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[iPhone]“スイング”“縛り”がテーマのユニークな2作品を紹介
まず最初に紹介するSwayは,2本の指で画面に触れることで,さまざまなトリックを繰り出せる,人気スケートボードゲーム「Touchgrind」を手がけたIllusion Labsの新作だ。
壁にひっつくキャラクターの左右の手を,雲梯(うんてい)の要領で交互に動かしたり,遠心力を利用して体を飛ばしたりしていく。ゴールにたどり着けばステージクリアとなるのだが,キャラを思いどおりに操るのはなかなか大変だ。というのも,キャラを揺らす勢いや,指を離すタイミングによって動きがさまざまに変化するのである。
ステージが進むにつれ,壁の形が意地悪なものになっていくほか,動くトラップなども多数登場する。ライフの概念はなく,壁から落ちてもスタート地点やチェックポイントから再開できるので,ゴールを目指して繰り返しトライしよう。
本作の見どころはなんといっても,キャラが見せる動きの多彩さにある。狙いどおりのアクションを繰り出してトラップをクリアしたときの快感は格別だ。
「Sway」紹介ページ(iTunesが起動します)
もう一方のZen Boundは,私のお気に入りの一つである「SPiN - シルエットゲーム」のメーカー,Secret Exitの新作。上で紹介したSwayと打って変わり,ゆったりとした独特のムードが漂う作品である。
ゲームの目的は,ステージごとに用意された木製のオブジェを,ひもで縛り上げること。オブジェの表面にひもが触れると,その周囲の色が変化する仕組みで,縛り上げるにつれてオブジェ全体が色づいていくわけだ。
オブジェの表面積に対する,色を変えた面積の割合が一定の条件を満たすとステージクリアとなる。ただし,ひもの長さには限りがあるため,効率的に縛っていこう。
「縛る」と聞くと,操作が難しい印象を持つかもしれないが,このゲームでは,一つの方向から垂れ下がっているひもに対し,指でオブジェを回転させることで縛りつけていける。指一本で,思いのほか自在に縛れるはずだ。
ただオブジェにひもを縛りつけるという,ごくシンプルなゲームなのに,つい時間を忘れて遊んでしまう魅力がある。同じステージで,より美しい縛り方を追求してみるのも一興だろう。
「Zen Bound」紹介ページ(iTunesが起動します)
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(C)Secret Exit