ローンチから1周年を迎えた「DC Universe Online」，最新アップデートでアイテムを研究・開発できる生産要素「R＆Dシステム」を実装

　2011年1月のローンチから1周年を迎えた，Sony Online Entertainmentの「DC Universe Online」（PC / PlayStation 3）。スーパーマンやバットマンらDCコミックスのヒーローが総出で登場，さらにUnreal Engineを使用した本格派のゲームである本作は，月額課金制のオンラインゲームとしてスタートした。しかし，プレイヤーの獲得に苦戦し，2011年11月にFree-to-Playサービスに移行。それが功を奏したのか，現在ではPCとPlayStation 3合わせて400万の登録プレイヤーを擁する人気ゲームへと急成長している。


　SOEはこの1周年を記念して，2012年1月11日までにアカウント作成を済ませていたプレイヤーに，特製のインゲームアイテム「One Year Anniversary Cape」（マント）を無料で配布。さらに，本作のこれまでの軌跡とも言える，いくつかの興味深い統計情報が公開されている。

• 350万体以上のヒーロー，200万体以上のヴィランキャラクターが作成された
• PCでは180万人，PS3では230万人の登録プレイヤーを獲得
• これらのプレイヤー達に遊ばれた延べ時間数は360万日ぶん
• ローンチ以降，1200体のNPCを追加
• ローンチ以降，200種類のクエストを追加
• ローンチ以降，2500種類のアイテムを追加
• ローンチ以降，15のゾーンを追加
• ローンチ以降，1800回ものボスマッチが行われた

　また，アメリカ時間の1月10日に行われた最新アップデートでは，プレイヤーが自由にアイテムを研究開発できる「R＆Dシステム」というクラフティング要素が追加された。これによりプレイヤーは，ゴッサムシティ，メトロポリス，セントラルシティほかゲーム内の都市に散りばめられたアイテムを収集し，それを専用のForge（鍛冶場）に持ち込んで新たなアイテムを作成したり，アップグレードしたりできるようになった。アイテムには「Unused」「Uncommon」「Rare」などといった等級がつけられており，ボスキャラクター達はより希少度の高いアイテムをドロップするようになっているという。


　基本プレイ料金は無料のタイトルなので，アップデートを機に気軽に試してみるといいだろう。

「DC Universe Online」公式サイト