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「鉄道模型シミュレーター4 第2号 2008」が5月23日に発売決定
本作は,Nゲージで広く使われているTOMIXファイントラックを収録したパッケージで,鉄道模型をPC上で3D化したパーツを使い,模型レイアウトが構築できる。
「第2号 2008」では,動力分散電車方式のコンテナ特急として登場したM250系貨物電車をはじめ,交流型電気機関車の標準モデルとして製造されたED75や,大型車体が魅力の電気機関車EH500など,鉄道ファンに人気が高い機関車,貨物電車,貨車が収録されている。その詳しい内容は,下のリリース文で確認してみよう。
#### 以下,リリースより ####
鉄道模型シミュレーター4 第2 号2008
・商品名 :鉄道模型シミュレーター4 第2 号2008
・発売 :2008年5月23日
・メディア:CD-ROM 1枚
・パッケージサイズ:縦190mm×横136mm×厚み30mm
・販売価格:16,500円(税別)
・JANコード:4537337001067
・品番:IMVRM-4002B
・動作環境:Windows2000/XP/VISTA、メモリ:2000/XP 512Mバイト以上・VISTA 1Gバイト以上、CPU:Pentium4 2.0GHz以上、3D Graphics: DirectX9.0C以上に対応するビデオカードプログラマブルシェーダー2.0以上、DirectX:DirectX9.0C以降、Sound3D対応
内容:車両は、画期的な動力分散電車方式のコンテナ特急として登場したM250系貨物電車をはじめ、交流型電気機関車の標準モデルとして製造されたED75、大型車体が魅力の電気機関車EH500など鉄道ファンに人気の高い機関車、貨物電車、貨車を収録しています。
収録車輌モデル:
▼EF64直流電気機関車
山岳路線向けに開発された直流電気機関車です。登場当初は、奥羽本線で使用されていましたが、路線の交流化により中央本線などに活躍の場を移しています。国鉄時代、難所として有名な碓氷峠の直通運転用として開発されたEF62をベースに、平坦区間での高速化を主目的とした改良が行われています。
13から28、56から79号機は、貨物列車専用として客車向けの機能が省略されています。
VRM4データの特徴:54号機をモデルにしています。屋上機器の相違など国鉄時代とJR時代の違いを再現しています。パンタグラフの昇降機能、ナンバープレートとメーカープレートの差し替え、車両入換標識対応。
EF64-54国鉄バージョン国鉄時代を再現
EF64-54JR貨物バージョンJR後の改造(無線機器など)やマーク追加
▼EH200直流電気機関車
長らく中央本線の勾配区間ではEF64を2両一組で運用する重連運転で必要な牽引力を確保してきました。EF64重連にかわる新型機関車として平成13年に試作車両が登場、以降平成15年から量産が開始された形式です。2車体構造の8軸機関車として製造され、勾配区間での運用に必要な出力を十分に備えています。901号機は試作車です。ブルーサンダーの愛称で呼ばれています。
VRM4データの特徴:1号機、2号機、901号機をモデルにしています。それぞれ、側面デザインなどが大きく異なります。パンタグラフの昇降機能、車両入換標識対応。
▼EH500交直流電気機関車
勾配区間で1000t以上の貨物列車を牽引可能にする2車体構造8軸の高性能電気機関車です。首都圏=北海道貨物の単一機関車による直通運転を実現するために1997年に開発されました。試験機関車の運用の結果、各種改良を加えた上で2000年より量産が開始されています。901号試作機、1号機、2号機、3号機以降、10号機以降と製造時期によって外観に大きな違いがあります。
VRM4データの特徴:1号機、3号機、1号機更新タイプをモデルにしています。EH500は、生産時期により外観が大きく異なります。1号機の更新タイプは、GPS機器の追加など更新工事が行われています。
パンタグラフの昇降機能、車両入換標識対応。
▼M250貨物電車
画期的な動力分散方式の貨物電車として2004年より運用を開始した形式です。編成の両端に電動車を配置した構成になっています。動力車には31フィートコンテナを1個、中間付随車には2個積載可能です。電車方式によって軸重を分散軽減することが可能になり、線路に対する負担を減らして列車の速度向上に大きく寄与しています。東京貨物ターミナル-安治川口間で往復運転しています。
VRM4データの特徴:実車の特徴あるコンテナを含めて貨物電車のディティールを細部まで再現しています。ヘッドマーク着脱、ナンバー入れ換え、パンタグラフの昇降機能。
▼EF64-1000直流電気機関車
中勾配区間用に開発されたEF64をベースに上越線の旧型電気機関車置き換え用として設計された形式です。基本的な走行性能はEF64と同じで使用線区にあわせて雪対策などを施した関係で車体長が、オリジナル番台より大幅に長くなっています。車体側面の大きなフィルターに非対称のマド配置などが外観上の大きな特徴となっています。台車は、標準機EF81のDT138,139に山岳区間向けの機能が追加されたDT138A,139Aを採用しています。
VRM4データの特徴:1024号機をモデルにしています。屋上機器の相違など国鉄時代とJR時代の違いを再現しています。パンタグラフの昇降機能、ナンバープレートとメーカープレートの差し替え、車両入換標識対応。
国鉄モデルは、「北陸」ヘッドマークを装着可能(北陸以外も設定可能)。
▼ED75交流電気機関車
登場当時、技術的な仕様にばらつきのあった交流機関車の技術標準モデルとして開発された形式です。シリコン整流器の採用、粘着性能の向上など新しい機能を小型の車体にまとめています。台車には、車体と台車下部でリンクするための引張棒が設置され、粘着性能を向上させています。長く製造されたため、使用線区、製造時期により、外観に多くの違いがあります。
VRM4データの特徴:111号機をモデルにしています。屋上機器の相違など国鉄時代とJR時代の違いを再現しています。JR時代は、色調が変更された更新モデルもデータ化しました。パンタグラフの昇降機能、ナンバープレートとメーカープレートの差し替え、車両入換標識対応。
▼コンテナ
現代の鉄道輸送の主力であるコンテナです。第2号では、3200両以上製造され国鉄の貨物輸送を支えたコキ50000形式や、JRの高速貨物輸送を実現するコキ100系を収録しています。
コキ50000形式は、昭和46年から製造された形式です。新しい5tコンテナ(C20タイプ)を積載です。大型コンテナの積載対応(150000番台)、高速対応(250000番台、350000番台)があります。
コキ100、101形式は、4両1ユニットで使用します。海上コンテナに対応するため床面が1000ミリと低く設計されています。その後のJRコンテナの標準形がこの形式で確立しました。
コキ104形式は、複数車両ユニットでの使用から1両での単独使用ができるように変更されたタイプです。
コキ110形式は、コキ106形式をベースに新規格コンテナに対応した形式です。
コキ200形式は、コキ100系の設計思想をベースに大型コンテナ専用車両として製作された形式です。全長は15mとほかのコンテナ車と比較すると短くなっています。
VRM4データの特徴:ナンバープレートの差し替え、積載コンテナ選択。
積載するコンテナの種類(1つの車両データにはあらかじめ最大4種類のコンテナデータが組み込まれています。形式によっては、2つの車両データで6種類のコンテナを選択できるようになっています。)
国鉄モデルは、国鉄時代のコンテナ(C20形)を搭載できます。
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