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[TGS 2011]新作タイトル情報も続々飛び出した「iLOVE iPhone in Tokyo Game Show」が意外と見逃せない内容
iPhone/iPad用のゲームアプリを開発する7社が,自社のタイトルをそれぞれプレゼンテーションしていくという内容だった本ステージ。さりげなく新作タイトルも発表されているので,新情報を中心にざっと紹介していきたい。
■タイトー
石田礼輔氏が登壇し,疾走感溢れるリズムゲーム「グルーブコースター」を紹介。「スペースインベーダー インフィニティジーン」を手がけた石田氏の新作で,“ハードルが高い”というインフィニティジーンの不満を解消するべく,手軽に遊べることが基本コンセプトとして作られている。
グルーブコースターは現在サービス中で,近日中にアップデートが行われる。内容としては,同社の人気作「ダライアスバースト」の名曲「Hello 31337」をはじめ,新曲がいくつか追加されるようだ。
タイトーはほかにも,iPhoneアプリとして「電車でGO!」「ニューパズルボブル」といった既存IPのシリーズ作や,完全新作「ドローウィン・グローウィン」をリリースしている。発表の最後に,某シューティングゲームの赤い自機が意味ありげに映し出されたが,これはつまりiPhone版のレイ……。
■SEGA
本作は6月のリリース以来,国内だけで10万を超えるダウンロード数を記録しているという。9月からは「Samurai Blood Show」という名称で海外でも配信されているほか,ゲーム大会や楽曲集の配信など,ゲームコンテンツ以外の展開も積極的に行っているそうだ。
今後の展開としては,9月末から10月上旬にかけて,アップデートを配信予定としている。これは無料アップデートで,新曲や新ステージの追加,そしてバランス調整が行われる。
さらに,本作の「続編」が現在開発中であることが明らかにされた。今度は巨大ボスも登場するのがウリで,タイトルは「百頭大戦絵巻」。画像を多めで紹介するので,じっくりとご覧あれ。
■ゲームロフト
ワールドワイドのiPhoneアプリ市場で大きなシェアを持つゲームロフトは,今年中に15タイトルをリリース予定だという。今回はそれらの中から,海外市場を意識したと思われる「モダンコンバット3:Fallen Nation」と,「Gangstar Rio: City of Saints」の2タイトルを紹介した。両作共に,2011年の秋にリリース予定とのことだ。
■コナミ
■タカラトミー
玩具でお馴染みのタカラトミーは,エデュテイメント系アプリ「Family Apps」を紹介。「まなぶ,あそぶ,おしごと,としょかん,ひろば」をテーマに,親子で楽しめるゲーム内容となっている。今後はAndroid版のリリースも視野に入れているようだ。
■チュンソフト
■neurowear
最後にステージに上がったのはneurowearという,あまり聞きなれないメーカー。ここは「まだ使われていないコミュニケーション」を研究しており,その第1弾「necomimi」が商用化に向けて現在鋭意開発中だ。
「necomimi」は見てのとおり「ネコミミ型」のヘッドバンドなのだが,実はコレ,脳波を受信して自動的に動く機能を持っている。装着している人が集中すると耳がピンと立ち,リラックスすると耳が伏せたりする。実際目にすると,きっと誰もがにやけてしまいそうな光景だ。
試作版の公開後は世界中から反響が押し寄せているそうで,今回のステージでは,坂本龍一氏やウィル・ライト(!)氏がnecomimiを装着して楽しそうに遊んでいる様子がムービーで紹介された。nekomimiは2012年に発売予定で,今後はiPhoneと連動させ,脳波のパラメータを表示させることも検討しているという。発売が実に楽しみな商品だ。
なお,これらのタイトルの多くは東京ゲームショウの「モバイル&ソーシャルゲームコーナー」で実際にプレイ可能だ。428やnecomimiも出展されているので,皆さんもぜひ足を運んでもらいたい。
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