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[iPhone]サバイバルホラーTPS「バイオハザード4」のiPhone/iPod touch版が登場
カプコンから,iPhone/iPod touch用TPS「バイオハザード4」が本日(7月13日)リリースされた。価格は900円。
本作は,PlayStation 2のほか,WiiやPC用にリリースされている同名タイトルを,iPhone/iPod touch向けにアレンジしたもの。以前お伝えしたように,iPhone/iPod touch用には「バイオハザード ディジェネレーション」という作品がリリース済みだが,こちらはバイオハザードシリーズ初の長編フルCGアニメ映画を原作とする作品だ。
今回,いわゆる“ナンバリングタイトル”の一つが登場したことは,iPhone/iPod touchゲーマーにとってさらに嬉しいニュースだろう。
さて,バイオハザード4の大きな特徴の一つに,「ビハインドカメラ」の採用がある。それまでのシリーズ作品は,プレイヤーキャラの位置により,あらかじめ用意されたカメラビューが自動的に切り替わる方式だったのに対し,バイオハザード4では,常にプレイヤーキャラの後方から見た画面が描かれるのである。
iPhone/iPod touch版の操作方法は,画面右側のボタンで移動/射撃/ナイフ攻撃のいずれかのモードを選択し,それに応じて,左下のインタフェースでキャラの移動または視点(照準)の移動を行う方式だ。
射撃やナイフ攻撃のモードが選ばれているとき,それらの選択ボタンをタップすると,銃やナイフによる攻撃が行える。
本作のメインとなるのは「ストーリーモード」だ。全部で12のステージで構成されており,コンシューマ機/PC版と同じ流れでストーリーが展開していく。
各ステージに入る前には,プレイ中に獲得したゲーム内通貨を使い,武器や弾丸,アイテムなどを購入可能だ(2面以降)。
また,限られた装備でのクリアを目標とするさまざまなミッションに挑む,「マーセナリーモード」も用意されている。ミッションは全部で24もあるので,両モードの完全クリアはそうたやすい道ではないだろう。
しばらく遊んでみた限り,操作性はやや低い印象。具体的には,照準の微調整がしづらい点や,モードを切り替えたり,リロードしたりするたびに視点が水平に戻る点(高い場所から下にいるの敵を攻撃しているときに不便)などが気になった。また,操作性の問題とは異なるが,被弾した敵が苦しんでいるあいだ,当たり判定がなくなることがあるようだ。
もともと難度が高めであるバイオハザードシリーズだが,操作自体が難しくて進めづらいのはもったいない。このあたりが改善されれば,より深く楽しめるゲームになるのではないかと思う。
- 関連タイトル:
バイオハザード 4
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