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[iPhone]id SoftwareのiPhoneゲーム参入第1弾はあの「Wolfenstein 3D」
タイトルからも分かるように,本作のベースとなっているのは,1992年にMS-DOS用にリリースされた「Wolfenstein 3D」。OSAのエージェントB.J. Blazkowiczとなり,監禁されているWolfenstein城からの脱出を図るという内容だ。
同作を遊んだことのある人ならば,掲載しているスクリーンショットで一目瞭然だと思うが,当時のグラフィックスが忠実に再現されている。
私自身,学生時代に大学のPCで1日中遊んでいて,ほかの学生に迷惑をかけるほどこのゲームにハマっていた(すみません)。そのWolfenstein 3Dが,今手元にあるiPhoneでこうして動作しているのを見ただけで,ちょっと感慨深いものがある。
シークレットの場所も忠実に再現されているので,当時の記憶を思い出しつつ再び取り組んでみようと思う。
ただ見た目に懐かしいというだけでなく,プレイフィールも良好だ。本作では,デフォルト設定の場合,画面左下に表示されたインタフェースに触れたまま動かすことで,左右旋回と前後移動が可能となっている。
私はFPSファンの一人として,これまで主要なiPhone/iPod touch用FPSをプレイしてきたが,たいていのゲームは操作性が悪く,長くプレイしようという気にならなかった。その点,本作は操作の段階でつまづくことはなく,“遊べる作品”に仕上がっているという印象だ。
なお,操作方法はデフォルト設定を含めて3通りから選択できる。画面左側のインタフェースで前後左右移動,右側で左右旋回というパターンもあり,PCでのキーボードとマウスにより近い感覚で操作できる。
App Storeの紹介文によると,iPhone/iPod touch版の開発にあたって,id SoftwareのJohn Carmack氏自らがインタフェースデザインを行ったとのことで,操作性が良いことも納得である。
id Softwareのゲームを長年遊んできた者としては,「Quake」などの移植にも大いに期待したいところだ。
「Wolfenstein 3D Classic」紹介ページ(iTunesが起動します)
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Wolfenstein 3D Classic
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