンはすぐに呼ぶことができるので,ブースで試遊するならぜひ呼び出しておきたい。また,オーディン出現中に□ボタンを押すと,オーディンが金属の馬の姿に変身する「ドライビングモード」が発動。さらに強力な攻撃をくり出すことができる。
ライトニング編では,最後の敵となる「プリン衛生兵」3体を倒すと,二人は都市の深部に突入し,いいところでプレイ終了となる。巨大なボスは登場しないぶん,ザコ敵を相手に思う存分,戦闘のバリエーションを楽しめる内容だった。
スクウェア・エニックスの専用ブースには60台の試遊台が用意され,試遊後はミニシアターで,この「FF XIII」などを含めた,同社のスペシャルムービーを見ることができる。なお一般公開日は,このブースに入るには整理券が必要となるとのこと。この整理券はスクウェア・エニックスブースではなく,ゲームショウ会場の入口近くの特設ブースで配布される予定だ。また,単純に「FF XIII」を遊ぶだけなら,SCEブースにも試遊台が用意されているので,そちらに並ぶのもいいかもしれない。
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