「DC Universe Online」でゴッサムシティを紹介するムービーと，バットマンの華麗なアクションを収めたスクリーンショットが公開

　Sony Online Entertainmentが，欧米で2011年内のサービス開始を予定しているMMOG（多人数参加型オンラインゲーム），「DC Universe Online」（PC/PlayStation 3）の新たなゲーム情報として，バットマンを撮影したスクリーンショットとアートワーク，そして彼の暮らすゴッサムシティを紹介するムービーが公開された。

「DC Universe Online」公式サイト

　9月28日に掲載した記事にもあるように，ゴッサムシティはこれまで何枚かのスクリーンショットが公開されてきたが，「Gotham City Fly-Through」と題された今回のムービーには重犯罪者収容施設として有名な「Arkham Asylum」のほか，化学工場の「Ace Chemicals」，犯罪者がたむろする危険な「Crime Alley」，さらに港湾施設やスポーツセンター，警察署などが確認できる。筆者はArkham AsylumやAce Chemicals程度は分かるが，おそらくバットマンに詳しい人ほど，「コミックスで読んだ」とか「映画で見た」とかいった感じで嬉しくなってしまうはずだ。
　近代的なようで，どこか荒れ果てた雰囲気のある魅力的なゴッサムシティ。ここを舞台にして，DCコミックスが誇るヒーロー達とヴィラン（悪役）達との戦いが繰り広げられるのだ。


　合わせて公開されたバットマンについては，今さらいうことはないだろう。公開されたスクリーンショットには，宿敵ジョーカーと戦う場面が多く収められており，中にはバットマンの秘密基地であるバットケイブ（Batcave）らしき場所を背景にしているものもある。今回のムービーには登場しなかったロケーションも，まだまだあるようだ。

　ゲームにはこのゴッサムシティのほか，スーパーマンの住むメトロポリスも出てくる予定だが，こちらの詳しい情報公開は，まだ行われていない。


　10月5日に掲載した記事でお伝えしたように，当初2010年11月の正式サービス開始が予定されていたDC Universe Onlineだが，現在のところ「2011年の早い時期」に延期されている。すでに公式サイトではパッケージの予約受付も始まっているので，そう遅くはならないと思われるが，プレイを楽しみにしている人は，今回のムービーとスクリーンショットで期待を高めておこう。