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超高スペック&強力冷却でどんなゲームも快適な「ROG Phone 7」シリーズの実力をゲームで検証してみた【PR】
ゲーマー向けスマートフォンは,今や珍しい存在ではなくなったが,その草分けと言える存在が,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)の「ROG Phone」(アールオージーフォン)シリーズだ。2018年に登場した初代のROG Phone以来,単に高性能なだけでなく,ゲームプレイ時に役立つ機能や専用周辺機器を用意することで,「高性能+α」の価値を実現してきたのが,ROG Phoneシリーズの大きな特徴だった。
そんなシリーズの2023年モデルとなるのが,7月21日に発売となった「ROG Phone 7」と「ROG Phone 7 Ultimate」だ。
本稿では,ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの概要を紹介するとともに,ゲーマー向けスマートフォンとしてどのような魅力があるのかを検証してみたい。
ROG Phone 7のラインナップ
まずはROG Phone 7シリーズのラインナップと,主な仕様を確認していこう。
ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateは,どちらも約6.78インチサイズで,解像度1080×2448ドット,最大リフレッシュレート165Hzの有機ELディスプレイパネルと,Qualcomm製のハイエンド市場向けSoC(System-on-a-Chip)である「Snapdragon 8 Gen 2」を採用するスマートフォンだ。
ROG Phone 7 |
ROG Phone 7 Ultimate |
ディスプレイパネルとSoCは同じだが,メインメモリ容量や内蔵ストレージ容量が異なるほか,外観や冷却機能,付属品などに違いがある。
基本モデルであるROG Phone 7の場合,メインメモリ容量が12GB,内蔵ストレージ容量が256GBのモデルと,メインメモリ容量が16GB,内蔵ストレージ容量が512GBのモデルがラインナップされている。一方,上位製品であるROG Phone 7 Ultimateは,メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GBの1モデルのみだ。
各ラインナップの違いと税込のメーカー想定売価を箇条書きで示しておこう。
- ROG Phone 7:メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量256GB,12万9800円
- ROG Phone 7:メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GB,14万9800円
- ROG Phone 7 Ultimate:メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GB,17万9800円
メインメモリには,低消費電力とリード・ライト速度の速さを兼ね備えた「LPDDR5X」を採用しており,先代の「ROG Phone 6」が採用していた「LPDDR5」よりも33%高速であるという。
またストレージには,既存のハイエンドスマートフォンでよく使われていた「UFS 3.1」ではなく,2倍ほど高速な「UFS 4」対応のフラッシュメモリを採用。とくにゲームの起動やデータロードの高速化に威力を発揮するはずだ。
「搭載SoCやディスプレイが同じなら,わざわざ高いROG Phone 7 Ultimateを選ぶ必要はないのでは?」と思うかもしれない。ただ,ROG Phone 7 Ultimateは,外付けのROG Phone専用クーラー「AeroActive Cooler 7」が付属するという大きな違いがある。
それに加えて,付属クーラーの冷気を筐体内に流すための冷却機構「AeroActive Portal」を内蔵するという違いもある。さらに,スマートフォン内部で高温部の熱を拡散するのに使う「ベイパーチャンバー」も,AeroActive Portalに合わせたROG Phone 7 Ultimate専用版になっているとのこと。
簡単に言えば,ROG Phone 7 Ultimateのほうが強力な冷却機能を利用できるので,SoCに対して非常に高い負荷を与えるリッチなグラフィックスのゲームを,ROG Phone 7よりも長い時間,安定動作させられる可能性があるわけだ。
AeroActive Cooler 7は,国内では単体販売の予定がなく,ROG Phone 7で外付けクーラーを使いたければ,2022年に「ROG Phone 6」シリーズに合わせて登場した「AeroActive Cooler 6」を用意する必要がある。その点でも,ROG Phone 7 Ultimateにはアドバンテージがあると言えよう。
実際にROG Phone 7 UltimateとAeroActive Cooler 7の組み合わせで,どのくらい冷えるのかについては,後段で検証してみたい。
ROG Phone 7シリーズの主なスペックを表にまとめておこう。
メーカー | ASUSTeK Computer |
---|---|
OS | Android 13 |
ディスプレイパネル | 約6.78インチ有機EL, |
プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2」 ・CPUコア:Kryo(最大3.19GHz) ・GPUコア:Adreno 740 |
メインメモリ容量 | ROG Phone 7:12GB,16GB LPDDR5X ROG Phone 7 Ultimate:16GB LPDDR5X |
ストレージ | ROG Phone 7:256GB,512GB ROG Phone 7 Ultimate:512GB |
アウトカメラ | 3眼式 ・標準:約5000万画素 F値1.9 ・広角:約1300万画素 F値2.2 ・マクロ:500万画素 F値2.0 |
インカメラ | 約1200万画素 F値2.4 |
対応5Gバンド | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18 |
対応LTEバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20 |
対応3Gバンド | 1/2/4/5/6/8/19 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth対応 | Bluetooth v5.3 |
バッテリー容量 | 6000mAh(3000mAh |
待受時間 | 約413時間(LTE),約375時間(5G) |
連続通話時間 | 約3228分 |
USBポート | USB Type-C×2(USB 3.1 |
公称本体サイズ | 77(W)×173(D)×10.3(H)mm |
公称本体重量 | ROG Phone 7:約239g ROG Phone 7 Ultimate:約246g |
本体カラー | ROG Phone 7:ファントムブラック, ROG Phone 7 Ultimate:ストームホワイト |
ROG Phone 7 Ultimateの本体をチェック
それでは,まずROG Phone 7 Ultimate本体から見ていこう。
ROG Phone 7 Ultimateの外観は,大型という点を除けば,オーソドックスなスマートフォンの見た目で,パッと見は悪目立ちしにくい。ただ,背面にある小型の有機ELパネル「ROG Vision」は,アニメーションを表示できるので,手指でふさがっていなければ,それなりに目立つ。なお,本体カラーは白系の「Storm White」1色のみだ。
公称本体サイズは77(W)×173(D)×10.3(H)mmで,公称本体重量は約246gとなっている。
ROG Phone 7シリーズ共通の要素だが,本体前面に,フロントカメラやセンサーのための切り欠け――ノッチやパンチホール――がないことは,ゲーマー向けらしい特徴と言えよう。ゲーム画面をディスプレイ全体に表示しても,ノッチやパンチホールで邪魔されることがないのは,明確な利点だ。
インカメラやセンサー類,そして前面スピーカーは,ディスプレイ上下端の狭いベゼル内に詰め込まれている。
ROG Phoneシリーズで共通した特徴のひとつに,充電&データ通信用のUSB Type-Cポートを2つ備えていることがあげられよう。ROG Phone 7シリーズも,その点は継承しており,下側面と左側面にUSB Type-Cポートを備えている。とくにROG Phone 7 Ultimateの場合,左側面のUSB Type-Cポートは,付属の外付けクーラーを接続するのに使うので,外付けクーラーを取り付けた状態でも,下側面側のUSB Type-Cポートで充電できるのは利点だ。
右側面の端には,これもROG Phoneシリーズ歴代の特徴である超音波式タッチセンサー「AirTriggers」を備えている。AirTriggersは,ゲーム画面上にある仮想ボタンのタッチ操作やスワイプ操作を割り当てられるセンサーで,ゲームパッドのトリガーボタン的に扱えるものだ。FPSやアクションゲームでの攻撃や回避操作に割り当てると,プレイしやすくなるだろう。
背面上部にあるアウトカメラは,3眼式で,標準と広角,マクロと3種類のレンズを組み合わせている。標準カメラは,ソニー製の撮像センサー「IMX766」を採用しており,画素数は約5000万画素とのことだ。
ROG Phone 7の本体をチェック
続いては,ROG Phone 7の本体を見ていこう。
ディスプレイパネルが同サイズなので,公称本体サイズははROG Phone 7 Ultimateと同じ77(W)×173(D)×10.3(H)mmである。一方,公称本体重量はわずかに軽く,約239gだ。
背面における,ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの分かりやすい違いは,ROG Phone 7のほうは,アウトカメラとその周辺が半透明のプラスチックで覆われていて,内部が透けて見える点にある。基板が直接見えるわけではないのだが,なかなか面白い試みだ。
ちなみに,アウトカメラの仕様は,ROG Phone 7 Ultimateと同じである。
また,ROG Phone 7 Ultimateは,背面に小型有機ELパネルのROG Visionを備えているが,ROG Phone 7にそれはなく,代わりにROGのシンボルマーク型のLEDイルミネーションを備えるという違いもある。
ROG Phone 7には,AeroActive Cooler 7が付属しておらず,通風孔のAeroActive Portalも存在しない。とはいえ,下側面だけでなく左側面にもUSB Type-Cポート(およびAeroActive Cooler用の端子)を備える点に違いはなく,AeroActive Cooler 7/6を接続して使うことも可能だ。
余談だが,ROG Phone 7にプリインストールされているASUS製の統合設定ソフト「Armoury Crate」には,AeroActive Coolerシリーズの設定項目があり,AeroActive Cooler 7を接続すれば,関連する設定が有効になる。ただ,繰り返すようにAeroActive Cooler 7は単品売りの予定がなく,ROG Phone 7でASUS製の外付けクーラーを使うなら,AeroActive Cooler 6を選ぶ必要があることは覚えておこう。
ゲーマー向け機能がROG Phone 7の価値を高める
ROG Phone 7シリーズが搭載するSoCやメインメモリは,率直に言ってしまうと,2023年のハイエンドスマートフォンとしては,珍しいものではない。そのため,「別にゲーマー向けスマートフォンを買わなくても,スマートフォンでゲームをプレイするのに問題はない」と考える人は多いだろう。
とくに,大手メーカー製のハイエンドスマートフォンは,ゲーマー向けスマートフォンで登場した機能,たとえばゲームの録画・配信や,ゲームプレイ中の通知抑制,ゲームを起動したときに他のアプリを自動終了してメインメモリを確保するといった要素を取り込んできた。そのため,普通のハイエンドスマートフォンとゲーマー向けスマートフォンの差は,少なくなりつつあるのは確かだ。
それでもROG Phone 7には,一般消費者向けのハイエンドスマートフォンにはない特殊な機能がいくつかあり,それがゲーマー向けスマートフォンとしての価値を高めている。それが,「Armoury Crate」と「Game Genie」だ。
Armoury Crateは,ROG Phoneシリーズには必ずプリインストールされている統合設定ソフトで,ゲームに関わるスマートフォン側の機能を設定する窓口となるものだ。ほかにも,インストール済みのゲームを起動したり,ゲームに関する情報や動画を見るといった機能もある。AeroActive Cooler 7の基本的な設定も,ここで行う。
一方でGame Genieは,ゲームをプレイ中に行う設定や情報表示機能をまとめたもので,スマートフォンの画面左上端,または右上端から,画面中央に向かってスワイプさせることで,ゲーム画面上にオーバーレイ表示で設定画面が出てくるものだ。つまり,ゲームをプレイ中の設定はGame Genieで,ゲーム外での設定はArmoury Crateで,と覚えておけばいい。
ROG Phone 7シリーズを使っていて,「これは普通のハイエンドスマートフォンにはない利点だ」と強く感じたのは,仮想ボタンへの物理ボタン割り当て機能だ。
国内で人気のAndroidスマートフォン向けゲームは,ゲームパッドでの操作に対応しないものがほとんどだ。しかし,そうしたゲームでも,「ゲームパッドでプレイできれば楽なのに……」と思ったことのある人は多いだろう。それがROG Phone 7シリーズなら,AirTriggersやAeroActive Cooler 7の背面ボタン(以下,クーラーボタン),あるいはBluetooth接続やUSB接続のゲームパッドを使って,ゲームパッド非対応のゲームをプレイできるようになるのである(※すべてのゲームパッドの動作を保証するものではない)。
設定自体は,AirTriggers,クーラーボタン,ゲームパッドのどれも基本的に共通だ。
まずAirTriggersやクーラーボタンなら,ボタンを割り当てたいゲームを実行中にGame Genieを表示して,画面右下のほうにある「AirTriggers」のアイコンをタップする。ゲームパッドなら,ゲーム実行中に[OPTION]ボタンや「メニュー」ボタンを押すと,設定画面が表示される。あとは基本的に,機能を割り当てたいボタンを押したりスティックを操作したりすると,ゲーム画面上にそのボタンやスティック操作のアイコンが表示されるので,押したい仮想ボタンの上まで移動するだけでいい。
設定は,ゲーム別およびゲームパッド別に行われるので,AirTriggersとクーラーボタンで別々の操作を割り当てることが可能だ。
今回はAndroid版の「原神」でいろいろとテストしたが,とくにクーラーボタンへ適当な操作を割り当てると,プレイが楽になった。攻撃関係やダッシュ,ジャンプといった操作を,背面のクーラーボタンで操作するようにしたので,指が画面を隠すことがなく,連打も楽だ。移動やカメラの操作は,左右の親指で操作するので,カメラを操作しながら攻撃といった操作も簡単にできる。これはかなり快適である。
さらに,市販のBluetoothゲームパッドをROG Phone 7シリーズに接続して,Game Genieでボタンを割り当てると,PCやPlayStation 5/4でプレイしているのとほとんど変わらない感覚で,「原神」をプレイできる。ROG Phone 7は非常に性能が高いので,1〜2年前のハイエンドスマートフォンでは厳しかった最高画質で60fps設定でのプレイが可能だ。それをゲームパッドで操作できるのだから,快適なのも当然と言えよう。
Game Genieによる仮想ボタンへの物理ボタン割り当て機能は,ゲームを問わずに利用できる。市販のAndroid向けBluetoothゲームパッドで同種の機能を実現しているものもあるのだが,数は少なく,選択肢が限られる。その点,ROG Phone 7シリーズは端末側でゲームパッドと設定ソフトの面倒を見てくれるので,ユーザー側は好きなBluetoothゲームパッドを利用できるわけだ。
「ゲームパッドでプレイしたいゲームがあるのに,ゲーム側が対応してくれない……」という悩みを抱えているゲーマーなら,ROG Phone 7シリーズの利点がよく分かるのではないだろうか。
「PUBG MOBILE」でROG Phone 7シリーズの性能と冷却能力を検証
高いスペックとゲーマーにとって便利な機能を多数備えるROG Phone 7シリーズだが,実際のゲームをプレイしたときの快適さはどうだろうか。今回は,「PUBG MOBILE」を使い,ROG Phone 7シリーズ上でこれらを最高画質設定でプレイして,確認してみよう。「PUBG MOBILE」はスマートフォンゲームとしては処理負荷の高いゲームで,画質設定を最高にした状態で快適にプレイするには,相応に高性能なスマートフォンが必要となるので,端末の負荷テストにはうってつけだ。
「PUBG MOBILE」をプレイ中に,ROG Phone 7シリーズがどれくらいの熱を持つのかを,スマートフォンに接続して撮影できる赤外線カメラ「FLIR One」を使って調べてみた。ゲームを実行中は,Armoury Crateを使って,最大性能を発揮できる代わりに発熱とバッテリー消費量が増える「Xモード」に端末の動作モードを設定している。計測時の室温は約25℃だ。プレイは常に両手に持って行い,背面の熱画像で比較する。
次の画像は,テスト開始前でまだ端末が発熱し始めていない状態の背面だ。これを基準として,どれくらい熱を持つのかを見ていくとしよう。画像の色が白に近いほど高温で,暗い色になるほど低温であることを示す。
続いて,「PUBG MOBILE」でテストプレイを30分間連続で行う。
今回のテストでは,戦闘画面でのグラフィックス設定で,「クオリティ」を選択可能な最大品質である「FHD」にしたほか,フレーム設定は「ウルトラ」,アンチエイリアスは「4x」,「グラフィックの自動調整」は「無効」にして最大の負荷をかけてみた。
この状態でも,プレイ中はほぼ40fps前後をキープし続け,驚くほどスムーズに動作するのだから大したもの。もう少しグラフィックス設定を下げたほうが快適になるだろうが,今回は発熱の検証も兼ねているので,この高負荷状態でテストプレイを行う。
ROG Phone 7で,最高画質設定の「PUBG MOBILE」を30分間プレイしたあとの背面温度を計測したのが次の画像だ。なお,テストプレイは訓練場内の「音声訓練」→「銃声」で行った。
最も高温の部分が約31℃弱,指が触れている部分は29℃弱なので,体感でも「温かくなったな」程度にしか感じない。ROG Phone 7 Ultimateの発熱の少なさや,消費電力あたりの性能の高さがうがかえるというものだ。
次に,ROG Phone 7 Ultimateの本体のみで「PUBG MOBILE」を30分間プレイするとどうなるだろう。
こちらも高温部は31℃弱で,ほぼROG Phone 7と同じだ。
ここでさらに,ROG Phone 7 UltimateにAeroActive Cooler 7を組み合わせて,同じ条件でテストしてみよう。AeroActive Cooler 7が付いた状態と,そのすぐあとに外した状態を熱画像で見ることにより,AeroActive Cooler 7によって,背面の温度がどのくらい下がったのかを確認しようという意図だ。AeroActive Cooler 7の動作モードは,ペルチェ素子による冷却と冷却ファンを組み合わせたモード「フロスティ」に設定している
AeroActive Cooler 7を付けた状態で「PUBG MOBILE」を30分間プレイした背面の熱画像は,次のとおり。
AeroActive Cooler 7の隙間から見えている高温部でも26℃前後で,手で持つ部分と温度はほとんど変わらない。ここでAeroActive Cooler 7を外した背面はどうなっているだろうか。
高温部でも26℃半ばで,AeroActive Cooler 7なしの状態よりも4℃ほど低い。ROG Phone 7 UltimateとAeroActive Cooler 7の組み合わせの冷却効果は明らかだ。もちろん,AeroActive Cooler 7なしでも,決して「熱を持ちすぎて快適にプレイできない」とか,「発熱が大きすぎて処理性能が落ちる」といったことはないだろうが,ROG Phone 7 UltimateとAeroActive Cooler 7であれば,余裕を持って対応できるのは間違いない。
高度なグラフィックスのスマートフォンゲームでも余裕のROG Phone 7シリーズ
長くなったが,まとめに入ろう。ROG Phone 7シリーズは,単に高いスペックを備えるだけでなく,ゲームプレイに役立つ機能を備えたスマートフォンである。とくに,追加ボタンとして使えるAirTriggersや,AeroActive Cooler 7の背面ボタン,そしてゲームパッド非対応のゲームをゲームパッドでプレイできるようにする独自機能は,「画面のタッチだけではプレイしにくいな」と感じるゲームでも,携帯ゲーム機感覚でプレイしやすくできるのは,ゲーマーにとって見逃せないポイントであろう。
ROG Phone 7だけでも高性能で,処理負荷の高いゲームでもボディが熱くなりすぎることもなくプレイできるのは間違いない。だが,ROG Phone 7 UltimateとAeroActive Cooler 7の組み合わせは,処理負荷がかかっていない状態と同じくらいの低温に,スマートフォン本体の温度を保つことができる。つまり,今後登場するであろう,さらに高度なグラフィックスを用いたゲームでも,ROG Phone 7 Ultimateであれば,余裕で対応できるわけだ。
ハイエンドのゲーマー向けスマートフォンは,相応に高価な製品ではあるが,ROG Phone 7シリーズくらい高性能であれば,2〜3年と言わず,比較的長い間,先端的なスマートフォンゲームを快適にプレイし続けられられるだろう。そう考えれば,決して高い買い物にはならないはずだ。ゲームを快適にプレイできるスマートフォンを選ぶなら,真っ先に候補に挙げるべき製品が,ROG Phone 7シリーズである。
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ASUSのROG Phone 7 Ultimate製品情報ページ
ASUSのROG Phone 7製品情報ページ
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